企業法務の事例紹介 | 小川 豊弁護士 溝の口テラス法律事務所

取扱事例1

• 契約作成・リーガルチェック

弁護士として表に立たず最善の解決が得られた事例

依頼者：女性(30代)

【相談前】
取引先との取引関係を解消したいという会社様からご相談を受けました。

【相談後】
取引関係を解消しつつも同じ業界でご商売を続けていくとのことでしたから、なるべく波風を立てないことが大事と考え、最後まで弁護士として表に立たず、ご依頼者様の有利な清算ができる覚書を作成し、無事関係解消に至れました。

【先生のコメント】
私は、弁護士を立てて交渉や訴訟をすることはあくまで選択肢の一つであると考えており、ご依頼者様にとって一番いい解決は何かを常に模索しております。
本件は、安易に弁護士として表に出ず、早期の取引関係解消とその後の影響を第一に考え、最善の解決ができた事例です。

取扱事例2

• 不動産・建設業界

弁護士が前面に立ち不十分な施工の報酬請求を拒否した事例

依頼者：40代(男性)

【相談前】
不誠実な下請け業者が、施工の報酬を請求をしてきました。しかし、報酬どころかとてもそのままでは使えずむしろ復旧に費用がかかるという劣悪な施工であり、毎日のように請求が来て困っているという会社様からご依頼を受けました。

【相談後】
弁護士が内容証明郵便を送って、むしろやり直しが必要であると強く主張していきました。またやり直さないのであれば復旧費用を支払うべきとの主張をしました。一歩も引かず交渉を続け、下請け業者は自身の非を認め請求を止めたことで解決できました。

【先生のコメント】
本件は、相手の仕事内容や今後の相手との関係も考慮して一歩も引くべきでないと判断し、徹底的に戦って相手を退けた事例です。
残念ながら不誠実な業者の不当な請求は後を絶たず、断固たる態度で交渉をしなければ損害が拡大してしまう事例は多数存在します。
そのような会社は、弁護士の介入により、逃げるように請求を止めることも多くありますので、是非一度ご相談ください。