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なかさき ゆういち
中﨑 雄一弁護士
弁護士法人はくと総合法律事務所
鳥取駅
鳥取県鳥取市幸町22 マルニ幸町ビル200
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 初回面談無料
  • 夜間面談可
注意補足

債務整理・交通事故・離婚・相続・債権回収・労働問題・建物明渡・成年後見に関するご相談について初回面談無料とさせていただいております。

インタビュー | 中﨑 雄一弁護士 弁護士法人はくと総合法律事務所

交通事故の後遺障害、異議を申し立て賠償金を約750万円増額。借金問題にも強い鳥取の代表弁護士

鳥取で15年以上、地域に寄り添いながら活動してきた弁護士法人はくと総合法律事務所の中﨑 雄一(なかさき ゆういち)弁護士。
現在は、とくに借金問題と交通事故を重点的に扱っています。
会社の破産と経営者の個人再生を同時に実現したり、交通事故の後遺障害をめぐって賠償金を約750万円も増額したりと、多くの住民の窮地を救ってきました。
予期せぬ事態、偶然の出会いから始まった鳥取での充実したキャリアに迫ります。

01 原点とキャリア

地域相談員だった祖父の存在。鳥取に根を張り15年超、現在は代表に

ーーはじめに、弁護士を志した理由から教えてください。

大きかったのは、祖父の存在でした。
私が小さい頃、祖父は住民の困りごとに耳を傾ける地域の相談員のようなボランティア活動をしていたんです。

その一環で月に一度、弁護士を招いて相談に乗ってもらう機会をつくっていたそうです。
「弁護士の存在が心強く、助かっている」という祖父の言葉を耳にし、興味を持ったのがきっかけでした。

それが、私が中学生の頃です。
高校に進学して以降も、その思いがブレることはありませんでした。
弁護士へまっしぐら、という感じでしたね。


ーー弁護士歴は15年を超え(2025年2月現在)、ずっと鳥取で活動されているようですね。

依頼者さまのほとんどが、鳥取市民や県民のみなさまです。
さまざまな事件を経験し、過去には鳥取県弁護士会の副会長も任されました。

改めて振り返ると、不思議な縁を感じずにはいられません。
そもそも、私は鳥取の生まれではなく、埼玉の出身です。
就職も、当初は埼玉の別の法律事務所に決まっていたんです。


ーーそれが一転して、鳥取に赴任されたと。何があったんですか?

就職直前に、その事務所が閉鎖してしまったんですよ。
あのときは一瞬、頭が真っ白になりました。

ただ、司法修習でお世話になった現事務所の前代表に相談したら、雇ってもらえることになりましてね。
現在は、その恩人ともいえる前代表から事務所を引き継ぎ、私が代表を務めているんです。

予期せぬ事態に最初はとまどいましたが、結果的には大正解でした。
鳥取は人が温かく、とても過ごしやすいからです。
それに、以前は魚があまり得意ではなかったんですが、ここはカニをはじめ海の幸がどれも絶品ですからね。

02 注力分野と実績①

債務整理は、前向きな一歩。会社破産と経営者の“経済的再生”を後押し

ーーどんな相談を受けているのか、取扱分野について教えてください。

どんなご相談も幅広く扱っています。
交通事故、離婚、債務整理、相続、債権回収、労働問題、不動産トラブル、刑事事件などです。
なかでも、借金問題と交通事故のご依頼がとくに多いですね。

借金については、「生活費が足りない」という悲痛な叫びがよく寄せられるほか、ギャンブルで膨らんだ負債に苦しむ方々もたくさんいらっしゃいます。
これまでに破産、個人再生、任意整理と、いずれの手続きも山ほど経験してきました。


ーー実際にどんな事案を解決してきたんですか?一例をお聞きしたいです。

飲食業を手がけていた会社の破産と、経営者の個人再生を同時に行った事案があります。
売上が芳しくなく、もう事業を続けるモチベーションが湧かないとご相談にいらっしゃったんです。

会社については破産に着手する一方で、経営者は破産手続きを取れない事情がありました。
住宅ローンなどがあり、会社の保証人になっていたからです。
そのため借金を圧縮し、時間をかけて返済する個人再生を図ることにしました。


ーー手続きの過程で苦労したことなどはありましたか?

ひとつは、借りていた店舗を大家さんに明け渡す際の、原状回復に関する交渉です。

何をどこまで原状回復すべきか。
現場に立ち会い、大家さんと入念に協議しました。
同時に、明け渡し日が延びると、その分賃料がかかってしまいます。
それを避けるために、スピーディーに動くことも意識しました。

そして、破産と個人再生、両方とも無事に手続きを完了させることができたんです。


ーー依頼者もホッと一安心したでしょうね。

依頼者さまとは最近、偶然お会いしたんですよ。
そしたら、すごく元気にされていらっしゃいましてね。
今は別のお仕事に就き、ご家族と穏やかに暮らしておられるようでした。

そのときに、私が口にしていた“経済的再生”という言葉を覚えていてくださったようで、「今それを実感している」と笑顔で伝えていただいたんです。


ーー“経済的再生”ですか。先生は、どんな思いでその言葉を使われたんですか?

依頼者さまは当時、「もう人生の終わりだ」といった絶望した様子で下を向いていらっしゃったんです。

私がお伝えしたかったのは、決して後ろめたさなどを感じる必要はないということでした。
人生が終わるわけではなく、それを機に生活を立て直し、新しいスタートを切る。
破産や個人再生は、そういう前向きな手続きだと背中を押してあげたかったんです。

その願いが通じてくれたようで、なんだか胸が熱くなりましたね。

03 注力分野と実績②

交通事故の後遺障害等級、異議を申し立て賠償金を約750万円増額

ーー交通事故でも同じように、過去の解決事例をお聞きできますか?

たとえば、後遺障害等級認定の判断を覆し、賠償金を大幅に増やしたケースです。

依頼者さまは事故で足を骨折し、治療後も痛みやしびれに悩んでおられました。
にもかかわらず、当初は後遺障害に当たらないと判断されたんです。
到底納得できるものではありませんでした。

そのため、私のほうでケガについて主治医から聞き取りをするなどし、それをもとに後遺障害に認定するよう異議を申し立てたんです。


ーー結果はどうなったんでしょう?

一転して、後遺障害と認められました。
その慰謝料と逸失利益(事故がなければ将来得られたはずの収入や利益)を合わせ、賠償金を認定前から750万円ほど増やすことができたんです。

依頼者さまは当時、現役真っ盛りの40代でした。
健康への不安が消え去ることはないかもしれませんが、それでも「安心した」と胸を撫で下ろしていらっしゃいましたね。

それと後日、別のトラブルで悩んでおられた知人を私に紹介してくださったんです。
それも信頼していただけた証だと思うと、とてもうれしかったですね。


ーー心が温かくなる、いいエピソードですね。

交通事故では、損害に見合った賠償金の獲得とともに、大切にしていることがあります。
大ケガを負うなど被害に遭った方々の精神的なケアです。

多くの方が、健康だった体になかなか戻れない苦しみや、それを抱えながら生活することへの不安を抱えていらっしゃいます。
お金ですべてを解決できるわけではないんです。

ですから私は、一人ひとりのそうした心の葛藤にも思いを馳せ、少しでも不安をやわらげられるように寄り添うようにもしているんです。

04 依頼者への思い

わかりやすい説明、相談しやすい雰囲気。“ホールアウト”まで伴走する

ーー依頼者へのやさしい眼差しが印象的です。相談時はどう接していらっしゃるんですか?

一人ひとりのお話をじっくり聞くのはもちろん、私からはわかりやすくご説明することにもこだわっています。
なるべく法律用語を使わずに、どなたにも理解いただける対話とコミュニケーションを大切にしているんです。

いまだに弁護士には、「気軽に相談しづらい」「敷居が高い」といった声を耳にします。
初めてご相談される方が緊張なさらぬよう、やさしく、温かく迎え入れる雰囲気づくりも心がけていますね。
きっとそうした対応が、地域の方々に親しまれる理由になっているはずです。


ーー先生のお仕事以外の一面も、ぜひのぞいてみたいです。ご趣味などはありますか?

今はゴルフですね。
休日は打ちっぱなしに行ったり、ゴルフ場に出かけたりしています。
堀川 未来夢(みくむ)選手を応援していて、YouTube番組も追いかけているんです。

彼の強みとスタイルは、正確無比なショットで着実にホールアウトする(ボールがカップに入る)こと。
私もそんな風に、正確な判断やリサーチなどを武器に、依頼者さまと一緒に問題解決というゴールを目掛けて走り抜けていきたいですね。
今後も愛する鳥取を拠点に、ここに骨を埋める覚悟で活動していきます。
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