契約解除申請に不備があった場合の利用料金の払い戻し
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4ヶ月ほど前に、それまで契約していたWi-Fiの契約の解除申請をインターネットのホームページから行いました。直後に「ご契約解除を受付ました。」というタイトルで自動返信メールが届き、「ご申請に不備がある場合や、複数台のご契約の場合は、弊社より確認をさせていただく場合がございますのであらかじめご了承ください。」とありました。その後メールや電話など連絡は何もなかったため、契約解除が完了したと思ったのですが、9月になって明細を見たところ、今月の分までまだ引き落としが続いていました。電話でWi-Fiのサポートセンターに問い合わせると、契約解除の申請の際に入力された名義が違った(契約者である親の名義ではなく、Wi-Fiを使っている子供の名義になっていた)ため、契約解除が成立していなかったと言われました。 こちらとしては、契約解除の申請後に届いた自動返信メールから「不備があれば連絡がある」ものだと考えていましたし、名義の誤りが問題だったのならその趣旨の連絡を入れるべきではないかと思えます。そこで知りたいのですが、 ・契約解除申請後の5ヶ月分の料金の払い戻しをしてもらうことは不可能でしょうか。 ・もし払い戻しが可能なら、どのように対処したらいいのでしょうか。
匿名希望 さん ()
弁護士からの回答タイムライン
- 契約者の名義を正確に特定しなくても,どの契約についての解約の申入れかが明らかになっていれば,解約の申入れの効力は認められるものと考えられます。 例えば Aさん「あの契約,解約しておいて」 Bさん「わかった」 というやりとりでも,AB間で契約が特定できていれば,解約はできるということです。 今回の解約の申入れに際して,受け取り手(業者)側がどの契約の解約かを認識できていたのであれば,解約は有効と解すべきです。ましてや,ご質問にあるように,解約の申入れに問題があれば業者側から連絡が来ることになっているように見受けられるのであれば,業者側も解約の効力は否定し難いと思います。 業者に連絡をとって,5か月分の料金を返金してもらえるように交渉してみてはいかがでしょうか。
この投稿は、2018年9月19日時点の情報です。
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