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いしだ だいすけ

石田 大輔弁護士

弁護士法人名城法律事務所 サテライトオフィス

名古屋城駅

愛知県名古屋市中区丸の内3-5-10 名古屋丸の内ビル4階

対応体制

  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 夜間面談可
  • 電話相談可

注意補足

お電話では簡単に用件のみお伺いいたします。その後、弁護士が必要と判断した場合は来所のご案内をさせていただきます。なお、相続分野についてはお電話でのご相談は承っておりませんのでご了承ください。

依頼者様と共に歩み、手を取り合ってサポート

柔らかく話しやすいお人柄でありながら、現実的で明快な語り口が印象的な石田大輔先生。依頼者様のことを第一に考え、何でも話せる雰囲気作りに気を配られているそうです。
そんな石田先生に、弁護士になられた経緯や弁護士として大切にされていること、目指す方向性などについてお伺いしました。

01 弁護士になられた背景

『困っている人の力になれ、その人に向き合える』

――石田先生が弁護士になられた経緯はどういったものだったのでしょうか?

キッカケは、高校生の時に映画を見て弁護士という職業に憧れを抱いたことでした。『評決のとき』というアメリカの映画で、黒人の人種差別などがテーマの作品でした。この映画を見た時に困っている人の味方になれる弁護士という職業はカッコいいなと思いまして、自分も目指すことにして大学は法学部に進学しました。
そこからは気分転換で運動するためにテニスサークルには入りましたが、1年の終わりくらいから司法試験の勉強を始め、そこからブレることはなかったですね。勉強中心の生活で、弁護士になりたいという気持ちも変わりませんでした。
しかし大学を卒業した後、すぐに法科大学院に入れず2年間司法浪人することになった時は辛かったですね。その間は無職で、身分が無い状態でしたから。それでもここで後退するより前に進むべきだと思って頑張り続けまして、無事に法科大学院に入学できました。大学院卒業後には1度目の司法試験で合格できました。

苦労もありましたが、弁護士になりたいという想いが変わることはなかったので、司法修習生になって検事や裁判官の選択肢ができても迷うことなく弁護士の道へと進みました。刑事事件だけを扱う検事や、判決という形で結論を出すことがメインの裁判所に比べて、弁護士はクライアントとの距離が一番近いですし、困っている人の味方になれ、その人と向き合える点が良いなと思っていました。

02 弁護士としての活動

『縁を大事に、困った人たちの力に』

――弁護士になられてからはどのように活動されていたのですか?

最初の事務所は、学生の時にインターンシップでお世話になった名古屋の事務所に入所しました。本当は地元の岐阜に戻って弁護士をする道も考えたのですが、学生の時から目をかけてくれていたその事務所との縁を大事にしてそこで働く道を選択しました。
そこは小さな事務所で弁護士は代表と私の2人だけでしたが、その分色々な経験をさせてもらいました。案件を1人で担当させてもらうことも多かったですし、力も磨かれましたね。その中で扱う分野は一般民事を幅広く扱っていましたが、ゼネコンの顧問もしていたので建築系の企業法務の仕事もしていました。しかしそんな中でそこの事務所の代表の方が亡くなってしまいまして、その事務所を去らなくてはいけなくなりました。
そこで亡くなられた代表の兄貴分だった今の事務所の代表に拾っていただき、今の事務所でお世話になることになりました。ご縁には恵まれているし、これからも人と人とのつながりは大切にしていきたいなと思っています。前の事務所と今の事務所は場所も近いですし、私自身の顧客になっていただいていた依頼主の方もスムーズに引き継ぐこともできました。

今の事務所では交通事故など一般民事を多く扱っていますが、私自身が担当する分野としては、企業法務が増えつつあります。これには私が積極的に対外的な活動をしたことで、企業系の方々とのご縁ができたことが背景にあります。今の事務所に入って3年目くらいで、私が自らお受けした案件の方が多くなりましたね。企業の方々と接する機会が増えるにつれ、自分の身近に企業の人たちが増え、この分野において何に困っているのか、現状に触れることでより力になりたいという思いも増してきました。

――印象に残っている案件はありますか?

弁護士として様々な案件を担当してきましたが、その中で印象に残っている案件が2つあります。
どちらも相続の案件なのですが、1つは相手方が遺言書の偽造をした案件でした。偽造していたことまでは把握できていなかったのですが怪しい動きをしているのはわかっていて、被相続人の方がまだ生きていたのでこちらで遺言書を作成したのです。その結果、相手方が偽造した遺言書よりこちらの遺言書の方が2週間ほど日付が新しく有効ということで、不当に相続財産を取られるのを防ぐことができました。現実に悪いことをする人もいるのだということ、そして予測することの大事さも学べましたね。
もう1つは、とある女性からのご依頼でした。その方は病室で亡くなる寸前の男性の方と結婚したのですが、その男性の死亡後にその男性の前妻の子供たちに婚姻無効を主張され、訴訟になりました。その男性は亡くなる寸前とはいえまだ40代でしたし、退院後の幸せな生活を願っての結婚だったのです。ですから依頼主の方には妻として正当な権利が認められるべきだと思って争いました。第1審ではドクターに証人として出廷したいただけたこともあって、勝利することができました。
しかし第2審以降では裁判所が結論ありきのスタンスだったように思います。亡くなった男性の方が自分の母親に結婚を報告してないのがおかしいという点などを重視してしまい、負けてしまいました。個人的には40代でバツイチの男性なら、母親に結婚を報告しなくてもおかしくは無かったと思っているのですが。そういう理不尽な判決をされることがあるというのを学べたことが、悔しいですが印象に残りました。

03 弁護士として心がけていること

『依頼者様と共に歩む』

――弁護士として活動されている中で、心がけていることを教えてください。

依頼者様と共に歩むようにすることですね。クライアントの方は「共感」を求めていらっしゃると思います。ちゃんと話を聞いて共感し、その上で手を取り合ってサポートさせていただくようにしています。
また、一般の方には弁護士は偉そうだという印象があると思いますが、自分はそうならないように気をつけてもいます。物腰は柔らかく、何でも話しやすい雰囲気が作れるようにと心がけています。

その他の点として、スピーディに行動することも心がけていますね。弁護士業界は、他の業界に比べるとスピード感が遅いと思います。裁判も時間がかかりますし、弁護士の方は色々な案件を抱えていて1つ1つの案件が遅くなってしまう場合もあります。しかし特に企業の方々などと接しているとそのスピード感はズレていると思います。また、対応が遅いことにより不安になってしまう依頼者の方もいると思います。そうならないように、依頼者の方に少しでも安心してもらえるようにと、スピード感も大事にしています。

それから、これは実際に依頼者の方々に褒めていただくことが多いのですが、「説明がしっかりしていてわかりやすい」という言葉をよくいただきます。親身になってくれる、とも言っていただけますし、私から弁護士として色々な提案をさせていただく点も高く評価していただけているようです。色々な提案をさせていただく、というのは私自身も意識している点で、選択肢を増やした上で依頼者自身に決めていただくようにしています。そうすることで、最良の選択肢ができる可能性が高まりますからね。

04 今後の方向性

『企業法務のスペシャリストに』

――今後目指していく方向性などはありますか?

専門性を磨き、スペシャリストになっていきたいですね。今は企業法務関連の専門性を伸ばしたいと思っています。
実は私は6年前くらいに、起業して自分の会社を持った経験があるのです。レンタルオフィスの会社で、かつ、女性支援も推進しようと思ったのですが、中々上手くいかないことも多く、働く方々をマネジメントする難しさや経営の複雑さを学びました。しかし、だからこそ経営者の方々を応援したいという気持ちは高まりました。今後は私自身もビジネス的な観点をより強化して、法務だけでなくコンサル的なサポートも含めて、企業のパートナーとして総合的にサポートできるようにしたいです。また、今後は外国人雇用の重要性も増してくると思いますので、その部分についても継続的に勉強し、強化を図っています。

そして何より、目の前にある案件や依頼者の方々ともしっかり向き合っていきたいと思っています。相談したい何かがある方は、ぜひお早めに相談して欲しいですね。ご相談が早ければ早いほど、その方にとっての選択肢が増え、出来ることも増えます。例えば相続の案件であれば被相続人の方が亡くなる前の方がいいですし、労働問題であれば休職や退職する前の方が良いです。もう少し相談にいらっしゃるのが早ければ、より良い結果をお返しできたのに、と残念に思うケースもあります。そういった事態を避けるためにも、ぜひ、お早めに相談にいらしてください。初回のご相談は30分無料ですので。
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