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たかはし まさき
高橋 正樹弁護士
高橋法律事務所
伊丹駅
兵庫県伊丹市西台1-2-3 山本不動産ビル201
対応体制
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  • メール相談可
  • WEB面談可
注意補足

分割払いについては要相談となりますのでご了承ください。来所相談については事前予約をお願いしております。

インタビュー | 高橋 正樹弁護士 高橋法律事務所

交通事故に強く、後遺障害を逆転認定。キャリア約10年、大阪を離れ地元・伊丹で開業した理由

大阪市内の法律事務所でキャリアを積み、地元・伊丹市で独立した高橋法律事務所の高橋 正樹(たかはし まさき)弁護士。
慣れ親しんだ地域に密着し、地域の皆様の切実な相談に熱心に耳を傾けています。
とくに交通事故に強く、後遺障害等級の逆転認定をはじめ数々の難題を解決してきました。離婚・男女問題や債務整理、刑事事件を含め、モットーは粘り強く、最後までやり抜くこと。
その執念と覚悟は、一体どこから湧き上がってくるのでしょうか。

01 キャリアの足跡

大阪市内の事務所を離れ、地元・伊丹で独立。10年目の節目に下した決断

ーー弁護士としての活動歴は何年になりますか?

今年で10年目に入りました(2025年7月現在)。
そんな節目の年に、ここ伊丹市で独立し、現事務所を開業したんです。

それまでは、大阪市内にある2つの法律事務所に勤めていました。
最初の事務所では交通事故をメインに扱い、その後移籍した事務所では一般民事や刑事事件を幅広く担当しました。
企業法務にも携わり、顧問弁護士として日常的な法律相談、トラブル発生後の交渉や裁判などを経験してきました。


ーー伊丹市で独立したのは、何か理由があったんでしょうか?

ひとつは、私の出身地だからです。
大阪勤務時代も伊丹から通勤していましたし、在住歴は約40年に上ります。
生まれ育った地元に貢献したい思いが強くありました。

それと、伊丹には裁判所や検察庁がある一方で、弁護士の数がまだまだ少ないのが現状です。
大阪に勤務していた頃、伊丹にお住まいの方々がわざわざ大阪までご相談にいらっしゃることもありました。
近所に気軽に相談できる弁護士がいれば、お役に立てるのではと思ったんです。

伊丹市で開業して現在4か月目ですが、現時点で伊丹を中心に、近隣の地域や大阪からのご相談をいただいています。

02 得意分野と実績①

交通事故に強く、後遺障害に逆転認定。過失割合などを争った裁判も

ーー次に、取扱分野についてお聞きします。得意としている案件を教えていただけますか?

第一に挙げたいのは、新人時代から力を入れている交通事故です。

その経験値の高さとともに、何事も粘り強く、あきらめずに取り組むこと。
それが私の強みだと自負しています。
どんな状況でも、何か手がかりや証拠はないか、そうやって徹底的に調査し、深く検討するようにしているんです。

たとえば、後遺障害等級の認定です。
一度は却下されたものの、異議を申し立てたことで無事に認められた実績もあります。


ーーそれは何が決め手になったんでしょうか?

ポイントのひとつは、入念な調査でした。
警察が現場検証した際の実況見分調書、依頼者さまの通院記録やケガの症状、損傷した車を撮影した写真。
そういった記録や証拠を再度掘り起こし、余すことなく意見書にまとめました。

異議申し立てが認められる確率は、決して高くありません。
それでも、認定されれば慰謝料は大幅に増えますし、なんとか依頼者さまの期待に応えられてよかったです。


ーーほかにも印象に残っている事案があればお聞かせください。

バイクとタクシーの接触事故による過失割合などをめぐって、1年以上争ったある裁判です。

私が代理人を務めたバイクの運転手と相手のタクシー側、双方の主張は真っ向から食い違いました。
こちらもやや決め手に欠ける状況だったんですが、事故の目撃者に出廷してもらったことで流れを一気に引き寄せることができたんです。

その目撃者の証言によって私たちの言い分が有利に働き、過失割合や慰謝料の面で十分納得できる結果を手にすることができました。


ーーその目撃者は、先生が探し出したんですか?

そうです。
実は、それ以前に現場に駆けつけたときに発見してお話を聞いていたんですが、そのときは裁判に出廷することには後ろ向きで協力いただけなかったんです。

ただ、やはりあの目撃証言がカギを握るーー。
そう考え、「ぜひあのときのお話をしていただきたい」と再び直談判しました。
勇気を持って貴重な証言をしてくださり、とても感謝しています。

裁判の結果には依頼者さまにも大変ご満足いただき、後日わざわざお花を届けてくださったんです。

03 得意分野と実績②

破産手続きや、刑事弁護で不起訴も

ーー根気強く、最後までやり抜く。先ほどの事例は、先生のモットーを体現するようなエピソードでした。

それは交通事故に限らず、どの事件を扱うときにも私が大切にしていることです。

たとえば、かつて担当した破産手続きでは、依頼者の方には免責不許可事由が複数あり、免責を得ることが難しい状況だったのですが、

私が、破産管財人(破産者と債権者の間に入って破産手続きを進める人)との10回以上もの面談にすべて同席して、破産管財人へ経緯を丁寧に説明し、依頼者の方を手厚くサポートをすることで、無事に免責決定を得られたことがありました。
管財人との面談に同席するかどうかは、弁護士によって判断がわかれます。
ただ、そのケースは免責不許可になる恐れがあったため、私も同席して経緯や事情を丁寧に説明する必要があると判断しました。
最終的に免責を得られたのは、その決死のサポートがあったからだと自負しています。

また、これまでご紹介してきた一般民事や家事事件に加え、刑事弁護にも何度も携わってきました。
窃盗、暴行、傷害、性犯罪、詐欺、薬物、無免許運転、組織犯罪などです。
勾留中に示談を成立させて不起訴に持ち込んだり、検察側の求刑を大きく下回る減刑の判決を手にしたりしてきました。

04 弁護士としての信念

押しつけず、決めつけない。地域密着、地域住民から愛される弁護士へ

ーー依頼者とのコミュニケーションにおいて大事にしていることはありますか?

最も大切にしているのは、依頼者さまのお話をじっくり、時間をかけてお聞きすることです。

その際に心がけているのは、絶対に決めつけないこと。
「常識的には無理そう」「ここが落とし所なりそう」などと、マニュアル通りの定型的な見通しを安易に立てるべきではありません。

依頼者さまが抱える不安や苦悩はさまざまで、ひとつとして同じ事件はありません。
どうすれば一人ひとりのご希望を叶えられるか。
何度も相談しながら、ベストな解決の道を探っていきたいと思っています。


ーーそのこだわりやスタンスは、いつから芽生えるようになったんですか?

最初に入った事務所が、まさに依頼者さまとの対話やコミュニケーションを重んじるところだったんです。
それから約10年経った今、その思いや姿勢は、私の体中に染みわたっているように思いますね。

そんななか、私はこうして地元・伊丹で新たなキャリアの一歩を踏み出しました。
地域のみなさんのために、これからますます力を振り絞っていきたいですね。
長く地域に根ざし、地域の方々に愛される弁護士を目指していきます。
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