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いがらし たろう

五十嵐 太郎弁護士

ネクスパート法律事務所 高崎オフィス

高崎駅

群馬県高崎市東町85-3 須藤ビル5階

対応体制

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注意補足

当事務所では、コロナウイルス対策の一環として電話やテレビ会議による面談の上でのご依頼も受付しています。 (※債務整理は、弁護士会の規定等で直接の面談義務が定められていますのでご来所をお願いします。) ご相談の際には対処方針・費用について丁寧にご説明致します。

問題の本質は何?クレプトマニアという犯罪の本質を見抜き、再犯防止に奔走する弁護士

群馬県高崎市にあるネクスパート法律事務所 高崎オフィスに勤務する五十嵐 太郎(いがらし たろう)弁護士。

これまでは企業法務や顧問先対応業務に携わっていましたが、現在勤務する事務所はいわゆる「町弁」。
地域に密着した、依頼者様に直接手を差し伸べられる案件が多いそうです。

離婚問題では依頼者様の本心を見抜いて解決に導き、クレプトマニア(窃盗症)の事件では依頼者様自ら立ち上がろうとする一歩を手助けする。
冷静でいながらも、熱い想いで依頼者様に寄り添う五十嵐弁護士の魅力に迫りました。

01 弁護士になったきっかけ

ドラマを見て知った弁護士の仕事。弁護士の魅力を知った授業

――弁護士になろうと思ったきっかけを教えてください。

私が弁護士になろうと思ったきっかけは中学生のときに見たテレビドラマでした。
『花村大介』という弁護士をテーマにした作品で、少し頼りない主人公の花村弁護士が困っている人を助けるという内容でした。

私は親族に弁護士がいなかったため、このドラマを見てはじめて弁護士という仕事を知ったんです。


――その後はどのような進路だったのですか?

中学生のころの想いのままに高校を卒業し、大学の法学部に進学しました。
私が通っていた大学では1年生のときに法曹演習があります。
これは法曹の第一線で活躍している人から直接学べる少人数制のゼミで、このときはじめて弁護士に会いました。

自分で決断して依頼者の利益のために働ける。
このように先生が語っていたのが非常に印象的でした。

02 弁護士としてのキャリア

入所のきっかけは代表弁護士の人間性。目指す人物像とも一致

――これまでのキャリアを教えてください。

これまでふたつの事務所に勤めた経験があります。
ひとつ目の事務所では主に契約書の確認など企業法務をやっていました。
そして、ふたつ目の事務所では建築訴訟や残業代訴訟など訴訟対応が多かったですね。
顧問先との細かい日々のやり取りもありました。

現在所属している事務所(ネクスパート法律事務所)はいわゆる町弁です。
離婚問題、男女問題(不倫・不貞)や債務整理など、一般民事事件を多く扱っています。


――今の事務所に入所したきっかけは何だったのですか?

代表弁護士2人と話したとき、2人とも決断が速いし人当たりがよいと感じたんです。
私が自分自身に対して「こうありたい」と思う人物像とも一致していたので、それで入所を決めました。

03 強みを活かした解決事例①

離婚相談に来た依頼者様の本心を見抜く。よりよい人生を提案

――印象に残っている事件はありますか?

小学生のお子さん2人を連れたお母様からのご依頼でした。
依頼者様によると、一方的に旦那様から離婚を要求されたそうです。
でも話を聞いてみると、どうも旦那様は浮気をしており浮気相手と暮らしたい様子でした。


――それは酷いですね。依頼者様のご要望はどのようなものだったのですか?

はじめは離婚しない、と言っていましたね。
相手ばかり幸せになるのは納得がいかない……と。

ただ、弁護士に離婚の相談にくる方は、すでに気持ちが冷めていることも多いんです。
その依頼者様もまさしくそのような印象でした。


――でも、依頼者様は離婚したくない、と。

依頼者様とお話しする中で、すでに気持ちが冷めているのは分かりました。
しかし、依頼者様には2人のお子さんがいて、離婚すると経済的に心配という気持ちがあったんです。

仮にこのまま離婚しなくても、別居状態になれば実質離婚しているのと変わりません。
早めに踏ん切りを付けたほうが、次の人生をスタートできるという利点もあります。

依頼者様にこのようなご提案を丁寧にお話ししました。
依頼者様の要望はもちろん大切ですが、ほかの選択肢を示すのも弁護士の大切な仕事だと思っています。


――最終的にはどうなったのですか?

最後には依頼者様の決断により、離婚することになりました。
養育費を十分もらえることになりましたが、経済的に苦しくなるとわかっていました。
それでも依頼者様は「離婚して新しい人生を歩む」と決断されたんです。

離婚調停が終わったあと、依頼者様が事務所にお越しになったことがありました。
今後の生活に希望を持っているような清々しい笑顔が印象的でしたね。

父親(旦那様)とも継続して面会交流できることになり、お子さんたちへの影響も最低限に抑えられたのではないかと思っています。

04 強みを活かした解決事例②

根本的な解決を。クレプトマニアに必要なのは処罰でなく治療

――ほかにも何か、印象に残っている事件はありますか?

クレプトマニアの依頼者様の弁護を引き受けることもあります。
クレプトマニアとは窃盗を繰り返す人のことをいいます。
実は窃盗を繰り返すには、その人なりの理由があるんです。


――どのような理由なのですか?

人にもよりますが、私が経験した中で多いと感じているのは拒食症の方ですね。

拒食症になると何かを食べても吐いてしまいます。
大量に食べては大量に吐く……。
もちろん経済的にも苦しくなっていきます。

そうすると、食べ物にお金を払うのがもったいなく感じるらしいんです。


――窃盗という行為の裏には、病気が隠れているのですね。

そうなんです。
もちろん病気だからといって罪を犯してよいとは決して思いません。
しかし、処罰を与えることが根本的な問題解決になるのか?と疑問に思っています。


――弁護活動以外で、クレプトマニアの方に何か支援することはありますか?

まずは病気の治療に専念するために、病院へ行くことをすすめます。
ただ、病院そのものを紹介するようなことはしません。

自分の病気に向き合い、自分で病気を治そうとする。
能動的に病院を探すことが、治療の第一歩だと考えているからです。


――クレプトマニアの治療のために、社会に必要だと思うことはありますか?

クレプトマニアの再犯率は高い状況です。
その理由としては、根本的に病気が治っていないからだと考えています。

処罰だけを考えるのではなく、更生する中で安心できる福祉や、専門的な医療との接点があれば、よりよい社会になると思っています。

05 目指す弁護士像

代理人としての役割に徹する。冷静に考えてよりよい選択肢を

――弁護士としての信念やこだわりはありますか?

私はあくまでも依頼者様の代理人です。
依頼者様によっては相手を憎む気持ちが強くなり、よりよい判断ができない場合があるんです。
そのようなとき私は冷静にサポートするよう心がけています。
法的なサポートはもちろんですが、よりよい選択肢を示すのも弁護士の大切な仕事だと思っています。

どのような事件でも裁判で勝訴判決を取ればよい結果が得られるとは限りません。
裁判にかかる費用や時間、法的な見通しなどを含めて総合的によりよいご提案をいたします。


――今後、目指す弁護士像を教えてください。

今後は法人の破産事件を扱っていきたいと思っています。
そのためには、さらなる勉強が必要ですね。
どれだけ依頼者様を助けたいと思っても、知識がないと何もできません。

今後も法律が改正されたり、世の中の仕組みがガラッと変わることもあると思います。
どのような時代になってもしっかりついていけるように、弁護士としての勉強は一生続けます。


――今、実際に困っている方にメッセージはありますか?

「話を整理しないと」とか「感情的になってしまったらどうしよう」とか、いろいろ心配はあると思います。
しかし、私のところに来ていただければ、まずは親身にお話をお聞きします。
その中で法律的な問題点や、解決の方法を探すのが私の仕事です。

困っていること、そしてそれをどうしたいか。
この2点をお話の中で教えていただければ、法的に解決できることをご提案します。

困ったことがあれば、まずはお気軽に相談にいらしてください。
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