奧村 裕子弁護士のアイコン画像
おくむら ゆうこ
奧村 裕子弁護士
かまがや総合法律事務所
新鎌ヶ谷駅
千葉県鎌ヶ谷市新鎌ヶ谷4-8-1 平安ビル302

インタビュー | 奧村 裕子弁護士 かまがや総合法律事務所

離婚を決断し、前向きに生きる女性を応援。モラハラやDVに悩み、挫折の先に見出した希望とは

同じ女性として、2児の母としてーー。
女性の離婚相談に力を注いでいる、かまがや総合法律事務所の奧村 裕子(おくむら ゆうこ)弁護士。
離婚という人生の一大事を前に、思い悩む女性たちの心に寄り添い、その決断を全力でサポートしています。
「自分のしあわせは、自分でしかつくれない」「一人ひとり自分らしく輝く場所、輝ける人生が絶対にある」。
モラハラやDV、育児への葛藤。
かつての自身の境遇と重ね合わせるかのように、依頼者を献身的に支える活動ぶりに迫ります。

01 原点とキャリア

きっかけは、祖母の死と医療過誤。35歳を過ぎて司法試験に合格

ーーはじめに、弁護士を目指したきっかけを教えてください。

きっかけは高校3年のとき、祖母が病院で亡くなったことでした。
両親は医療過誤を疑ったんですが、当時は今のように弁護士をネットで気軽に検索できませんでしたし、そもそも弁護士は敷居が高い印象がありました。
結局相談できずに時間だけが過ぎ、私自身も何もアドバイスをすることができず、悔しい思いをしたんです。

法律を知っていれば、何か役に立てたのではないか。
そして、同じように困っている人たちが気軽に相談できる弁護士になりたい。
それを機に、そんな思いが湧き上がってきたんです。

ただ、実際に弁護士になったのは35歳を過ぎてから。
何度も心が折れ、とても長い道のりでした。


ーーその道のりや過程で何があったんですか?

すべての始まりは、大学時代の出来事でした。
ある理由から、大学を辞めざるを得なくなってしまったんです。
精神的なショックが大きく、ひどいときは「私なんて生きている意味がない」と絶望感に苛まれました。

それでも、なんとか生活していくために外資系金融機関の法務部に派遣社員として入社。
そのうちに、弁護士への思いが再燃してきたんです。
その後働きながら大学の通信教育課程を卒業し、ロースクールを経て司法試験に合格しました。

02 得意分野と強み

女性の離婚相談に集中。モラハラ被害を経験、2児の母として心に寄り添う

ーー現在、重点的に扱っている事件を教えていただけますか?

離婚・男女問題です。
女性の新たな一歩を支えるご相談に力を入れています。

弁護士になって以来、それこそ医療過誤を含め、交通事故や相続などさまざまな事件を担当してきました。
そんな中で、私には何かできるのか、どんなことでお役に立てるのか。
考え抜いた先にあったのが、離婚やお子さまの問題で悩む女性たちの心に寄り添うことだったんです。


ーーぜひその理由を詳しくうかがいたいです。

まずは、私が同じ女性であること。
また、昔交際していた男性からのモラハラやDVに悩んだ過去があること。
さらに、2人の子どもを出産した母親であること。

そうした人生経験と実体験があるからこそ、困ってご相談にいらっしゃる女性たちの気持ちに寄り添い、力になれると考えました。

また、そもそも相談すらできずに、一人で悩みを抱え込んでいる方も少なくないはずです。
実際、私もモラハラを受けていた当時は自分が悪いんだ、相談することで可哀そうな人と見られたくない,自分を守るために何もなかったかのように振舞っていました。,
ですから、一歩踏み出せずに苦しんでいる方々のお気持ちもよくわかるんです。


ーー実際、そんな女性たちからの相談を数多く受けてこられたんですか?

はい、年代は小さなお子さまを抱えた30代〜50代を中心に幅広く、離婚理由も多岐にわたります。

中でも、モラハラを理由に離婚を検討される方が多い印象があります。
「夫が家事をまったく手伝ってくれない」「行動を監視、制限されている」。
そんな状況に耐えられず、離婚を考えたり、決断されたりする方が大勢いらっしゃいます。

ほかにもDV、妊娠中の夫の浮気、子供が大きくなるまで我慢していたいわゆる熟年離婚も少なくありません。

03 事件解決のスタンス

対話による円満解決を重視、子どもの利益も追求。再婚の報告や出産祝いも

ーー離婚事件を扱ううえで、心がけていることなどはありますか?

ひとつは、できる限り夫婦間の対立を避け、円満に解決することです。
そのために、依頼者さまはもちろん、相手方の夫の思いや事情にも目を向けるようにしています。

お互いに憎しみや怒りを抱えたまま離婚するのではなく、できる限り歩み寄り、納得し、それぞれの人生を心置きなく歩めるようにーー。
どうしてもそれが難しいケースがあるのも事実ですが、そんな思いで一つひとつの事件に向き合っています。


ーー夫婦の間に子どもがいるときはいかがですか?

その場合は、お子さまの利益や成長を第一に考えなければなりません。

親権は母親側にわたるケースが多いですが、お子さまにとって父親は唯一無二の存在です。
離婚後も親子交流を含め、父子の関係を良好に保てるならそれが理想的ですし、そうであれば養育費を滞りなく払ってもらえる可能性も高まります。

その養育費を請求するにしても、単に感情に任せて要求するのではなく、相手に理解が得られるよう背景事情も踏まえて言葉を選ぶようにしています。
そういった伝え方ひとつで、相手が受け取る印象は大きく変わると思っています。

そんな風に、私は対話による円満解決にこだわっているんです。


ーー依頼者にも丁寧に相談に乗っていらっしゃる姿が目に浮かびます。

私はお金を含めた勝ち負けだけでなく、依頼者さまの心の納得感も大事だといつも思っています。

そのために、過去に対話に関する「コーチング」について学び、資格を取りました。
日々の法律相談でも、それを取り入れながら依頼者さまのお話を聞くようにしています。

離婚に向けた交渉や調停の過程で、ひどく不安に襲われたり、深く傷ついたりすることもあるはずです。
そうした精神的な不安を取り除くサポートも心がけているんです。

そのおかげか、以前の依頼者さまが離婚後しばらく経ってから、再婚の報告をしてくださるケースが何度もありました。


ーー契約上は「弁護士と依頼者」という関係が解消したにもかかわらず、ですか?

そうなんです。
そのうちのひとりは、以前夫の浮気が発覚したものの、お子さまが小さいからと離婚をずっと我慢されていた方でした。
ただ、お子さまの大学入学を前に今後の人生を見つめ直し、離婚をご決断されたんです。

04 依頼者への思い

どんな人にも「自分らしく輝く場所、輝ける人生が絶対にあるはず」

ーー先ほどの再婚の報告は、本当にありがたいことですね。

何よりも、前向きに一歩を踏み出す姿に、感動せずにはいられませんでした。

「子どものために」と自分の気持ちを押し殺したり、世間体を気にして離婚を我慢したりする方は大勢いらっしゃるはずです。
いまだに離婚=不幸とのイメージがつきまといがちですが、決してそんなことはありません。
離婚は、この先どんな人生を歩みたいのか、本当にやりたかったことは何なのか。
「私はこう生きていく」という決意表明だと思っています。

最近つくづく思うのは、自分の幸せは自分でしかつくれないということです。


ーー物差しを「他人軸」ではなく、「自分軸」に寄せてほしいと。

もちろん、決して簡単なことだとは思っていません。
思えば、私自身も劣等感に悩んだ時期がありました。

ようやく司法試験に受かって弁護士になれたと思ったら、周りには若くて優秀な人たちがたくさんいましてね。
また、それもあって出産前後もなるべく仕事を休まず働いたんですが、果たして子どもへの愛情は足りているのかという罪悪感もありました。

ただ、子どもたちは保育園や祖父母をはじめ、いろんな大人たちから愛情をかけられ、すくすく育ってくれています。
私自身も四六時中一緒に過ごせない分、休日は目一杯、公園などで遊んでいます。今はそんな風に思える私も一時期子供と一緒に遊ぶことがしんどい時期がありました。少しずつ自分の好きなことを再開してみると、不思議なことが起きました。自分の心が満たされるようになると、子どもと過ごす時間も心から楽しめるようになったのです。自分を満たす時間は、子どもから何かを奪う時間ではなく、子どもにもっと豊かな愛情を届けるための大切な時間なのだと思いました。



ーーでは、もうすっかり劣等感や罪悪感から解放されたんでしょうか?

他人と比べても意味がないとわかりました。

離婚でお悩みの女性たちにも、周囲や世間の評価など気にせず、自らの意思で人生の選択をしていただきたいですね。
一人ひとり、自分らしく輝く場所、輝ける人生が絶対にあるはずですから。
私がそのご決断を全力で応援し、実現に向けて一人一人サポートします。

もちろん、今すぐに結論を出すのは難しいかもしれませんが、ご相談いただくことで選択肢や視野が広がるはずです。
本当に離婚すべきかどうかを含め、どんなことでも遠慮せず、気軽にご相談ください。
電話で面談予約
050-7587-0291
受付中

※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。