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すずき ゆう
鈴木 優弁護士
ゆう法律事務所
北四番丁駅
宮城県仙台市青葉区上杉1-14-25 ロイヤルヒルズ上杉Ⅲ201
対応体制
  • 法テラス利用可
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 休日面談可
  • WEB面談可
注意補足

土日祝は事前予約必須

インタビュー | 鈴木 優弁護士 ゆう法律事務所

女性の離婚、マタハラやセクハラなどの労働問題に強い仙台の弁護士。キッズスペースも完備

10年近いキャリアを持ち(2024年5月現在)、地元・仙台で独立した ゆう法律事務所の鈴木 優(すずき ゆう)弁護士。
現在は女性からの離婚の相談を積極的に受けており、マタハラやセクハラをはじめとする労働問題の経験も豊富です。
まだまだ男性が多くを占める弁護士の世界。
女性として、3人の子を育てる母親として、どんな思いで女性たちの悲痛な声に耳を傾けているのでしょうか。

01 キャリアの歩み

女性の労働問題や離婚に注力し約10年。B型肝炎被害国賠訴訟なども

ーーこれまでどんな事務所に勤めていらっしゃったんですか?

最初に入所したのが、とくに労働問題を多く手がける法律事務所でした。
権力や大きな組織の側からではなく、労働者をはじめ社会のなかで弱い立場に置かれている方々の救済を理念とし、仙台を拠点に約50年の歴史を刻んできた老舗事務所です。

私自身は労働問題などのほかに、B型肝炎被害国賠訴訟やトンネルじん肺根絶訴訟などの弁護団事件にも積極的に関わってきました。
そこに約8年在籍し、その後現事務所を開業しました。


ーー労働問題を中心に、いろんな事件に携わってこられたんですね。

なかでも、マタハラ(マタニティハラスメント)やセクハラに苦しむ女性の労働問題や、離婚のご相談をよくお受けしてきました。
女性の依頼者さまからは、「女性弁護士の方が相談しやすい」という声を多くいただきます。

私自身も現在6歳、5歳、3歳の3人の子どもを産み、育てています。
同じ女性として、子を持つ母親として、みなさまの不安や苦悩に共感できるところがたくさんあるはずです。

02 得意分野と強み①

十分な財産分与や養育費を手にし、離婚後の生活不安を払拭する

ーー現在も女性からの相談を多く受けているんですか?

離婚と男女トラブルを中心に、女性の相談を積極的に扱っています。

離婚では婚姻費用や財産分与などの金銭問題、親権や養育費、面会交流などのお子さんの問題、さらにはDVやストーカーなど付随する争点が山のようにあります。
そんな状況下で苦しむ女性の声に、何度も何度も耳を傾けてきました。


ーーとくに女性が直面しがちな悩みや不安。具体的にはどんなものがあるんでしょうか?

以前に比べれば働く女性はずいぶん増えましたが、依然として収入の男女格差は大きく、女性は経済的に弱い立場に置かれがちです。
夫の収入に頼っているケースが少なくないため、離婚後の生活不安を口にする方がとても多いんです。
お子さんがいらっしゃれば余計にそうですよね。

たとえば以前、離婚後に3人のお子さんをひとりで育てることになった女性の弁護を任せていただいたときのことです。

離婚の条件を話し合うなかで、私たちが最も大切にしたのが金銭面で困らないようにすることでした。
お子さんの教育資金を準備するための学資保険を財産分与から除外して受け取れるようにしたり、十分な養育費をもらえるようにしたりと必死に動きました。


ーーそうやって離婚後の生活不安を払拭したと。

その事案に限らず、離婚後の生活を見据えて財産分与などをできる限り有利に解決できるよう、交渉や調停、裁判の場で強く訴えることが重要です。

そのうえで無事に離婚が成立すると、多くの方がほっと一安心し、笑みを浮かべて新しい一歩を踏み出していかれます。
その姿を見るたびに、私も「またがんばろう」と力をいただいています。


ーー養育費については、不払いの横行が問題になっていると聞いたことがあります。

養育費はそもそも要求できることをご存知なかったり、端からあきらめてしまっている方が予想以上に多い印象があります。

養育費を請求することは、お子さんのための正当な権利と制度です。
まずはそのことを多くの方に知っていただき、弁護士を頼ることをお勧めします。

また、導入の動きが進む共同親権にも注意しなければなりません。
メリットがある反面、DVなどに悩む女性たちから心配の声も上がっています。
少しでも不安なことがあれば、ぜひ私にご相談いただきたいですね。

03 得意分野と強み②

マタハラ被害で退職も、労働審判で会社都合に訂正させ解決金を獲得

ーー労働問題ではこれまでどんな事件を解決してきたんですか?

労働問題でも、女性のご相談を重点的にお受けしてきました。
そのなかで印象に残っている事件のひとつが、職場におけるマタハラ被害について労働審判を申し立て、和解が成立した事案です。

ご相談にいらしたのは、上司から妊娠を理由に嫌がらせを受け、退職を余儀なくされた女性でした。
慰謝料などを求めた労働審判では、自己都合退職とされた退職理由を会社都合に訂正させ、会社から未払い賃金などを含めて十分な解決金を受け取ることで和解が成立したんです。

マタハラやセクハラは、物証が乏しいことなどからその証明が難しいケースが少なくありません。
それでもあのときは上司らとのLINEや文書のやりとりを入手するなどして、マタハラの実態を明らかにすることができました。


ーー女性はきっと救われたはずです。

ほかにも以前、男性が大半を占める会社に勤めていた女性から、信じがたいご相談をいただいたことがありました。

社内に女性専用トイレがなく、共用トイレ内で盗撮被害に遭ったとおっしゃるんです。
それで会社を辞めざるを得なくなったんですが、そのときも労働審判によって会社側が解決金を支払うかたちで和解にこぎ着けました。

2つの事件が象徴するように、まだまだ男性中心の会社が世の中には多いのが現実です。
そんななかで声を上げるのは、とても勇気のいることだと思います。

それに、先ほどのマタハラ被害に遭った女性はお腹に赤ちゃんを抱えながら、会社側との交渉などに参加されていました。
心身の負担はとても大きかったはずです。


ーーそれをそばで支えていらっしゃったと。

ひとりでは不安でも、私たち弁護士が一緒なら安心していただけるはずです。
決して泣き寝入りせず、私にSOSを届けていただきたいですね。

それも、できるだけ早めにご相談いただけるとうれしいです。
事前に必要な証拠集めのアドバイスなどができ、会社から有利な条件を引き出しやすくなるからです。

女性が肩身の狭い思いをすることなく、安心して働ける社会をつくるために、私は現場から女性たちの悲痛な叫びを社会に届けていきます。

04 依頼者への思い

生まれ育った仙台のために。事務所内にはキッズスペースも完備

ーー仙台は地元でもあるようですね。

仙台の街中から少し離れた泉区の出身です。
幼少期から高校、大学、ロースクールとずっと仙台で過ごし、弁護士になってからも一貫して仙台を拠点に活動してきました。

それに、当事務所は小さな街のクリニックのように、私がひとりで切り盛りするアットホームな事務所です。
法律事務所は裁判所の近くに集中しているなか、依頼者さまの利便性を考え、南北線の北四番丁駅近くに開設しました。
小さなお子さんをお連れの方のために、キッズスペースも設けています。


ーー落ち着いたトーンで話しやすく、穏やかな雰囲気を身にまとっているように見えます。

一人ひとりと同じ目線で、近い距離感でやさしく接すること。
お話にじっくり耳を傾け、最後までそばで寄り添いながらサポートすること。
私はそれを何より大切にしています。

どなたも温かくお迎えしますので、後になって後悔しないためにも、迷わずご連絡いただきたいですね。
みなさまのお役に立てるように、心を込めて一つひとつの事件に立ち向かうことをお約束します。
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※お電話の際は「ココナラ法律相談を見た」とお伝えいただくとスムーズです。