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かとう まこと
加藤 誠弁護士
千瑞穂法律事務所
立町駅
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インタビュー | 加藤 誠弁護士 千瑞穂法律事務所

裁判官36年、公証人8年。広島高裁部総括判事などを歴任、相続をはじめとする民事事件のアドバイザー

裁判官を36年、公証人を8年務めたキャリアが光る千瑞穂法律事務所の加藤 誠(かとう まこと)弁護士。
広島高裁部総括判事や大分地裁所長などを歴任し、膨大な民事訴訟を手がけてきました。
その経験を活かし、相続や離婚問題をはじめとする複雑な事案解決に力を注いでいます。
「書面を舐めるように見る」。
わずかな欠点や小さな証拠も見逃さない眼力と執念に迫ります。

01 社会人としてのキャリア

裁判官36年、公証人8年。広島高裁部総括判事、大分地裁所長など歴任

ーー裁判官のキャリアが光ります。その足跡を教えてください。

裁判官を務めた期間は、約36年に及びます。
大阪地方裁判所(地裁)、広島高等裁判所(高裁)などで判事を務め、大分地裁では所長も任されました。
とくに当事務所のある広島での勤務が長く、地裁本庁に9年、福山支部に4年、高裁本庁に3年勤務していました。


キャリアを通じて担当してきたのは、不動産、損害賠償、金銭関係、労働、相続問題などの民事事件です。
また、一時期は、破産・再生・保全事件の集中部署にいたこともあります。
地裁では、常時200件前後の事案を担当していましたから、裁判官生活全体では相当な数の判決を書いてきたことになります。
行政事件も含め、経験だけは積んできたつもりです。

ーーそして、退官後に弁護士に転身されたんですか?

弁護士になる前に、もうひとつ別の仕事をしていたんです。
広島法務局所属の公証人を8年務め、遺言など家族関連の書面や各種契約書の作成などに従事しました。
その後、弁護士として現事務所に入所することになります。

70歳を過ぎての決断でしたが、まだまだ気力、体力とも十分に残っています。
引退するにはまだ早く、これまでの経験を活かして依頼者のお役に立ちたいと考えました。

02 現在の事務所と取扱分野

家事・民事事件を統括。裁判官の視点で助言、チームで解決へ

ーー弁護士になった今、どんな事件をメインに扱っているのか教えてください。

とくに多いのは、家事事件です。
相続や離婚・男女問題、それに伴う財産分与や親権争いなどです。
また、不動産の賃貸借・売買に関するご相談も多いですね。

事務所としては、それ以外にも個人の方々から分野を問わず幅広いご相談をお受けしています。
それに、歴史的に人事・労務問題をはじめとする企業法務に強い点も特徴です。
上場企業を含め、顧問契約も数多くいただいています。

事務所としてのメインは、人事・労務問題、企業間紛争などの企業法務で、これに関連する事案を多く手がけています。上場企業を含め、顧問契約も多く頂いています。
数としては、家事関連事件も多くなっています。相続や離婚、それらに伴う財産分与、親権争いなどです。
また、不動産の賃貸借・売買に関するご相談も少なくありません。
それ以外にも個人の方から分野を問わず、幅広いご相談をお受けしています。

ーー裁判官のご経験は、具体的にどんな場面で活かしていらっしゃるんでしょうか?

裁判官ならどう考え、どこに目をつけるか。
裁判で勝つには、どんな証拠が必要か。
長く裁判官を務めていると、そうしたことが自然に分かるようになります。

私のおもな役割は、民事事件全般を統括するアドバイザーです。
所内の弁護士たちが担当する事件について、裁判官の視点から助言し、チームで解決するのが当事務所の強みなんです。
また、複雑な事件については、私自身が前面に立って事件解決を図ることもあります。

03 事件解決のスタンス・信念

「書面を舐めるように見る」。行間に隠された証拠を見抜く目

ーー裁判官時代のお話に戻ります。キャリアを通して、どんなことを大事にしてきたか教えていただけますか?

「書面は舐めるように見なさい」。
これは、初任地の福岡地裁で当時の裁判長から教えられたことです。

舌で舐めるように視線をゆっくり動かしながら、ほんの小さなことも見逃さないよう、時間をかけて隅々まで読み込むという意味です。
これを退職するまでずっと心に刻みながら、法廷に立ち続けてきました。


ーー行間に、大事な何かが隠れているということですか?

書面を丹念に読んでいくと、小さな落とし穴や決定的なポイントが徐々に浮かび上がって見えてくるんです。
一言でいえば、証拠の吟味です。
わずかな隙も見逃さない、そんな証拠の見方を身に付けるように努力してきたつもりです。

そもそも、訴訟になるような事件を、書面の表面を見ただけで簡単に白黒つけられるはずがありません。
そのうえ、私たちが下す判決は、原告や被告のその後の人生を大きく左右します。


ーー当然かもしれませんが、結論は慎重に出すべきだと。

裁判官も人間です。
原告や被告の意見に心を揺さぶられるようなことはよくあるんですよ。

ただ、それで結論を出してはいけませんし、判決文を書くことはできないんです。
たとえ直感的に「これは原告を勝たせるべきだ」などと思ったとしても、それを裏付ける証拠があるかどうか、理屈が立つかどうか。
厳正にチェックし、判断しないと裁判官は務まりません。


ーー「証拠の吟味」は、弁護士にとっても大事なことだと思います。

その意識は、弁護士の立場になった今も変わりません。
依頼者の利益を最大化するのが、私たちの役割です。
ただ、現実にはどちらか一方が絶対的に正しいということは、なかなかないはずです。

こちらがいくら「100%正しい」と思っても、主張や書面のどこかに、必ずといっていいほど弱みや不完全な部分があるはずなんです。
裁判で勝つには、そこを裁判官や相手方に突っ込まれる前にチェックしておかなければいけません。
それを見つける力は、まだまだ若い人には負けないと思っています。

弁護士として過ごす残りの人生をかけて、これからも依頼者のお役に立つために力を尽くしたいと考えています。
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