労働・雇用の事例紹介 | 山里 翔弁護士 新麹町法律事務所

取扱事例1

• 未払い残業代請求

【労働者側】タイムカードなど労働時間を示す資料の提出を拒む会社から残業代を回収した事例

【相談前】
残業代を全く支給しない会社を退職した依頼者様から残業代請求のご相談を受けました。

【相談後】
受任後、会社に通知書を送り、残業代算定の基礎となるタイムカードなどの資料を開示するよう求めましたが、会社側はそれに応じないまま、残業代の支払にも応じないという不誠実な対応に終始しました。
そこで、早急な残業代の支払を求めて訴訟を提起。訴訟の中で、会社側の不誠実な対応を追及し、裁判所からも会社側に対して勤怠状況を確認できる資料を提出するよう促してもらった結果、ようやく資料が開示されました。
それをもとに正確な残業代を算定し、無事、和解が成立。
きちんと残業代を回収することができました。

取扱事例2

• 労災の損害賠償請求

【使用者側】労災事故について、労働者側の過失を裏付ける証拠を固め、請求金額を大幅に減額させた事例

【相談前】
機械の部品製造工場にて、従業員が機械作業中に怪我をしてしまったことから、当該従業員から会社に対し、労災の損害賠償請求訴訟を提起されていました。

【相談後】
会社の担当者が当該従業員に対し、きちんと機械の操作方法について教えていたこと、ところが、当該従業員が教えられた事項を守らなかったために事故が発生したことなど、労働者側の過失を裏付ける主張立証を行いました。
その際、何度も現地へ足を運び、実際の作業工程を録画して裁判所に提出するなど、分かりやすい主張立証を心掛けました。
結果的に、請求金額を大幅に減額した形で和解を成立させることができました。