刑事事件の事例紹介 | 細江 駿介弁護士 名古屋H＆Y法律事務所

取扱事例1

• 不同意わいせつ

強制わいせつ事件で示談成立により不起訴となった事案

依頼者：20代男性

【相談前】
路上での強制わいせつで息子が逮捕されたとご両親からの相談。

【相談後】
　起訴前刑事事件として受任。受任後速やかに接見に向かい、事案の詳細を確認しました。
　接見の際に被害者への示談金を支払う方針が固まり、弁護士から被害者の方への連絡をした。
　被害者の方は未成年だったため、ご両親との対応をした。被害者の方からは将来の接触のリスクのお話をいただいたため、接触禁止を織り込んだ内容で示談をした。
　最終的に不起訴で事件が終了し身柄が釈放され、前科がつくことなく手続きを終えることができた。

【先生のコメント】
　被害者がいる事件類型では、被害者の話を聞く姿勢が必要と考えています。本件では、被害者の方より示談金だけではないお話をしていただくことができましたので、その内容を踏まえて示談の話を持ち掛けることができ、早期の解決となりました。
　示談による解決をするためには傾聴の姿勢が重要だと再認識した事案で、最終的に依頼者様にとってもよい結果となりました。