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せがわ たくや
勢川 琢也弁護士
湖南竜王法律事務所
甲西駅
滋賀県湖南市平松北1-46 美松プラザ2階2B

インタビュー | 勢川 琢也弁護士 湖南竜王法律事務所

湖南市、竜王町、甲賀市でお悩みなら。離婚や相続、インターネット、労働事件など、民事事件を幅広く取り扱う弁護士

依頼者と共に、手を取り合って未来へ進む。
そんな姿勢が印象的なのは、勢川琢也(せがわ たくや)弁護士です。
司法試験合格後に選んだのは会社員の道。
その後弁護士へと転向し、まもなくキャリア10年を迎えようとしています。

現在は滋賀県湖南市に、湖南竜王法律事務所を開業。
地域の頼れる法律家として、離婚や相続、インターネットや労働事件まで、幅広い分野で活躍しています。

勢川弁護士の趣味は、小説を書くこと。
仕事と子育ての合間をぬって、執筆活動に励んでいるそうです。

今回はそんな勢川弁護士の、これまでの歩みや信念などに迫ります。

01 これまでの歩み

試験合格後は会社員に。心強いパートナーを目指し司法過疎地で開業

――まずは弁護士を目指したきっかけを、教えてください。

お恥ずかしながら、立派な志があって弁護士を目指したわけではありません。
大学3回生の就職活動の時期に、将来どうしようか悩んでいました。

そんなとき、大学の構内を歩いていたら、「司法試験合格者〇名!」という垂れ幕が目に飛び込んできました。
受かる自信があったわけではありませんでしたが、幸い、こつこつと努力することを苦にしない性格だったので、頑張って弁護士を目指してみようかなと思ったんです。



――思い切った決断をされたのですね。では、弁護士の面白さはいかがでしょう?

依頼者さまのお悩みは、離婚問題、相続問題などとカテゴライズできます。
でも、ひとつとして同じ悩みはありません。
皆さまが重要視するポイントは異なるため、解決策もさまざまです。

もちろん、別の事件での知識や経験が使えることもありますが、そのまま丸っと適用できるとは限りません。
毎回新鮮な気持ちでトラブルと向き合い、常に思考を巡らせて解決の糸口を見つける過程は、この仕事の醍醐味だと感じています。


――まもなくキャリア10年。これまでの歩みも教えてください。

実は司法試験合格後、すぐに弁護士になったわけではありません。
まずは事業会社に就職し、約2年間総務部で働いていました。


――なぜ、企業に就職を?

弁護士はサービス業です。
依頼者さまによりよいサービスや安心感を提供するためにも、会社員経験を挟まないと知り得ない実務的な知見を得たかったんです。

私自身に会社員経験があれば、社会人としての常識を身に付けられるだけでなく、依頼者さまのお気持ち、状況もより理解できると思いました。
そして、企業特有のルールや事務手続きのスケジュール感といった内部事情も知ることができます。
実際弁護士として活動する中で、当時の経験は非常に活きていると感じています。


――社会人経験は先生ならではの強みです。その後、弁護士のキャリアをスタートさせたと。

はい。地元京都の法律事務所に9年ほど所属していました。
当時から、一般民事案件のご相談が多かったです。
離婚や相続、交通事故など、町弁として身近な法律トラブル全般に対応していました。


――そして、湖南竜王法律事務所の開業に至るわけです。

事務所がある滋賀県湖南市や竜王町は、弁護士がいない司法過疎地域です。
弁護士へのアクセスが悪いと感じている皆さまの力となり、法的サービスを提供したいと考え、この地に事務所を開業する運びとなりました。

現在も引き続き、離婚や相続、インターネットや労働問題など、民事事件全般につき、幅広く対応しています。

02 強み

愚直に徹底的に。リサーチを怠らず、依頼者と共に未来へ向かう

――先生の強みは、いかがでしょう?

リサーチで手を抜かないよう努めているところです。

残念ながら、慣れというのは怖いもので、どのような人でも、キャリアに甘んじてリサーチをないがしろにしてしまうことがあると思います。「これはこの前もやったからこうだ」と、調べずに決めたりすることがあると思うんですね。
でもそれって、非常に危険なんですよ。
法律は常に改正されるものですし、社会の価値観や時代の流れで判例も変わります。
常に最新の情報を入れておかないと、依頼者さまが損をするかもしれません。

どれだけキャリアを積んでも常に基本に立ち返り、調べる労力を惜しまない。
この愚直さは、私の弁護活動における生命線でもあります。


――では、依頼者と向き合う上で心がけていることを教えてください。

専門的な内容でも、依頼者さまが理解しやすいように伝えることです。
せっかくリサーチしたことも、依頼者さまにうまく伝わらなければ意味がありませんし、わからないことが多いと不安になるでしょう。
だからこそ、調べた結果はかみ砕いて丁寧に共有して、一緒に方針を考えるようにしています。

そして何より、依頼者さまの人生ですから、私の考えを押し付けることはありません。
聞いてくだされば私見は述べますが、私が一方的にグイッと引っ張るのではなく、依頼者さまの意思を尊重し、一緒に歩むことも意識しています。


――先生は依頼者と「共に頑張りましょう」というスタンスなのですね。

弁護士は、「代理人」という言葉が示す通り、本人のサポート役という要素が強いんです。
法律知識のリサーチや提供、交渉や裁判など、専門的なことは私に任せていただきたいのですが、未来を決められるのは、本人である依頼者さましかいません。

依頼者さまが思い描いた未来を実現するために、私が一緒に戦います。
ぜひお気軽にご相談ください。

03 信念

最後までやり抜く責任感。感情のゆらぎを受け止め、背中を押す温かさ

――先生の信念とは?

一度引き受けたなら、責任をもって最後までやり遂げるということです。

先ほどと重なりますが、私はよく依頼者さまに「一緒に頑張りましょう」とお話しするんですよ。
ひとりでは戦えなくても、法律の専門家が味方にいれば心強いでしょう。
そして依頼者さまが頑張っているなら、私も諦めるわけにはいきません。
絶対に投げ出さず、最後まで一緒に走り抜けるという熱意のもと、日々取り組んでいます。


――心強いです。しかし共に戦う中で、依頼者の感情がゆらぐときもあるのでは?

はい。もちろん人間ですから、解決の過程で腹が立ったり悲しくなったりと辛いこともあるでしょう。
そんな時は、私が依頼者さまの気持ちが前向きになるまで寄り添い、背中を押します。

私のキャラクター的にも堅苦しさはなく、冗談を言って場を和ませるのが得意でもあるので(笑)
私自身が常に明るく振る舞い、落ち込んでいる依頼者さまを笑顔にできればと思っています。
気持ちを立て直し、一歩を踏み出すサポートができたら、私も嬉しいですね。

04 今後の展望

湖南・竜王エリアを代表する弁護士に。一歩ずつ着実に人生を切り開く

――先生の今後の展望とは?

地域の皆さまに、深く認知される事務所になることが目標です。
冒頭でもお話ししましたが、私が事務所を構えている滋賀県湖南市と隣接する竜王町は、弁護士がいない司法過疎地域です。
とはいえ、そこにはたくさんの人が住んでおられて、法律問題を抱えていらっしゃる方もいると思います。
これまでは相談できる弁護士が近くにおらず、諦めて泣き寝入りした方もいるかもしれません。
だからこそ私が、地域に埋もれている需要に応え、困っている人を助けられる弁護士になれたらいいなと思っています。

もちろん湖南市や竜王町だけでなく、隣接する甲賀市などにお住まいの方々も、気軽に足を運べる事務所になれたら嬉しいです。


――最後に、メッセージをお願いします。

法律問題を一気に全部解決するのは難しいものです。
どうしても時間がかかるケースが多いのですが、一歩一歩着実に進んでいけば必ず解決までたどり着けます。

解決までの道のりは、派手で華やかなものではないかもしれません。
でも、地道にコツコツ一歩ずつ、私と一緒にゴールを目指しませんか?
ご相談、お待ちしています。
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