労働・雇用の事例紹介 | 馬場 龍行弁護士 弁護士法人えそら

取扱事例1

• 経営者・会社側

従業員が違法な解雇をされたとして合同労組から団体交渉の要求がされた事例

依頼者：貿易業

【ご依頼前】
依頼者様は、合同労組からの団体交渉要求を初めて受けたため、まず何をどのように対応していけば良いかわからない状態で、慌てて相談に来られました。

【ご依頼後】
担当弁護士は、依頼者の代理人として団体交渉の席にも同席し、食い違う主張内容や熱くなりすぎる労組のメンバーに対して冷静に話し合いをすることを求めました。本件が裁判になると違法な解雇といわれてしまうリスクがありましたが、３回の団体交渉を経て、最終的には3ヶ月分の給与相当額の支払いで解決に至りました。

【先生のコメント】
私自身も団体交渉の場に同席したのは初めてだったのですが、労組のメンバーがいきなり大声で罵声を浴びせてくるなど、「これは気の弱い社長だったら折れてしまうだろうな」と思うシーンが何度もありました。依頼者からも同席してくれて本当に心強かったと言っていただけたように、ヒートアップした相手にも努めて冷静に法律論の話を理路整然と続けられたのが良い結果に結びつきました。