つたお けんたろう
蔦尾 健太郎弁護士
ひろしまアイビー法律事務所
女学院前駅
広島県広島市中区鉄砲町1-20 第3ウエノヤビル6階
債権回収の事例紹介 | 蔦尾 健太郎弁護士 ひろしまアイビー法律事務所
取扱事例1
- 債権回収代行
知人に貸した400万円超の貸金回収
依頼者:30代(男性)公務員
【相談前】
相談者は、大学時代から行きつけの美容院にて、担当美容師と懇意になっていたところ、借金の申し込みを受けました。
ずるずるとお金を貸し続けていたところ、合計が400万円超となりました。
一切の返済を得られず、連絡も取れなくなったことから当事務所に相談に来ました。
【相談後】
当職が返済を求める内容証明を送付しましたが、相手からは返済もなく、連絡すらありません。
やむなく訴訟提起を行ったところ、相手方も裁判に出席し、当方の弁護士費用も上乗せした金額で返済することを内容とする裁判上の和解を締結することができました。
【先生のコメント】
債権回収において、回収できるかどうかの大きなポイントは、相手方の素性、特に職業の内容です。
相手方の勤め先が安定している(例えば公務員であるとか、大企業であるとか)という事情があれば、最終的にはほぼ100パーセント近く回収できる見込みが立つように思います。
他方で相手方が自営業であるとか、何をしているかがわからない、という状況であると最終的な回収の場面で困難が伴います。
お金を貸す際には、相手方の勤め先を確認しておくことは必須と思います。
相談者は、大学時代から行きつけの美容院にて、担当美容師と懇意になっていたところ、借金の申し込みを受けました。
ずるずるとお金を貸し続けていたところ、合計が400万円超となりました。
一切の返済を得られず、連絡も取れなくなったことから当事務所に相談に来ました。
【相談後】
当職が返済を求める内容証明を送付しましたが、相手からは返済もなく、連絡すらありません。
やむなく訴訟提起を行ったところ、相手方も裁判に出席し、当方の弁護士費用も上乗せした金額で返済することを内容とする裁判上の和解を締結することができました。
【先生のコメント】
債権回収において、回収できるかどうかの大きなポイントは、相手方の素性、特に職業の内容です。
相手方の勤め先が安定している(例えば公務員であるとか、大企業であるとか)という事情があれば、最終的にはほぼ100パーセント近く回収できる見込みが立つように思います。
他方で相手方が自営業であるとか、何をしているかがわからない、という状況であると最終的な回収の場面で困難が伴います。
お金を貸す際には、相手方の勤め先を確認しておくことは必須と思います。
取扱事例2
- 140万円以下
100万円超の賠償金の回収
依頼者:50代(女性)会社員
【相談前】
依頼者は相手方に対して慰謝料請求の裁判を起こし、勝訴判決を得ましたが、相手方からは任意の(自発的な)支払いを得ることができずにいました。
どうにかしたいと思い、依頼を受けました。
【相談後】
相手方がおよそどの銀行に口座を持っているかという目星がありましたので、3つの銀行口座に対して、強制執行の申し立てを行いました。
するとある1つの口座に100万円超の預金があることが判明し、そのお金を回収することができました。
【先生のコメント】
預金口座の差押えの場合、支店名までがわかっていれば、口座番号までがわからなくても相手の銀行口座を差し押さえることが可能です。
今回は相手が油断していたこともあり、ある程度の多額の預金を差押えることに成功した事案でした。
依頼者は相手方に対して慰謝料請求の裁判を起こし、勝訴判決を得ましたが、相手方からは任意の(自発的な)支払いを得ることができずにいました。
どうにかしたいと思い、依頼を受けました。
【相談後】
相手方がおよそどの銀行に口座を持っているかという目星がありましたので、3つの銀行口座に対して、強制執行の申し立てを行いました。
するとある1つの口座に100万円超の預金があることが判明し、そのお金を回収することができました。
【先生のコメント】
預金口座の差押えの場合、支店名までがわかっていれば、口座番号までがわからなくても相手の銀行口座を差し押さえることが可能です。
今回は相手が油断していたこともあり、ある程度の多額の預金を差押えることに成功した事案でした。
取扱事例3
- 個人・プライベート
養育費の未払いに対する請求
依頼者:30代(女性)無職
【相談前】
相談者は、7年前に相手方と調停離婚をし、その際に養育費についても取り決めをしました。
離婚後、数年間は支払いがなされていましたが、相手方からの支払いがパッタリと止まり、相手方の勤務先も分からず、為すすべがなかったことから、当事務所に相談に来ました。
【相談後】
裁判所に対して、相手方への財産開示手続きを申し立てました。
その結果、相手方の勤務先や保険契約が判明したため、直ちに差押え手続きに移りました。
現在は、相手方の勤務先から給料の一部の支払いを継続的に受けており、回収手続きが功を奏しました。
【先生のコメント】
民事執行法の改正により、財産開示制度がより実効性のあるものになったほかに、第三者からも債務者の財産情報を取得できる手続きが新設されました。
その効果かどうかはさておき、本件では、財産開示手続きにおいて、相手方が勤務先を明らかにしてきたので、直ちに給与差押えを行うことができました。
養育費が未払いになっても回収手段がなく、泣き寝入りする方も多かったかもしれません。
もっとも養育費はお子様が社会自立をするまでに必要な費用であ
り、支払い義務を免れることはできません。
回収手続きには少し複雑なところがあるかとも思いますので、まずは弁護士に相談してみてください。
相談者は、7年前に相手方と調停離婚をし、その際に養育費についても取り決めをしました。
離婚後、数年間は支払いがなされていましたが、相手方からの支払いがパッタリと止まり、相手方の勤務先も分からず、為すすべがなかったことから、当事務所に相談に来ました。
【相談後】
裁判所に対して、相手方への財産開示手続きを申し立てました。
その結果、相手方の勤務先や保険契約が判明したため、直ちに差押え手続きに移りました。
現在は、相手方の勤務先から給料の一部の支払いを継続的に受けており、回収手続きが功を奏しました。
【先生のコメント】
民事執行法の改正により、財産開示制度がより実効性のあるものになったほかに、第三者からも債務者の財産情報を取得できる手続きが新設されました。
その効果かどうかはさておき、本件では、財産開示手続きにおいて、相手方が勤務先を明らかにしてきたので、直ちに給与差押えを行うことができました。
養育費が未払いになっても回収手段がなく、泣き寝入りする方も多かったかもしれません。
もっとも養育費はお子様が社会自立をするまでに必要な費用であ
り、支払い義務を免れることはできません。
回収手続きには少し複雑なところがあるかとも思いますので、まずは弁護士に相談してみてください。
取扱事例4
- 債権回収代行
貸金返還請求訴訟を提起したところ、相手方から示談の申出があり、貸金を全額回収できたケース
依頼者:60代(男性)会社員
【相談前】
相談者は、3年ほど前に知人の女性に返済期限を定めて金員を貸し付けました。
返済期限が到来して返還を求めましたが、「必ず返す」と連絡がくるものの返済を受けることはできませんでした。
弁護士に内容証明郵便の送付を依頼しましたが、以後の交渉までは弁護士との契約内容に含まれておらず、今後どうするべきか悩んで当事務所に相談に来られました。
【相談後】
内容証明郵便を送付しても明確な回答はなかったため、訴訟を提起しました。
すると相手方の家族から連絡が入り、示談をして訴訟を取り下げてほしいとの申出がなされました。
全額返済を条件に示談をしたところ、直ぐに金員の支払いがあり、解決に至ることができました。
【先生のコメント】
借用書といった証拠もあり、訴訟を提起すれば認容判決が出るのは明らかでしたが、その後に回収できるか不安な点もありました。
ただ他に解決方法がなかったことから訴訟を提起したところ、相手方の家族から、訴訟に巻き込まれるのを敬遠してか、示談の申入れがありました。
もちろん回収不能となることもありますが、やれるべきことはやってみることが大切だと痛感させられました。
相談者は、3年ほど前に知人の女性に返済期限を定めて金員を貸し付けました。
返済期限が到来して返還を求めましたが、「必ず返す」と連絡がくるものの返済を受けることはできませんでした。
弁護士に内容証明郵便の送付を依頼しましたが、以後の交渉までは弁護士との契約内容に含まれておらず、今後どうするべきか悩んで当事務所に相談に来られました。
【相談後】
内容証明郵便を送付しても明確な回答はなかったため、訴訟を提起しました。
すると相手方の家族から連絡が入り、示談をして訴訟を取り下げてほしいとの申出がなされました。
全額返済を条件に示談をしたところ、直ぐに金員の支払いがあり、解決に至ることができました。
【先生のコメント】
借用書といった証拠もあり、訴訟を提起すれば認容判決が出るのは明らかでしたが、その後に回収できるか不安な点もありました。
ただ他に解決方法がなかったことから訴訟を提起したところ、相手方の家族から、訴訟に巻き込まれるのを敬遠してか、示談の申入れがありました。
もちろん回収不能となることもありますが、やれるべきことはやってみることが大切だと痛感させられました。
取扱事例5
- 債権回収代行
100万円超の出資金(貸付金)の回収
依頼者:30代(男性)会社員
【相談前】
依頼者は知人から「出資してくれれば多額の利益を出す」と誘われて、数百万円の現金を渡してしまいました。
結局300万円近いお金が返済されないままでしたが、その後その知人と共同で行った事業のトラブルも発生し、どうしたものかと当事務所に相談に来ました。
【相談後】
相手方に内容証明を送付し、交渉を継続しました。
相手方からは、共同事業の失敗による負債で清算済みであるという主張がありました。
粘り強く交渉を継続し、最終的には100万円超の金額をひと月後に一括で返還を受けることができました。
【先生のコメント】
依頼者としては自分にも落ち度があるので、相談時点では、依頼をするか迷っている状態でした。
必ず返済してもらえる保証はありませんでしたが、金員を交付した経緯や相手方の素性を踏まえて、ある程度回収のメドがありそうとの見込みのもと事件をお引き受けしました。
最終的には弁護士費用を差し引いても多額の金員が依頼者の手元に残り、早期に解決に至りました。
依頼者は知人から「出資してくれれば多額の利益を出す」と誘われて、数百万円の現金を渡してしまいました。
結局300万円近いお金が返済されないままでしたが、その後その知人と共同で行った事業のトラブルも発生し、どうしたものかと当事務所に相談に来ました。
【相談後】
相手方に内容証明を送付し、交渉を継続しました。
相手方からは、共同事業の失敗による負債で清算済みであるという主張がありました。
粘り強く交渉を継続し、最終的には100万円超の金額をひと月後に一括で返還を受けることができました。
【先生のコメント】
依頼者としては自分にも落ち度があるので、相談時点では、依頼をするか迷っている状態でした。
必ず返済してもらえる保証はありませんでしたが、金員を交付した経緯や相手方の素性を踏まえて、ある程度回収のメドがありそうとの見込みのもと事件をお引き受けしました。
最終的には弁護士費用を差し引いても多額の金員が依頼者の手元に残り、早期に解決に至りました。