たぐち やすのり
田口 泰規弁護士
法律事務所maru
お花茶屋駅
東京都葛飾区お花茶屋一丁目26番4号 加藤ビル1階
インタビュー | 田口 泰規弁護士 法律事務所maru
充実した打合せは納得のいく結果の源泉。依頼者の未来を見据えたベストな解決策を目指します
法律事務所maruの田口泰規(たぐち やすのり)弁護士。
「依頼者に対する優しさと、現実を確かに動かしていける強さを同時に持った弁護士でありたい」という想いのもと、日々誠実に依頼者と向き合っています。
田口先生に、弁護士としての実績や強み、相談者に伝えたいメッセージなどを伺いました。
「依頼者に対する優しさと、現実を確かに動かしていける強さを同時に持った弁護士でありたい」という想いのもと、日々誠実に依頼者と向き合っています。
田口先生に、弁護士としての実績や強み、相談者に伝えたいメッセージなどを伺いました。
01 弁護士としての実績
企業の案件から個人の案件まで幅広く対応。区役所の法律相談でもあらゆる困りごとを聞き、市民の力に
――田口先生はこれまでどのような事案を担当してきましたか?
弁護士になって10年以上となりますが、企業の案件から個人の案件まで、特定の分野に限らず、幅広い案件を経験させていただきました。
例をあげますと、企業の案件としてはいろいろな損害賠償事件や代金請求事件、賃貸借に関係する事件、建設や土木に関係する事件、労働案件、破産案件などがあります。
個人の案件では、離婚や相続、交通事故、賃貸借、破産などを担当してきました。
――幅広い分野で豊富な対応実績があるのですね。
はい、そうです。これまで、訴訟や調停など裁判所が関係する裁判手続だけで250件以上の案件に関与してきました。裁判手続以外で解決できた案件や相談を入れると、さらに多くなります。
事務所として受けた相談の他にも、弁護士をしている叔父と一緒に受けた案件、個人で受けた案件もあり、幅広い経験につながったと思います。
その他、区役所の無料法律相談にも携わっており、これまで500件以上の法律相談を担当してきました。日弁連交通事故センターでの交通相談も担当してきました。
多くの相談者さまと向き合い、さまざまな生の声に触れることで弁護士としての幅を広げていくことができました。
弁護士になって10年以上となりますが、企業の案件から個人の案件まで、特定の分野に限らず、幅広い案件を経験させていただきました。
例をあげますと、企業の案件としてはいろいろな損害賠償事件や代金請求事件、賃貸借に関係する事件、建設や土木に関係する事件、労働案件、破産案件などがあります。
個人の案件では、離婚や相続、交通事故、賃貸借、破産などを担当してきました。
――幅広い分野で豊富な対応実績があるのですね。
はい、そうです。これまで、訴訟や調停など裁判所が関係する裁判手続だけで250件以上の案件に関与してきました。裁判手続以外で解決できた案件や相談を入れると、さらに多くなります。
事務所として受けた相談の他にも、弁護士をしている叔父と一緒に受けた案件、個人で受けた案件もあり、幅広い経験につながったと思います。
その他、区役所の無料法律相談にも携わっており、これまで500件以上の法律相談を担当してきました。日弁連交通事故センターでの交通相談も担当してきました。
多くの相談者さまと向き合い、さまざまな生の声に触れることで弁護士としての幅を広げていくことができました。
02 弁護士としての強み
依頼者の話をよく聴き、依頼者の未来を見据えた解決を目指すこと。法律的な判断力と依頼者の主張を的確に伝える表現力を磨く
――相談を受けるときに大切にしていることはありますか?
まず依頼者の話をよく聴くことです。法律ではどうなっているかということ以前に、依頼者がどんなことを考え、どんなことを感じてきたのか、どのような解決を求めているのか、よく理解することが、事案解決の出発点だと思います。
そのうえで、法律的な考え方や法律論としての結論の見通しを踏まえながら、依頼者とともに、どのような解決がありうるか、どのような方向での解決を目指すかを探っていきます。
証拠のあるなしということもありますし、相手の意向や考え方もありますので、もともとの依頼者の主張をすべて通すことができるとは限りません。
そのことも率直にお伝えしながら、目先の「勝ち負け」だけでなく、依頼者の未来を考えて、その依頼者にとって最善の解決策を導き出すことを大切にしています。
例えば、将来、依頼者の主張が判決で認められる可能性があるとしても、裁判が長期化し、相手との溝も深まるなかで何か大切なものを失ってしまうことでもあるでしょう。解決のタイミングに重要な意味があることもあります。
何を望むか、どこに向かうかということの答えは、法律の中にも弁護士の中にもありません。依頼者の世界観や価値観から答えを見出していくものだと思います。
そのためには、充実した打合せを行い、法律を通じてできることできないことを見定めながら、依頼者と弁護士がよくコミュニケーションを取ることが、依頼者自身が納得のいく結果に至るためにとても大切だと考えています。
――法律ありきではなく、まずは依頼者自身の求めているものを探るということですね。
はい、そうです。自分の主張が通るかどうか裁判官に判断してもらいたいという人もいれば、遺恨を残さない解決、事件後も安心できる解決を重視する人もいます。現実の解決策は一つだけではないので、依頼者にとって納得できる解決策を見出していただきたいと思っています。
例えば離婚を例にとっても、法律上決めるべきことはいくつかありますが、どのような離婚をするかは本当に千差万別です。
自分はどうしたいか、相手は何を考えているか、実務の通例としてはどうなのか、それぞれよく考えながら答えを見出していきます。
以前相談を受けた事案では、相手に離婚を切り出す前の段階で何度も打合せをして、相手の主張も想定して、提案する内容、言葉の選び方、離婚を切り出すタイミングまで検討したことがあります。その結果、ほとんど争うこともなく円満離婚に至り、相談者の希望により新居に引っ越しをする当日、残りの家族が温かく見送りをしてくれたこともありました。
――家族の見送りは一方的な主張だけにこだわると得られなかった結果かもしれませんね。
はい、そうだと思います。従来のイメージにとらわれず、離婚後は新しい家族関係を築くことを希望されていたので、納得のいく明るい離婚ができたと喜んでいただけました。
これまでの実務経験を通じて感じるのは、法律はトラブル解決の基準として重要な意味を持っていますが、法律論だけで当事者双方が納得する結論を出すのは難しいということです。
――どういうことでしょうか。
法律論というのは解釈の幅のあるもので、判例のないグレーゾーンもありますし、具体的な判断については人によって差が出てくることもあります。法律論として固まっている部分もありますが、そうでないところも多いということです。
それに、多くの案件では、それぞれの当事者が前提としている事実が異なっていますので、法律上の争いというよりは事実についての争いとなってきます。はっきりした証拠がないことも多いので、事実をめぐってもそう簡単には一つの結論が出ないのです。
また、一般には法律というと感情的な側面は切り捨てられると捉えられることが多いのですが、実は、事案解決の中では無視することのできない重要な意味を持っていると私は思います。
ですから、依頼者の納得のいく解決のためには、法律だけに頼るのではなく、感情面も見ながら、争いの根本は何かを考え、柔軟な発想力と創造力で解決策を導いていくことが大切になってくると考えています。
――そのために気を付けていることはありますか。
弁護士として法律的な判断力の精度を高めるとともに、相談者の主張を的確に伝える表現力にも磨きをかけています。
実際の流れでは、相談者の求めるものが何なのか、よく話を聴きながら確認し、そのうえで主張を整理していきます。法律のことでわからないことは文献でも調べます。書面にするときは、裁判官にも、相手や相手の弁護士にも伝わるようにまとめていきます。
最初は形になっていなかった依頼者の主張も、次第に、書面や証拠という形になっていきますが、それが依頼者の思いを充分に表現できたものとなり、同時に、法律論や常識的感覚にも合致しているとき、その主張の中に「強さ」が生まれてくると私は感じています。
これまで、私が書いた書面の原案を読んで、涙を流された依頼者もおられました。こうした書面ができたときは、依頼者にとって単なる「勝ち負け」を超える意味が生まれているのではないかと感じます。
まず依頼者の話をよく聴くことです。法律ではどうなっているかということ以前に、依頼者がどんなことを考え、どんなことを感じてきたのか、どのような解決を求めているのか、よく理解することが、事案解決の出発点だと思います。
そのうえで、法律的な考え方や法律論としての結論の見通しを踏まえながら、依頼者とともに、どのような解決がありうるか、どのような方向での解決を目指すかを探っていきます。
証拠のあるなしということもありますし、相手の意向や考え方もありますので、もともとの依頼者の主張をすべて通すことができるとは限りません。
そのことも率直にお伝えしながら、目先の「勝ち負け」だけでなく、依頼者の未来を考えて、その依頼者にとって最善の解決策を導き出すことを大切にしています。
例えば、将来、依頼者の主張が判決で認められる可能性があるとしても、裁判が長期化し、相手との溝も深まるなかで何か大切なものを失ってしまうことでもあるでしょう。解決のタイミングに重要な意味があることもあります。
何を望むか、どこに向かうかということの答えは、法律の中にも弁護士の中にもありません。依頼者の世界観や価値観から答えを見出していくものだと思います。
そのためには、充実した打合せを行い、法律を通じてできることできないことを見定めながら、依頼者と弁護士がよくコミュニケーションを取ることが、依頼者自身が納得のいく結果に至るためにとても大切だと考えています。
――法律ありきではなく、まずは依頼者自身の求めているものを探るということですね。
はい、そうです。自分の主張が通るかどうか裁判官に判断してもらいたいという人もいれば、遺恨を残さない解決、事件後も安心できる解決を重視する人もいます。現実の解決策は一つだけではないので、依頼者にとって納得できる解決策を見出していただきたいと思っています。
例えば離婚を例にとっても、法律上決めるべきことはいくつかありますが、どのような離婚をするかは本当に千差万別です。
自分はどうしたいか、相手は何を考えているか、実務の通例としてはどうなのか、それぞれよく考えながら答えを見出していきます。
以前相談を受けた事案では、相手に離婚を切り出す前の段階で何度も打合せをして、相手の主張も想定して、提案する内容、言葉の選び方、離婚を切り出すタイミングまで検討したことがあります。その結果、ほとんど争うこともなく円満離婚に至り、相談者の希望により新居に引っ越しをする当日、残りの家族が温かく見送りをしてくれたこともありました。
――家族の見送りは一方的な主張だけにこだわると得られなかった結果かもしれませんね。
はい、そうだと思います。従来のイメージにとらわれず、離婚後は新しい家族関係を築くことを希望されていたので、納得のいく明るい離婚ができたと喜んでいただけました。
これまでの実務経験を通じて感じるのは、法律はトラブル解決の基準として重要な意味を持っていますが、法律論だけで当事者双方が納得する結論を出すのは難しいということです。
――どういうことでしょうか。
法律論というのは解釈の幅のあるもので、判例のないグレーゾーンもありますし、具体的な判断については人によって差が出てくることもあります。法律論として固まっている部分もありますが、そうでないところも多いということです。
それに、多くの案件では、それぞれの当事者が前提としている事実が異なっていますので、法律上の争いというよりは事実についての争いとなってきます。はっきりした証拠がないことも多いので、事実をめぐってもそう簡単には一つの結論が出ないのです。
また、一般には法律というと感情的な側面は切り捨てられると捉えられることが多いのですが、実は、事案解決の中では無視することのできない重要な意味を持っていると私は思います。
ですから、依頼者の納得のいく解決のためには、法律だけに頼るのではなく、感情面も見ながら、争いの根本は何かを考え、柔軟な発想力と創造力で解決策を導いていくことが大切になってくると考えています。
――そのために気を付けていることはありますか。
弁護士として法律的な判断力の精度を高めるとともに、相談者の主張を的確に伝える表現力にも磨きをかけています。
実際の流れでは、相談者の求めるものが何なのか、よく話を聴きながら確認し、そのうえで主張を整理していきます。法律のことでわからないことは文献でも調べます。書面にするときは、裁判官にも、相手や相手の弁護士にも伝わるようにまとめていきます。
最初は形になっていなかった依頼者の主張も、次第に、書面や証拠という形になっていきますが、それが依頼者の思いを充分に表現できたものとなり、同時に、法律論や常識的感覚にも合致しているとき、その主張の中に「強さ」が生まれてくると私は感じています。
これまで、私が書いた書面の原案を読んで、涙を流された依頼者もおられました。こうした書面ができたときは、依頼者にとって単なる「勝ち負け」を超える意味が生まれているのではないかと感じます。
03 弁護士になったきっかけ
叔父の影響で法曹の道へ。依頼者がその人らしく歩んでいくためのサポートをしていきたい
――田口先生が弁護士を志したきっかけを教えていただけますか?
叔父が弁護士をしていて、その影響で子どもの頃から弁護士という存在は身近に感じていました。
中学3年で将来の進路を本格的に考え始めたとき、叔父に相談したところ「弁護士は困った人を助けるとてもやりがいがある仕事」と勧められ、弁護士になることを決意しました。
勉強することはもともと好きだったので、学ぶ力が人のためになればいいなと思いましたし、さまざまな人の人生に触れられる仕事だということに魅力を感じました。
ただ、国語より数学や理科の方が得意だったので、文系に進むことに若干の不安があったのですが、叔父からは、理系の弁護士もいるし、全然気にしなくてもいいと助言を受けました。その後次第に、文系理系の区別は本質的なものではないこともわかってきましたし、実務についてからも、ロジックや数字へのなじみがあることは自分の隠れた強みの一つであると感じるようになりました。
――弁護士として仕事で実際にやりがいを感じるのはどんなときですか?
相談者が元気になっていくのがわかるときですね。
相談者がはじめて相談に来られるときは、不安な気持ちを抱えていたり、この先どうしたらよいか全くわからないという感じで来られる方も多いのですが、初回相談の30分だったり1時間だったりの間に、将来の見通しが立ってくると、顔つきが変わって、気持ちが前向きになれたとか、これならやっていけそうな気がするなどとおっしゃる方も多いです。相談者に笑顔が出てくると、自分もうれしくなりますね。
実際の案件を進めていく中では、相手から思いがけない主張がでてきたり、全く想定していなかった証拠がでてくることもあるので、解決までの道のりは紆余曲折ありますが、その都度依頼者とよく相談しながら、打開策が見いだせたときは私もうれしくなります。
最終的な結果としては、もともとの希望を実現できたというものもあれば、当初依頼者が求めていたほどではなかったというものもありますが、いずれの場合も、依頼者がやれることはやったという思いの中で、その結果を受け入れ、次に進めるような解決ができたときは自分の役割を果たせたかなと思います。
依頼者がその人らしい歩みの中で解決を迎え、次に進んでいくためのサポートをしていきたいというのが私のやりたいことですね。
叔父が弁護士をしていて、その影響で子どもの頃から弁護士という存在は身近に感じていました。
中学3年で将来の進路を本格的に考え始めたとき、叔父に相談したところ「弁護士は困った人を助けるとてもやりがいがある仕事」と勧められ、弁護士になることを決意しました。
勉強することはもともと好きだったので、学ぶ力が人のためになればいいなと思いましたし、さまざまな人の人生に触れられる仕事だということに魅力を感じました。
ただ、国語より数学や理科の方が得意だったので、文系に進むことに若干の不安があったのですが、叔父からは、理系の弁護士もいるし、全然気にしなくてもいいと助言を受けました。その後次第に、文系理系の区別は本質的なものではないこともわかってきましたし、実務についてからも、ロジックや数字へのなじみがあることは自分の隠れた強みの一つであると感じるようになりました。
――弁護士として仕事で実際にやりがいを感じるのはどんなときですか?
相談者が元気になっていくのがわかるときですね。
相談者がはじめて相談に来られるときは、不安な気持ちを抱えていたり、この先どうしたらよいか全くわからないという感じで来られる方も多いのですが、初回相談の30分だったり1時間だったりの間に、将来の見通しが立ってくると、顔つきが変わって、気持ちが前向きになれたとか、これならやっていけそうな気がするなどとおっしゃる方も多いです。相談者に笑顔が出てくると、自分もうれしくなりますね。
実際の案件を進めていく中では、相手から思いがけない主張がでてきたり、全く想定していなかった証拠がでてくることもあるので、解決までの道のりは紆余曲折ありますが、その都度依頼者とよく相談しながら、打開策が見いだせたときは私もうれしくなります。
最終的な結果としては、もともとの希望を実現できたというものもあれば、当初依頼者が求めていたほどではなかったというものもありますが、いずれの場合も、依頼者がやれることはやったという思いの中で、その結果を受け入れ、次に進めるような解決ができたときは自分の役割を果たせたかなと思います。
依頼者がその人らしい歩みの中で解決を迎え、次に進んでいくためのサポートをしていきたいというのが私のやりたいことですね。
04 悩みをもつ人に伝えたいメッセージ
答えを導き出すのは相談者と弁護士の共同作業。気になることは遠慮なくご相談ください
――少し話が外れますが、ご趣味はありますか?
音楽が好きです。
小学校からエレクトーンを始め、中学からは吹奏楽部に入りました。大学ではビートルズ研究会に入っていて、バンドでベースを弾いていました。
所有しているベースは、もちろんポール・マッカートニーも使っていたリッケンバッカー。
妻もサックスを吹けるので、夫婦揃って子どもの通う幼稚園のパパママバンドに参加しています。今はコロナで一時活動中止中ですが、再開を楽しみにしています。
――ありがとうございました。それでは最後に、読者に向けたメッセージをお願いします。
法律問題というものは一般的に思われているほど、答えが簡単に出るものではありません。また、法律論そのものより、実際には、現実の解決をどうするかが一番の課題となります。自分自身で納得できる解決に至るためには、法律論だけでなく、思いや気持ちも含めて、いろいろなアイデアを検討する方が選択肢が広がります。
これは、依頼者と弁護士の共同作業ともいえるもので、依頼者だけでは難しいことですし、弁護士が一方的に答えを出すというものでもないと思います。依頼者と弁護士がよくコミュニケ―ションをとりながら、選択や判断が迫られる一つ一つの場面で「納得のいく進め方」をすることが、結果としての「納得できる結論」につながっていくと思います。そのプロセスそのものが、「勝ち負け」ということよりも大切な「自分らしい生き方」につながるものではないかと思います。
法律は難しいですから、一度聞いて分からないことも多いと思います。ぜひ納得するまでご遠慮なく何度でもご相談ください。気になったことや分からないことの中に大切なヒントが隠されていることもあります。気になったことはすべて聞いてみるということが、ご自身の納得につながると思います。
「自分らしい解決」を実現したいという方はぜひご相談ください。お待ちしています。
音楽が好きです。
小学校からエレクトーンを始め、中学からは吹奏楽部に入りました。大学ではビートルズ研究会に入っていて、バンドでベースを弾いていました。
所有しているベースは、もちろんポール・マッカートニーも使っていたリッケンバッカー。
妻もサックスを吹けるので、夫婦揃って子どもの通う幼稚園のパパママバンドに参加しています。今はコロナで一時活動中止中ですが、再開を楽しみにしています。
――ありがとうございました。それでは最後に、読者に向けたメッセージをお願いします。
法律問題というものは一般的に思われているほど、答えが簡単に出るものではありません。また、法律論そのものより、実際には、現実の解決をどうするかが一番の課題となります。自分自身で納得できる解決に至るためには、法律論だけでなく、思いや気持ちも含めて、いろいろなアイデアを検討する方が選択肢が広がります。
これは、依頼者と弁護士の共同作業ともいえるもので、依頼者だけでは難しいことですし、弁護士が一方的に答えを出すというものでもないと思います。依頼者と弁護士がよくコミュニケ―ションをとりながら、選択や判断が迫られる一つ一つの場面で「納得のいく進め方」をすることが、結果としての「納得できる結論」につながっていくと思います。そのプロセスそのものが、「勝ち負け」ということよりも大切な「自分らしい生き方」につながるものではないかと思います。
法律は難しいですから、一度聞いて分からないことも多いと思います。ぜひ納得するまでご遠慮なく何度でもご相談ください。気になったことや分からないことの中に大切なヒントが隠されていることもあります。気になったことはすべて聞いてみるということが、ご自身の納得につながると思います。
「自分らしい解決」を実現したいという方はぜひご相談ください。お待ちしています。