わたなべ しげゆき
渡部 鎮行弁護士
松阪みらい法律事務所
松阪駅
三重県松阪市京町一区7-1 S.IビルVI501
インタビュー | 渡部 鎮行弁護士 松阪みらい法律事務所
キャリア約15年、交通事故に強い松阪の代表弁護士。車両積荷損害の勝訴判決が裁判例集に掲載
生まれ故郷の三重に戻り、松阪市で約15年、地域住民に寄り添い続ける弁護士がいます。
松阪みらい法律事務所の代表・渡部 鎮行(わたなべ しげゆき)弁護士です。
とくに交通事故に強く、新人時代に担当した事件が裁判例集に掲載されたこともあります。
さらに、子の引き渡しや親権などをめぐり、父親側で勝訴判決を手にしたことも。
数々の解決実績とともに、弁護士としての原点、悩める依頼者や事務所名の「みらい」に込めた思いなどをお聞きしました。
松阪みらい法律事務所の代表・渡部 鎮行(わたなべ しげゆき)弁護士です。
とくに交通事故に強く、新人時代に担当した事件が裁判例集に掲載されたこともあります。
さらに、子の引き渡しや親権などをめぐり、父親側で勝訴判決を手にしたことも。
数々の解決実績とともに、弁護士としての原点、悩める依頼者や事務所名の「みらい」に込めた思いなどをお聞きしました。
01 これまでの活動歴
キャリア約15年、一貫して松阪市で活動。独立し、コロナ禍を乗り越えた今
ーー弁護士になって約15年(2026年6月現在)、ずっと三重県で活動されていますね。
私は三重県いなべ市の出身です。
高校は大阪、大学は東京と各地を転々としましたが、また戻ってきて津市内の法律事務所に就職しました。
生まれ故郷である三重県で活動させていただくことが、かねてからの念願だったからです。
入所後、主に三重県の中南勢・伊賀・東紀州地域で生じた案件を担当し、民事から家事、刑事事件まで、分野を問わずさまざまな事件に携わりました。
ーーその約7年後、そのまま松阪で独立し、現事務所を立ち上げられたと。
長く暮らす中で生活の基盤もできましたし、おかげさまで人脈も広がりました。
引き続き地域の方々のお役に立てるようにと、松阪駅前にオフィスを構えることにしました。
独立して約7年。
経営としてはコロナ禍以降に厳しい局面を迎えた時期もありましたが、中南勢や伊賀、東紀州を中心に多くの依頼者さまに恵まれました。
これまで私を頼っていただいた方々には、本当に感謝しかありません。
私は三重県いなべ市の出身です。
高校は大阪、大学は東京と各地を転々としましたが、また戻ってきて津市内の法律事務所に就職しました。
生まれ故郷である三重県で活動させていただくことが、かねてからの念願だったからです。
入所後、主に三重県の中南勢・伊賀・東紀州地域で生じた案件を担当し、民事から家事、刑事事件まで、分野を問わずさまざまな事件に携わりました。
ーーその約7年後、そのまま松阪で独立し、現事務所を立ち上げられたと。
長く暮らす中で生活の基盤もできましたし、おかげさまで人脈も広がりました。
引き続き地域の方々のお役に立てるようにと、松阪駅前にオフィスを構えることにしました。
独立して約7年。
経営としてはコロナ禍以降に厳しい局面を迎えた時期もありましたが、中南勢や伊賀、東紀州を中心に多くの依頼者さまに恵まれました。
これまで私を頼っていただいた方々には、本当に感謝しかありません。
02 得意分野と実績①
交通事故に強く、車両積荷損害の裁判で勝訴。業界の判例集に掲載
ーー現在、メインに扱っている分野や事件をお聞かせください。
交通事故、離婚・男女問題、遺産相続を軸に、ほかにも不動産や債務整理、中小企業法務などに力を入れています。
中でも最も多いのが交通事故で、それに離婚などの家事事件が続くかたちです。
交通事故については、被害者の方々を全面的にサポートさせていただいています。
私の強みのひとつは、加害者側の保険会社との交渉を被害者のために進められるところにあります。
以前の事務所で保険会社の代理人を数多く務めていたため、保険会社の事情や考え方が予想できるからです。
ーー実際にどんな事件を担当されてきたのか。過去の解決事例を教えていただけますか?
ひとつは、重要な裁判例が掲載される『交通事故民事裁判例集』に載った事件です。
依頼者は、仕事で大型貨物自動車を運転していた方でした。
大型貨物自動車で片側1車線の道路を走行していたところ、対向車線を走っていた運送会社の普通貨物自動車が道路のセンターラインをオーバーしてきたため、依頼者の大型貨物自動車と正面衝突し、依頼者の大型貨物自動車も損壊しました。
さらに、衝突による衝撃で大型貨物自動車の荷台に積載された積荷にも影響が及んだため、納品先から積荷の引き取りを拒否されてしまいました。
ーーそこまで影響が広がるとは…深刻な事態だったことが目に浮かびます。
ですから、大切な“商品”であるその積荷と、大型貨物自動車の修理費などを求めて徹底的に争うことにしました。
紆余曲折を経て、舞台は裁判へ。
そして、判決では、主たる争点であった大型貨物自動車の修理費用と積荷損害について、依頼者の主張がほぼ全面的に認められる結果になりました。
そのため、依頼者にとっても十分に満足のいく内容であり、判決では請求額の約9割を勝ち取ることができました。
勝因は、過去の裁判例を調べるなどして、しっかり立証できたことでした。
納品先の会社にも協力を求め、損害について詳しく説明してもらったことも決め手になったと思います。
ちなみに、これは私が新人時代に担当した裁判でした。
関係者の尋問など、緊張やプレッシャーはありましたが、判決で結果を勝ちとっただけでなく、後日、交通事故民事裁判例集に掲載されたと聞いたときは素直にうれしかったですね。
ーー駆け出しの頃に、いきなり重要な裁判を任されたんですね。
同じく交通事故の裁判では、ほかにも印象に残っているものがあります。
わずか1年の間に、不運にも3回も立て続けに事故に遭ってしまった方がいらっしゃったんです。
当然、ケガの治療もかなり長引き、大変つらい思いをされておられました。
その後、私が3件の交通事故を受任して交渉を進めましたが示談まで至らず、結局、裁判になりました。
3件の交通事故の加害者側から、それぞれの事故の損害だけで考えるべきと主張されましたが。
しかし、被害者である依頼者の主張として、私は、先発の事故の治療期間中に後続の事故が発生したため治療期間が長引いた経緯から3件の事故による損害は関連しており一体的に扱うべきと主張しました。
3件のうち1件の保険会社だけ裁判所からの和解案を受け入れませんでしたので和解することはできず判決になりました。
その後の判決では、結論として依頼者の主張がほぼ認められて確定したため、依頼者にとっても十分納得のいく賠償金を受け取ることができました。
交通事故、離婚・男女問題、遺産相続を軸に、ほかにも不動産や債務整理、中小企業法務などに力を入れています。
中でも最も多いのが交通事故で、それに離婚などの家事事件が続くかたちです。
交通事故については、被害者の方々を全面的にサポートさせていただいています。
私の強みのひとつは、加害者側の保険会社との交渉を被害者のために進められるところにあります。
以前の事務所で保険会社の代理人を数多く務めていたため、保険会社の事情や考え方が予想できるからです。
ーー実際にどんな事件を担当されてきたのか。過去の解決事例を教えていただけますか?
ひとつは、重要な裁判例が掲載される『交通事故民事裁判例集』に載った事件です。
依頼者は、仕事で大型貨物自動車を運転していた方でした。
大型貨物自動車で片側1車線の道路を走行していたところ、対向車線を走っていた運送会社の普通貨物自動車が道路のセンターラインをオーバーしてきたため、依頼者の大型貨物自動車と正面衝突し、依頼者の大型貨物自動車も損壊しました。
さらに、衝突による衝撃で大型貨物自動車の荷台に積載された積荷にも影響が及んだため、納品先から積荷の引き取りを拒否されてしまいました。
ーーそこまで影響が広がるとは…深刻な事態だったことが目に浮かびます。
ですから、大切な“商品”であるその積荷と、大型貨物自動車の修理費などを求めて徹底的に争うことにしました。
紆余曲折を経て、舞台は裁判へ。
そして、判決では、主たる争点であった大型貨物自動車の修理費用と積荷損害について、依頼者の主張がほぼ全面的に認められる結果になりました。
そのため、依頼者にとっても十分に満足のいく内容であり、判決では請求額の約9割を勝ち取ることができました。
勝因は、過去の裁判例を調べるなどして、しっかり立証できたことでした。
納品先の会社にも協力を求め、損害について詳しく説明してもらったことも決め手になったと思います。
ちなみに、これは私が新人時代に担当した裁判でした。
関係者の尋問など、緊張やプレッシャーはありましたが、判決で結果を勝ちとっただけでなく、後日、交通事故民事裁判例集に掲載されたと聞いたときは素直にうれしかったですね。
ーー駆け出しの頃に、いきなり重要な裁判を任されたんですね。
同じく交通事故の裁判では、ほかにも印象に残っているものがあります。
わずか1年の間に、不運にも3回も立て続けに事故に遭ってしまった方がいらっしゃったんです。
当然、ケガの治療もかなり長引き、大変つらい思いをされておられました。
その後、私が3件の交通事故を受任して交渉を進めましたが示談まで至らず、結局、裁判になりました。
3件の交通事故の加害者側から、それぞれの事故の損害だけで考えるべきと主張されましたが。
しかし、被害者である依頼者の主張として、私は、先発の事故の治療期間中に後続の事故が発生したため治療期間が長引いた経緯から3件の事故による損害は関連しており一体的に扱うべきと主張しました。
3件のうち1件の保険会社だけ裁判所からの和解案を受け入れませんでしたので和解することはできず判決になりました。
その後の判決では、結論として依頼者の主張がほぼ認められて確定したため、依頼者にとっても十分納得のいく賠償金を受け取ることができました。
03 得意分野と実績②
父親側で子の引き渡し、監護権を争い勝訴。父子の元気な姿を見て安堵
ーー離婚をはじめとする家事事件についても、印象深い事件があれば教えてください。
たとえば、子の引き渡しや親権をめぐって争った事件です。
奥さまが突然、小さなお子さまを連れて家出し、実家に帰ってしまったーー。
ご主人から、そんなSOSをお寄せいただいたときのことです。
途中で予期せぬ事態に直面しながらも、家裁の審判、即時抗告でも結果を勝ちとり、ご主人はお子さまと一緒に暮らせることになった事件でした。
ーー子どもをめぐる争いは、父親側が厳しい闘いを強いられるケースが多いと聞きます。
子どもの親権は、特に子どもが幼い場合は母親側にわたるケースが多いのが現実で、このときも劣勢を覚悟しての闘いでした。
ただ、詳細は伏せますが、このケースではいくつか例外的な事情があったんです。
それを踏まえ、裁判官だけでなく、審判に大きな影響を及ぼす報告書を作成する家庭裁判所調査官にお子さまにとって、依頼者である父親と暮らすほうが安全で利益になるはずだと、根気強く主張しました。
それが功を奏し、家裁の審判では勝訴。
その後、奥さま側は納得できずに高裁への即時抗告されただけでなく、最高裁まで徹底抗戦されましたが、裁判所の結論は変わりませんでした。
その後、離婚が成立するまで、約1年に及んだ長丁場の争いでもありました。
ーーそれだけ長期間に及ぶと、依頼者も疲弊するはずです。どうサポートされたんですか?
不安なお気持ちにさせないよう、事件の進捗をこまめに共有したり、少しでも前向きになれるような言葉をかけたりしていましたね。
審判が確定したときは重圧から解放され、ホッと一安心されていました。
終わってからしばらく経った後、たまたまお子さまを連れた依頼者さまとお会いする機会があったんですが、元気そうだったので私も安心しました。
ーーほかに強調しておきたい分野や事件はありますか?
不動産に関するご相談も多くいただいています。
賃料滞納、建物明け渡し、立退料など主に賃貸借をめぐるトラブルです。
また、土地の境界問題も経験してきました。
そのひとつに、隣人同士で争った裁判がありました。
被告の代理人を務め、原告の主張を否認する証拠を突きつけるなどして跳ね返し、勝訴判決を獲得できたんです。
ほかに相続や債務整理なども幅広く扱っていますので、困ったことがあれば遠慮せずご相談いただきたいですね。
たとえば、子の引き渡しや親権をめぐって争った事件です。
奥さまが突然、小さなお子さまを連れて家出し、実家に帰ってしまったーー。
ご主人から、そんなSOSをお寄せいただいたときのことです。
途中で予期せぬ事態に直面しながらも、家裁の審判、即時抗告でも結果を勝ちとり、ご主人はお子さまと一緒に暮らせることになった事件でした。
ーー子どもをめぐる争いは、父親側が厳しい闘いを強いられるケースが多いと聞きます。
子どもの親権は、特に子どもが幼い場合は母親側にわたるケースが多いのが現実で、このときも劣勢を覚悟しての闘いでした。
ただ、詳細は伏せますが、このケースではいくつか例外的な事情があったんです。
それを踏まえ、裁判官だけでなく、審判に大きな影響を及ぼす報告書を作成する家庭裁判所調査官にお子さまにとって、依頼者である父親と暮らすほうが安全で利益になるはずだと、根気強く主張しました。
それが功を奏し、家裁の審判では勝訴。
その後、奥さま側は納得できずに高裁への即時抗告されただけでなく、最高裁まで徹底抗戦されましたが、裁判所の結論は変わりませんでした。
その後、離婚が成立するまで、約1年に及んだ長丁場の争いでもありました。
ーーそれだけ長期間に及ぶと、依頼者も疲弊するはずです。どうサポートされたんですか?
不安なお気持ちにさせないよう、事件の進捗をこまめに共有したり、少しでも前向きになれるような言葉をかけたりしていましたね。
審判が確定したときは重圧から解放され、ホッと一安心されていました。
終わってからしばらく経った後、たまたまお子さまを連れた依頼者さまとお会いする機会があったんですが、元気そうだったので私も安心しました。
ーーほかに強調しておきたい分野や事件はありますか?
不動産に関するご相談も多くいただいています。
賃料滞納、建物明け渡し、立退料など主に賃貸借をめぐるトラブルです。
また、土地の境界問題も経験してきました。
そのひとつに、隣人同士で争った裁判がありました。
被告の代理人を務め、原告の主張を否認する証拠を突きつけるなどして跳ね返し、勝訴判決を獲得できたんです。
ほかに相続や債務整理なども幅広く扱っていますので、困ったことがあれば遠慮せずご相談いただきたいですね。
04 原点と信念
今はつらくても、明るい「みらい」が待っているーー。事務所名に込めた思い
ーー弁護士として大切にされていること、信念などがあればお聞かせください。
悩みを抱えている方々にとって、法律トラブルを抱えている間は精神的な負担が重くのしかかり、心が晴れない状態が続くはずです。
そんなモヤモヤした日々に終止符を打ち、区切りをつけて前向きに次の一歩を踏み出していただきたいーー。
いつもそう考えながら活動していますし、そんな思いを込めて事務所名に「みらい」という言葉を掲げたんです。
ーー背中を押してくれるような、明るい響きのいい言葉ですね。
そもそも、なぜ私は弁護士になろうと思ったのか。
大きな理由のひとつが、親が借金を抱え、苦労した過去があるからなんです。
借金の詳細については、私は全く知らずにあとから聞きましたが、それでも奨学金を借りて大学に進学することができました。
その後、司法試験に合格するまでに何年も費やし、その間は非正規の仕事で食いつなぐもどかしい日々を過ごしました。
それでも今、こうして弁護士として活動することができています。
たとえ今はつらくても、乗り越えた先にきっと明るい未来があるはずです。
先が見えずに不安な思いをされている方々には、ぜひそうお伝えしたいですね。
当事務所では、私が、受任してから最後まで対応させていただいています。
顔の見える関係を大事にしているので、ぜひ安心して頼っていただけるとうれしいですね。
悩みを抱えている方々にとって、法律トラブルを抱えている間は精神的な負担が重くのしかかり、心が晴れない状態が続くはずです。
そんなモヤモヤした日々に終止符を打ち、区切りをつけて前向きに次の一歩を踏み出していただきたいーー。
いつもそう考えながら活動していますし、そんな思いを込めて事務所名に「みらい」という言葉を掲げたんです。
ーー背中を押してくれるような、明るい響きのいい言葉ですね。
そもそも、なぜ私は弁護士になろうと思ったのか。
大きな理由のひとつが、親が借金を抱え、苦労した過去があるからなんです。
借金の詳細については、私は全く知らずにあとから聞きましたが、それでも奨学金を借りて大学に進学することができました。
その後、司法試験に合格するまでに何年も費やし、その間は非正規の仕事で食いつなぐもどかしい日々を過ごしました。
それでも今、こうして弁護士として活動することができています。
たとえ今はつらくても、乗り越えた先にきっと明るい未来があるはずです。
先が見えずに不安な思いをされている方々には、ぜひそうお伝えしたいですね。
当事務所では、私が、受任してから最後まで対応させていただいています。
顔の見える関係を大事にしているので、ぜひ安心して頼っていただけるとうれしいですね。