インタビュー | 谷井 光弁護士 葛飾総合法律事務所

ーー司法試験を目指すと決めたのが、大学4年の春だったそうですね。

そもそも経営学部でしたので、大学3年までは弁護士という選択肢は全く考えていませんでした。
就活がはじまるくらいになって、なにか武器になればという感覚で、宅建の資格にチャレンジ。
3ヶ月の勉強で合格でき、その時に法律科目もあったので、少し興味を持ったんです。

そこで宅建に合格した勢いで、思い切って最難関といわれる司法試験を目指すことにしました。


ーー急展開ですね。大変だったんじゃないですか。

もちろん大変でした。私は法学部出身ではなかったため、法科大学院に入学後は、思ったような成績がとれず、悩みました。
そこで、上手くいかない原因を分析し、勉強方法を見直して勉強プランを作成しました。
そのプランをやり抜いた結果、成績上位で卒業し、司法試験も無事一発でクリアできました。


ーー設定した目標を達成するための分析力、やり抜く力はそのまま弁護活動に活かせますね。

何事もうまくいかないことには必ず原因があるんです。
リカバリーするために何より重要なのは、問題点を分析し、原因を追求すること。
やみくもに解決しようとしても施策が空回りし、上滑りしかねません。
問題点を分析することで、どうすればうまくいくのかも見えてくるんです。

ですから私は、依頼者の方にじっくりとお話を聞いたうえで、問題の「本質」が何なのかを見極めるように心がけています。

ーー弁護士としてこだわっていることを教えてください。

コミュニケーションを徹底し、事案の解決はもちろんのこと、その過程にもこだわることです。
事案の性質によっては、誰がやっても結果は同じというものもあります。
ただ、結果が同じになるにしても、依頼者の方にとっての事件への負担や不安感、事件解決への納得感は、弁護士の対応次第で大きく変わると思うんです。
だからこそ私は、解決に至るまでのプロセスも大事にしたいと。


ーー具体的にはどのようなことですか。

話しやすい雰囲気作りとか、連絡や回答はこまめに迅速にするとか、法律用語はできるだけ使わずわかりやすく丁寧に説明するとか。
依頼者はその不安の解消を求めて弁護士に依頼するわけですから、不安材料は絶対に与えない、それが信頼関係の構築にとても大切だと考えています。
私は依頼者に寄り添って、親身になって一緒に解決を目指し、ともに喜びを分かち合いたいんです。

ーー葛飾総合法律事務所に入所したきっかけを教えてください。

「事案の解決だけでなく、その過程にもこだわること」が実現でき、依頼者の方や地域から「頼られる存在」になることができると思ったからです。

実際に、代表は葛飾区の区民相談や社会福祉協議会の法律相談も担当するなど、まさに「頼られる存在」を体現していました。


ーー事務所の取扱分野は多岐にわたるとのことですが、具体的に挙げていただいてもいいですか？

個人案件では、離婚・男女問題や相続、交通事故、債務整理、刑事事件などです。
また、企業にも関わることであれば、顧問業務に加えて労働事件や債権回収、不動産問題なども幅広く扱っています。

また葛飾区を中心に、足立区や台東区、また埼玉県三郷市や千葉県松戸市などから訪ねてくださる方もたくさんいらっしゃいます。

私もここから実績を重ね、遠方の方からも「谷井先生に弁護をお願いしたい」と指名してもらえる弁護士になりたいですね。
弁護活動をする際には、問題を徹底的に「分析」し、依頼者さまのために「やり抜く」覚悟があります。
どうかお気軽にご相談ください。