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わかまつ ゆりか
若松 佑里佳弁護士
本町わかまつ法律事務所
本町駅
大阪府大阪市中央区南本町4-5-7 東亜ビル606
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • WEB面談可
注意補足

【債務整理初回1時間無料/その他は初回1時間5500円】※リモート面談も可能です。 恐れ入りますが、電話でのご相談は受け付けておりません。

インタビュー | 若松 佑里佳弁護士 本町わかまつ法律事務所

離婚事件の受任率6割超、刑事事件で無罪判決。世話好きな女性弁護士の「理不尽を正す」闘い

勝負所では強気で交渉に臨む姿勢と、世話好きで人に愛されるキャラクター。
本町わかまつ法律事務所の若松佑里佳弁護士が、依頼者から信頼を得ている理由はそこにあります。
離婚事件では平均を大きく上回る6割超の受任率を獲得し、刑事事件では無罪判決を獲得した実績も。
仕事を離れれば、妹をかわいがる「世話焼きのお姉ちゃん」。
そんな彼女の、社会の理不尽を正す日々に迫ります。

01 私が歩んできたキャリア

年間100件超の相談。個人・法人問わず幅広く


ーー最初に、弁護士になられてからのご経歴を教えていただけますか?

まず、大阪府郊外にある地域密着型の事務所で4年働きました。
当時はその周辺に法律事務所が少なく、個人の方々から離婚や債務整理、交通事故を中心に、分野を問わずいろんなご相談を受けてきました。

その後移籍した先は、企業法務をメインに手がける事務所でした。
そこで企業法務全般を学んだ後に独立し、現在の事務所を立ち上げます。
これまでの経験を生かし、個人・法人問わず幅広い事件を扱っています。


ーー1つ目の事務所で幅広く事件を手がけてきたのは、その後のキャリア形成に役立ったのではないですか?

ひと通り、一般民事事件の経験を積めたのは大きかったですね。
当時は早く仕事を覚えたい一心で、事務所にかかってくる電話には「毎日最低2本は出る」というルールを自分に課し、率先して事件を引き受けていました。
当時の年間相談件数は200件以上に上ります。
「丸投げせず、全部自分で処理する」という熱意と覚悟で、とにかくがむしゃらに働きましたね。

02 弁護士としての強み・武器

離婚事件の受任率6割超。「放って置けない」世話好きな性格


ーー忙しくハードだった分、習得できたものがたくさんありそうですね。

年間200件以上のご相談を受けるなかで、老若男女いろんな方々とお話する機会がありました。
そのおかげで、対人能力、コミュニケーション力をかなり磨くことができました。
相談の際は、法律用語をなるべく使わず、平易な言葉でわかりやすく伝えるスキルが身につきました。
ありがたいことに、依頼者からは「相談しやすい」と言っていただくことが多いですね。


ーー相談のしやすさ、敷居の低さがご自身の武器だと。

「共感力」は私の武器だと自負しています。
例えば、受任率の高さがそれを表しています。

外部のコンサルティング会社に受任率を調べてもらったことがあるんです。
そのコンサル会社によると、例えば離婚事件の受任率は2〜3割が平均値らしいのですが、私の場合は6割を超えていました。

真摯な対応はいつも心がけていることですが、元々の性格も影響しているのかもしれません。
それは、いい意味でお節介、世話焼きな性格です。
歳の離れた妹がいるんですが、「お姉ちゃん、しつこいよ」といつも怒られています。
年が離れていることもあってか、とにかくかわいくて、大好きな妹です。
だから心配で、些細なことでもついつい手を貸してしまうんですよ。
そういう世話好きなところが、むしろ依頼者の方々に安心していただけている要素になっていたらうれしいですね。

03 私の事件解決スタイル

むやみに争わず、交渉でスピード決着。刑事で無罪判決も


ーー具体的な事件処理の方法については、何か心がけていることはありますか?

紛争はなるべく早く収束させるのが私のスタンスです。
早期終結のために、裁判などで泥仕合になる一歩手前で、交渉を有利に進めて話をまとめます。

依頼者ご本人との関係性を築いていれば、そうした私の考えに納得いただけることがほとんどです。
結果的に早く事件が終わり、ご満足いただいているケースが多いですね。


ーー経営のことを考えれば、裁判で争う方が報酬が上がるわけですが。

でも、それは弁護士の勝手な都合ですよ。
依頼者にとってベストな解決策とは限りません。
調停や裁判になると、年単位の時間がかかることも珍しくありません。
依頼者にとっては長引くうえに、弁護士費用はかさむし、何より精神的な負担が長く続くことになってしまいます。

そもそも、どちらか一方が100%悪いなんてことはほとんどありません。
どちらにも、それなりの言い分があるケースがほとんどです。
とくに離婚や相続などの身内間で争う問題ですと、裁判ではお互いに傷つけ合うような場面は避けられません。

これまで不貞や交通事故の慰謝料請求、離婚後の養育費など、調停や裁判に持ち込まずに交渉で大幅に増額できた事件はたくさんあります。
最初は下手に出ながら相手の懐に入り込み、勝負所で強気に出る。
硬軟織り交ぜた交渉には自信があります。


ーーただ、調停や裁判で白黒はっきりさせることが必要な場合もありますよね?

もちろん、争う必要があるときは徹底的に争いますよ。
刑事事件で無罪判決を獲得したこともあります。

その事件の被告人は、強盗傷人で逮捕された外国人でした。
公判では裁判官の検察寄りの態度が目に余る劣勢でしたが、DNA鑑定や防犯カメラに記録された映像を中心に細かな証拠の不備を突いた結果、証拠不十分で無罪を勝ち取ったのです。

検察など巨大な組織や権力と対峙するときは、妙に心が燃え立つんですよね。
社会の理不尽を正したい。
最後まであきらめなければ、結果はついてくる。
これが私の信念です。

04 弁護士としての原点と今後

上海で生まれ、日本に助けられた。感謝を胸に、理不尽を正す


ーーそもそも、どうして弁護士になろうと思い立ったのですか?

親の都合で、10歳まで上海市で生まれ育ちました。
その後日本で暮らすことになったのですが、最初は日本語がまったくわからない状態で不安だらけだったんです。

ですが幸い、学校の先生や同級生、地域の方々に助けられ、それほど苦労せず社会になじむことができました。
そのなかで「助けてくれた人たちへの感謝を還元したい、私のように困っている人を助けたい。」と思うようになったのが、弁護士を志した原点です。

そして今、この仕事に心の底からやりがいを感じています。
むしろ、日々困っている方々のお話を聞き、理不尽な事件に接するたびに、「なんとかしないと」という思いは強まるばかりです。


ーー今この瞬間も、どこかで困っている人たちがたくさんいます。

勇気を振り絞って電話をかけてくださる方が多いですが、緊張などせず、どんな些細なことでも気軽にご相談いただきたいですね。
私に任せていただければ、絶対に後悔させない自信があります。

ひとりでも多くの人の助けになるために、私自身ももっと知識を広げて、力をつけなければなりません。
同時に、弁護士としてもっと新しい可能性を探っていきたい思いもあります。
例えば、過去に精神障害者の病棟に出向いて、退院請求の手続きを行ったことがありました。
交渉や裁判以外にも、弁護士にできることはたくさんあります。
この職業に就いたからには、人や社会のためにできることにどんどん挑戦していきたいですね。
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