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はとり まさやす
羽鳥 正靖弁護士
はばたき法律事務所
群馬県前橋市北代田町174-43 2階
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

※休日の相談受付は要相談。※初回面談は60分無料。※電話でのご相談は10分を目安に概要をお聞きします。

インタビュー | 羽鳥 正靖弁護士 はばたき法律事務所

群馬に根付いた身近な相談役として。事業者の知的財産を守るための「道筋」を見出す

知的財産分野を強みとして、弁理士の父と業務提携を行い、事件に取り組むはばたき法律事務所の羽鳥 正靖(はとり まさやす)弁護士。
前事務所での経験を糧に独立、現在は「地元へ貢献できる仕事を」との思いを胸に出身地の群馬県を拠点に活躍しています。
昨今問題視されているネットの誹謗中傷問題にも取り組み、将来は全国の地方へ拠点を拡大したいという熱い思いも。
解決までの「道筋を立てるのが我々の仕事」と訴える羽鳥先生に、過去の経験や将来像などを伺いました。

01 弁護士になるまで

弁理士である父の背中を見て。28歳で司法試験に合格


――羽鳥先生が弁護士を目指した理由は何でしょうか?

父が特許出願など知的財産を扱う弁理士で、幼い頃からその背中を見て過ごしていたのがきっかけでした。
中学時代に世の中にはどんな仕事があるのかと調べていくうちに、弁理士に近く、弁理士が行うことができない代理人業務等を行いたいと思い弁護士になりたいと思い始めました。


――実際、弁護士になられたのはいつでしたか?

現在は30代半ばで、司法試験に受かったのは28歳の頃でした。
どちらかと言えば理数系科目が得意でしたので、法律に関する部分の勉強についてはけっこう苦労しました。
挫折しそうになったタイミングもありましたが、自分の弱みなどを的確に分析して乗り越えることができました。

02 独立へ至るまで

企業法務に強い事務所での第一歩。知的財産分野は現在の基礎に


――弁護士としてのキャリアはどこからスタートしたのでしょう?

司法修習を経て、最初は100社以上の中小企業を顧問先に抱える法律事務所で働き始めました。
おもに企業法務を担当し、契約書のチェックや顧問先からの労務管理に関する相談などを受けていました。


――当時、関わった中で印象的だった事件はありますか?

独立後の現在も強みとして打ち出している知的財産に関する事件で、意匠権及び商標権侵害に関する個人の方からの依頼でした。
当時の事務所も独立後の現在と同じく生まれ育った地元の群馬県にあり、依頼者も群馬県内に在住の方でした。
依頼者が権利を有している意匠権及び商標権を相手方団体が勝手に使用して製品を販売してしまったのです。
裁判となりましたが公判中に和解が成立し、最終的に1000万円以上の賠償金を勝ち取りました。


――その後、独立された背景には何があったのでしょう?


司法試験合格後から今後のキャリア形成はある程度考えておりましたので、初めて働いた前事務所の代表弁護士に入所前の面接から「3年で独立します」とお伝えしておりました。
経営者目線で見ると身勝手なお願いだったかとは思いますが、寛大に私の気持ちを汲み取ってくださり、OJTでの実務を通して弁護士の仕事に必要なスキルや知識、姿勢を教えてくれました。

幸いなことに、キャリアの長い先輩方とも仕事ができる環境だったので、たくさんの教えを受けました。
依頼者との距離の取り方や、解決まで時間がかかる場合の依頼者へのフォローの仕方など、座学では勉強できない部分も学ぶことができました。
当時の経験から得た、依頼者の希望を汲み取り、法律の問題に変換し課題を解決していくという考え方は、今も活かされていると思います。

03 独立後の現在

父と二人三脚で依頼に取り組む。ネットの誹謗中傷にも注力


――現在のはばたき法律事務所は、ご出身地の群馬県を拠点とされています。

生まれも育ちも群馬県で、前事務所は高崎市、独立後は出身地の前橋市に事務所を構えて現在に至ります。
父親の事務所が隣接しているため、互いに連携しやすいですし、一緒に知的財産に関する相談を引き受けることもあります。

幼い頃から地元で活躍する父の背中を見ていましたし、いずれは「地元へ貢献できる仕事を」と考えていたのも群馬県に事務所を構えた理由です。
地元で頑張っている中小企業や個人事業主のみなさまを支えたい思いも、父の姿を見ていたから芽生えたのだろうと思っています。


――日々、どういった分野の相談が多いのでしょうか?

地元の中小企業や個人事業主のみなさまからの依頼が中心ですが、実際には全国どこからでも相談は受け付けております。
強みとしている知的財産以外の分野ですと、名誉毀損や誹謗中傷などインターネット関連の案件、身近な法律事務所としていわゆる一般民事の離婚問題や
相続問題、交通事故や債務整理も取り扱っています。


――依頼者との向き合い方で心がけていることはありますか?

法律事務所への相談は初めての方が圧倒的に多く、何を話したらよいか分からないという方が多いのではないかと思います。
私としては、ざっくばらんに「どのようなことをやりたいのか」教えていただいて、依頼者の方々が率直にどのようなことを弁護士にやって欲しいのか生の声を教えてもらうようにしています。
不安や悩みを抱えていらっしゃるのは当然ですが、「やって欲しいこと」「解決して欲しいこと」は皆様おありだと思いますので、それらの点をできるだけ掘り下げようとしています。

相談の時間は限られていますし、事務所まで足を運んでいただいているわけですから、相談者の方々にとって可能な限り有意義な相談時間にしようと心がけています。
私としては相談者の不安や悩みを解決するまでの道筋を立てるのが、弁護士の役割だと思っています。
「やって欲しいこと」「解決して欲しいこと」が明確になって初めて具体的かつ的確なアドバイスが可能になります。


――これまでおもにどういった事件を扱ってきましたか?

顧問先企業の事例ですと、ある写真スタジオのケースでサービスの商標を勝手に使われてしまったため、相手方に損害賠償請求を求めたことがありました。

個人事業主の方では、フリーランスのプログラマーとして生計を立てていらっしゃる方からのご依頼で、ある企業への社内システム導入案件で「自分のノウハウを使ってシステムを運用するので、取引先と使用許諾契約を結べないだろうか」と相談され、協力しながら契約書を作り上げた事例もあります。

インターネット上の誹謗中傷に悩むクリエイターの方から相談を受けた事例もありましたし、ハンドメイド作家の方から無断で商品画像を使われたという相談も受けるなど、依頼者の事業規模にかかわらず知的財産に関する案件を引き受けています。

04 今後の展望

全国の地方にも拠点を。悩みある人の「町医者」のような弁護士になりたい


――ちなみに、趣味や息抜きは何でしょうか?

司馬 遼太郎先生や京極 夏彦先生の作品など、時間があるときは読書を楽しんでいます。
ただ最近は仕事以外ですとなかなか時間が取れず、幼い娘と一緒に遊ぶ時間が唯一の癒やしになりつつあります。


――今後の展望を教えてください。

より多くの案件に対応できるよう人員を増やしたいと思いますし、いずれは弁護士法人化も視野に入れながら、現在の拠点である群馬県とは異なる東京や大阪といった大都市圏から離れた地方にも知的財産分野を強みとする拠点を作っていければと考えています。
東京や大阪以外では知的財産分野を強みとする弁護士が少ない印象がありますので、同じ思いを抱いて将来的に活躍できる後進たちを育成していきたい気持ちもあります。

先ほども述べたとおり、私自身が「3年で独立します」とお伝えしてから前事務所に入りましたし、現在の事務所で代表弁護士となった今、過去の自分と似たような仲間と一緒に仕事できる日を待ちわびています。


――最後、相談に悩む読者の方々へメッセージをお願いします。

当事務所では60分の初回無料相談もありますし、電話やインターネットでの相談も受け付けています。
弁護士や法律事務所への相談となると敷居が高いイメージもあるかもしれませんが、困ったことがあればまずはお話を聞かせてください。

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