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なかむら まさき
中村 正樹弁護士
あいなかま法律事務所
浅草橋駅
東京都中央区東日本橋2丁目28番地3号 Nビル 3階
対応体制
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注意補足

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インタビュー | 中村 正樹弁護士 あいなかま法律事務所

大手証券会社を辞め、東京・下町の代表弁護士へ。相続と離婚に力を注ぎ続けた約10年の軌跡

東京・浅草橋に、相続と離婚問題を専門的に扱う法律事務所があります。
かつて大手証券会社に勤めていた中村 正樹(なかむら まさき)弁護士が開設した、あいなかま法律事務所です。
キャリアをスタートさせた東海地方の大手事務所に在籍していた頃から、10年以上にわたって相続と離婚事件に重点的に向き合ってきたそうです。
その強いこだわりと原動力、依頼者への思いなどをお聞きしました。

01 これまでのキャリア

大手証券会社を退職。東海地方の大手事務所で修行し、東京で独立

ーー以前は別のお仕事をされていたそうですね。なぜ弁護士に転身したんですか?

大学卒業後に大手証券会社に就職し、株式や投資信託を販売する営業マンとして働いていました。
転機は、入社直後に発生したリーマンショックです。

株価は暴落し、株式市場は低迷。
お客さまに損をさせてしまう状況に歯がゆい思いをするなか、次第に何か別のかたちで人の役に立つお手伝いができないかと考えるようになったんです。

そこでパッと思い浮かんだのが弁護士でした。
大学時代に法学部に在籍していたこともあり、もともと法律にも興味があったんです。


ーー弁護士登録後、すでに10年の月日が経っています(2024年6月現在)。

約10年前、キャリアの一歩を踏み出したのは、名古屋に本拠地を置く法律事務所でした。

名古屋を含む東海地方のほか、関東や関西にもオフィスを抱える大規模な事務所です。
そこに5年ほど在籍し、名古屋を中心に、大垣市や高山市(以上、岐阜県)、津市や松阪市(以上、三重県)などにお住いのお客様からご依頼を受け、経験を積んできました。

その後、生まれ育った東京に戻って独立し、現事務所を立ち上げました。
開設以来、相続と離婚・男女問題のご相談を集中的にお受けしています。

02 得意分野と強み①

相続のスペシャリスト、遺産分割で主導権。心理カウンセラーの資格も

ーー相続と離婚にとくに自信をお持ちなんですか?

私はキャリアを通じて、相続と離婚問題にほぼ特化して事件処理の経験を積んできました。
以前の事務所は分野ごとに担当制を敷いており、私は長く相続と離婚のご相談を重点的に扱っていたんです。

ゼネラリストではなく、スペシャリストになりたいーー。
当時から幅広い分野を扱うよりも、特定の分野に精通した弁護士になろうと思い描いていました。
その分野においては誰にも負けないような高品質のリーガルサービスを提供することで、依頼者さまの力になれると考えているからです。


ーー相続では具体的にどんな相談が多いですか?

とくに多いのは、遺産分割をめぐるトラブルです。

遺産分割では預貯金や不動産などの遺産をどう分けるかとともに、相続人間の感情的な対立に折り合いをつける必要もあります。
それぞれに譲れない一線や思いがあるため、単に法律を当てはめるだけではなかなかうまく解決できません。

そんな風に、複雑に絡み合った糸をどう紐解いていくか。
法律を超えた部分で、弁護士としての力量が試されるんです。


ーーその点、中村先生の場合は経験値の高さが武器になりそうです。

私がこだわっているのは、事前に解決までの見通しや方針を念入りに打ち立て、交渉や調停の主導権を握ることです。

どんなプロセスを踏めば、最良の結果を得られるか。
その道筋や解決の枠組みを設計し、相手に先手先手で解決策を提示することで議論を有利な展開に持ち込んでいくんです。
それには、多くの事件を扱ってきた経験値がカギを握ります。

依頼者さまのお話を丁寧にヒアリングし、お気持ちやご意向をしっかり把握することも大切にしていますね。

どんな悩みや葛藤を抱えているのか、どこにトラブルの根源があるのか、何を最も優先したいのか。
場合によっては、数時間に及ぶ打ち合わせを複数回重ねることも珍しくありません。
ご家族や亡くなられた方への思いは、感情抜きには語れませんからね。


ーー心理カウンセラーの資格をお持ちのようですが、それも活かせそうですね。

「メンタル心理カウンセラー」と、さらに高度な知識が求められる「上級心理カウンセラー」の資格を保有しています。

依頼者さまに対し、傷ついた心をやさしくケアしながら親身に寄り添うことはもちろん、相手方との交渉などにも有益です。

相手がどんな心理状態で、何を望んでいるのか。
決して敵対するばかりではなく、ときには相手の話にも耳を傾け、それを踏まえて交渉戦略を練ったり、アプローチを変えてみたりするんです。
そんな風に柔軟に対応しながら、円満解決につなげることを心がけています。

03 得意分野と強み②

不倫相手は拒否するも、裁判で慰謝料を獲得。妻子を救った離婚調停も

ーー離婚についてもお聞きします。実際にどんな事件を解決してきたんですか?

たとえば、妻の不倫を理由に離婚した男性から、不倫相手に慰謝料を請求したいとご相談をいただいた事案があります。

調査を進めると、不倫相手はローンを組んで不動産を購入していることがわかりました。
そのため回収の見込みは十分あると考えていたんですが、相手は慰謝料の支払いを拒否してきました。
ですから、裁判で決着をつけることにしたんです。


ーー結果はどうなったんでしょう?

相手は支払いは経済的に厳しいと主張してきましたが、私たちは不動産の存在を明らかにし、場合によっては分割でも構わないので相当額を支払うよう必死に訴えました。

結果としてその主張が認められ、依頼者さまも十分満足できる金額で和解することができました。


ーー女性からの相談も、これまで数多く受けてきたはずです。

「この先、どうしていいかわからない」。
途方に暮れ、切実なSOSを届けてくださった女性がいらっしゃいました。

女性は出産を機に会社を辞め、1歳になるお子さんを育てる専業主婦でした。
夫名義で借りているアパートで暮らしていたそうですが、夫は子どもの世話をあまりしてくれなかったどころか、しばらくして「これ以上一緒に暮らせない」と一方的に離婚を告げて家を出て行ってしまったんです。


ーーお子さんは小さく、専業主婦ですから経済的な不安は余計に大きかったでしょうね。

そうなんです。
ですから、女性は離婚自体はやむを得ないとしても、養育費などを請求したいと考えておられました。

最も重要なのは、妻子が安心して生活できるようにすることです。
そのため、夫に対して婚姻費用(夫婦が別居する際などに、収入が少ない側が多い側に支払いを求めることができる生活費)の分担請求調停を申し立てました。


ーーそれに対して、夫はどんな態度を見せたんですか?

夫からは自身が名義のアパートを退去するよう求められるとともに、離婚を求めて離婚調停を申し立てられました。

ただ、こちらとしては今後の生活に不安がある状況で離婚に応じるわけにはいきません。
調停委員にそう伝えたうえで、養育費とともに、それに上乗せした生活費を支払うよう求めました。

女性が置かれている窮状などを強く訴えたところ、夫が数年間にわたり、養育費に毎月数万円を上乗せした金額を支払うことで合意できたんです。

04 依頼者への思い

「前を向き、幸せになってほしい」。ある女性が届けてくれたもの

ーー決して一筋縄ではいかない相続や離婚。そこにこだわる理由や原動力はどこにあるんでしょうか?

人生に深く関わる、重大な問題だからです。
私を頼ってくださった方々の人生が、少しでもいい方向へ進むお手伝いができること。
私は何よりも、そこにやりがいを感じているんです。

ひとりでも多くの依頼者さまが幸せになってほしい、新しい人生の再スタートを切っていただきたい。
毎日、そんな思いで一つひとつの事件に向き合っています。

今でもよく覚えている人がいます。
夫に精神的に追いつめられ、お子さんを連れて逃げるように駆け込んできた女性です。
その後別居し、離婚するお手伝いをさせていただきました。

それによって、趣味のお菓子づくりを楽しめるほど、気持ちに余裕が生まれたそうです。
そして後日、そのお菓子を私に届けにきてくださったんですよ。


ーーそれはうれしい出来事ですね。

依頼者さまの笑顔、新しい人生を前向きに歩む姿。
それこそが、私にとって最大の原動力とエネルギーになっています。

最初のご相談から事件解決に至るまで、私がすべての責任を負い、つきっきりで手厚くサポートさせていただきます。
どんな悩みや不安も、ぜひ安心して打ち明けていただけるとうれしいですね。
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