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うちやま こうき
内山 功基弁護士
ネクスパート法律事務所 高崎オフィス
高崎駅
群馬県高崎市東町85-3 須藤ビル5階
対応体制
  • カード利用可
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

当事務所では、電話やテレビ会議による面談の上でのご依頼も受付しています。 (※債務整理は、弁護士会の規定等で直接の面談義務が定められていますのでご来所をお願いします。) ご相談の際には対処方針・費用について丁寧にご説明致します。

インタビュー | 内山 功基弁護士 ネクスパート法律事務所 高崎オフィス

離婚や親権など男女問題に強い高崎オフィス所長。夫婦と親子の仲裁役、幸せを運ぶ人生コンサルタント

全国に10拠点を構え、30人以上の弁護士が在籍するネクスパート法律事務所(2023年12月現在)。
内山 功基(うちやま こうき)弁護士は東京本店で経験を積み、現在は高崎オフィスの所長を務めています。
最も力を注いでいるのは、離婚・男女問題です。
壁の厚い父親側で親権を獲得するなど、一筋縄ではいかない夫婦や親子の問題を何度も紐解いてきました。
根底にあるのは、依頼者はもちろん、家族全員が幸せになること。
その仲裁役として奔走する姿に迫ります。

01 弁護士としてのキャリア

東京で経験を積み、高崎オフィスの所長に。オープン直後から依頼が殺到

ーー現在は高崎オフィスの所長を務めておられます。

当事務所は関東を中心に全国に10拠点あり、高崎オフィスは2020年に開設されました。
私はそれまで東京本店に勤務していましたが、高崎オフィスのオープンとともに所長に就任しました。

おかげさまでオープン直後からご依頼が殺到し、すぐに軌道に乗りました。
それ以降、離婚、債務整理、刑事事件、相続、労働問題、不動産、交通事故、債権回収など、さまざまな分野でたくさんのご相談をいただいてきました。

当初、弁護士は私ひとりでしたがすぐにパンク寸前になり、今は2人増やして3人体制で動いています。
ご依頼は変わらず増えているので、今後さらに増員する予定です。


ーー高崎での生活にもすっかり慣れましたか?

とても過ごしやすいですよ。
東京での暮らしと比べ、心身ともに非常に落ち着いた生活を送ることができています。
それでいて、生活インフラも整っているのでまったく不便はありません。
飲食店をはじめ若手経営者が多く、活気があるのもいいですね。

あとは何よりも、温泉です。
群馬には草津、伊香保、万座、四万(しま)温泉と名所がたくさんあります。
休日にふらっと立ち寄って、身も心もリフレッシュできるのはありがたい限りです。

02 得意分野と実績

父親側で親権を獲得。子どもは不登校から立ち直り、面会交流も円滑に

ーー高崎オフィスではどんな相談をメインに受けているんですか?

男女問題や相続、刑事事件、労働問題、債務整理などを幅広く扱っています。
当事務所は、どんなご相談にも対応するのが基本スタイルです。
弁護士ひとり当たりの担当案件が多く、おそらく他事務所の弁護士と比べると1.5〜3倍ほどに上るはずです。
件数だけでなく、難易度の高い事件の解決実績もどんどん積み上げ、経験とスキルを磨いてきました。

そんななかで、高崎オフィスとして最も注力しているのが男女問題です。
離婚やそれに伴う財産分与、親権、認知、養育費、また不倫や浮気の慰謝料、交際相手のストーカー対策など多岐にわたります。

なぜ男女問題に力を入れているのか。
それは当事者間の感情が激しくぶつかり合い、法律を振りかざすだけでは解決できない悩ましい問題で、多くの弁護士が苦手とする分野だからです。
一筋縄ではいかず、柔軟な発想が求められます。
私たちはむしろそこに得意意識を持っています。


ーーとくによくある相談内容などを教えてください。

高崎に移ってきて感じた、東京との大きな違いが2つあります。
1つは、若くしてご結婚され、複数のお子さまがいらっしゃるケースが多いこと。
もう1つは、持ち家の割合が高いことです。

離婚に伴って親権や養育費、面会交流など、子どもに関する問題が絡んでくるケースがとても多いんです。
また、持ち家についてもローンなどをめぐって揉めることがよくあります。

これまでお子さんや持ち家の問題に数多く携わってきましたが、そのなかには父親側の代理人として親権を獲得したこともありました。


ーー父親側で親権を獲得するのは、かなりハードルが高いと聞きます。

まだまだ母親の方が育児にかかわる時間が多いことが一般的ですので、基本的に親権争いは母親が有利です。
父親が育児をメインに担っている場合などは別ですが、全体から見ればかなり少ないのが現実です。

とくに印象に残っている案件は、お母さまによるお子さんへの精神的なDVが絡むご依頼でした。
それによってお子さんの精神状態が悪化し、小学校を不登校になってしまったんです。
ご相談をいただいてから裁判まで徹底的に争い、無事、父親側で親権を手にすることができました。

お父さまは涙を流して喜んでおられましたし、お子さんの気持ちも安定し、再び学校に通えるようになったんです。


ーーこれで一件落着、父子は穏やかな生活を取り戻せたんですね。

実は、この事件にはまだ続きがあります。
裁判での決着だけでは少し後味が悪かったので、その後お母さまとの面会交流を調整したんです。

悪意の下に精神的なDVに及んでいたお母さまではなく、しっかりとお子さんへの愛情を持たれている方でしたので、お子さんにも、その愛情を感じてもらいたいと感じたことが、私の原動力でした。

お子さんに事情を丁寧に説明するとともに、お母さまには謝罪の手紙を書いてもらいました。
そのうえで、まずは電話での会話からスタートです。
それを何度か重ねてから、いよいよ直接顔を合わせることになりました。

そのときに、私からお母さまにお願いしたことがあります。
お父さまの悪口は絶対に言わないこと、それとお子さんに面と向かって謝ることを約束してもらったんです。
それまでお子さんのお母さまに対する警戒心や拒絶感はとても強かったんですが、それ以降は現在に至るまで定期的に面会交流を続けているそうです。

03 事件解決のスタンス

依頼者も、相手も子どもも幸せに。家族に寄り添う「人生コンサル」

ーー勝って終わりではなく、少しでもわだかまりを残さないようにしたんですか?

依頼者さまはもちろんですが、争う相手方にもできる限り幸せな人生を歩んでいただきたい。
いろんなタイプの弁護士がいますが、私にはそういう気持ちが強くあります。

とくにお子さんがいらっしゃる場合は、そうした発想がとても重要です。
両親の不和がお子さんに与える影響は計り知れません。
不登校もそうですし、非行に走って事件化してしまう可能性もあります。
たとえ父母の一方とは離れていても、愛情を感じる機会を保つことができればお子さんは心身ともにのびのび育っていくはずです。

離婚や親権の問題は、お子さんにとって何が最も望ましいのか。
その観点で解決策を練ることを大切にしています。


ーー事件を解決するだけでなく、家族の人生にも寄り添う。そんな姿勢が印象的です。

一言でいうなら、人生のコンサルタントでしょうか。

実は小さい頃から、ケンカや争いごとの仲裁役を担うことがよくあったんです。
学校や近所で起こる子ども同士の言い争い。
なぜかいつもその間に入って、何度も仲直りをさせてきました。

こちらがガードを下ろすことで、相手の譲歩を引き出す。
逆に相手が武装解除してきたら、こちらも少し歩み寄る。
そうやって互いに少しずつ許し合い、譲り合うことが、早期かつ円満な解決につながります。

ただ、それを渦中にある当事者だけでやるのは至難の業です。
その凝り固まった問題をときほぐすお手伝いをさせていただきたいと考えています。


ーー持ち家の問題はどうですか?心がけていることなどを教えてください。

住宅ローン付きの家がある場合は、夫婦どちらが取得するか、どちらも引き継ぐ意思がない、あるいはローンを支払う余裕がないときにはどう処分するか。
そこをうまく調整する必要があります。

ただ、本当に持ち家が最優先でこだわるポイントなのか。
場合によってはそこから視野を広げることも大切です。

何よりも重要なのは、お互いが前向きに一歩を踏み出し、幸せな生活を送ることです。
家に固執した結果、ローンの支払いが重荷になって家計を苦しめる事態になっては元も子もありません。

先を見据えてじっくり話し合い、お気持ちを整理する。
そんな風に、長い目で見たときにどんな方法がベストなのかを、依頼者さまと一緒に考えるようにしていますね。

04 悩んでいる人たちへ

時代とともに変わる家族観。固定概念に縛られず、柔軟な発想を大切に

ーー夫婦のあり方や家族の価値観が今、大きく変化しています。

おっしゃる通りです。
離婚に関わる法律や過去の判例は、現代の社会背景から遅れをとっているように見えるものが少なくありません。

そんななかで私が胸に止めておかないといけないのは、「家庭はこうあるべきだ」という固定概念に縛られず、解決のあり方を柔軟に発想していくことです。

当然、法的に困難な問題もあります。
それでも、今を生きる人々の価値観や暮らしに目を凝らし、理解を示しながら一人ひとりの依頼者さま、一つひとつの家族に寄り添っていく必要性を改めて強く感じているところです。


ーー最後に、思い悩む人たちにメッセージをお願いできますか?

決してひとりで悩みを抱え込まずに、何でも気軽にご相談いただきたいですね。
どんな些細なことでも、まずはじっくり時間をかけてお話をうかがいます。

早い段階で見通しをお伝えしますので、それだけでもきっとお気持ちが楽になるはずです。
みなさまが前向きに再スタートを切れるように、私が全力でサポートさせていただきます。
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