おおにし たつや
大西 達也弁護士
天野・上垣法律会計事務所
姫路駅
兵庫県姫路市南駅前町15
インタビュー | 大西 達也弁護士 天野・上垣法律会計事務所
交通事故に強く、保険会社との交渉に長けた姫路の熱血弁護士。遺言の無効を訴え、勝訴的和解も
姫路市を拠点に、40年を超える長い歴史を刻んできた天野・上垣法律会計事務所。
同じ兵庫県に生まれた大西 達也(おおにし たつや)弁護士も、住民の切実な声に熱心に耳を傾けています。
現在は、とくに交通事故や相続に力を注いでいるそうです。
過失割合をめぐって保険会社の主張を一蹴したり、遺言の無効を争って勝訴的和解にこぎ着けたり。
依頼者のために奔走する姿から見えてくるものとはー。
同じ兵庫県に生まれた大西 達也(おおにし たつや)弁護士も、住民の切実な声に熱心に耳を傾けています。
現在は、とくに交通事故や相続に力を注いでいるそうです。
過失割合をめぐって保険会社の主張を一蹴したり、遺言の無効を争って勝訴的和解にこぎ着けたり。
依頼者のために奔走する姿から見えてくるものとはー。
01 現事務所とキャリア
姫路に根を下ろして40年超。都内の事務所に勤め、地元・兵庫に帰郷
ーーはじめに、現在所属している事務所について教えてください。
姫路市内にあり、歴史の長い法律事務所として知られています。
1965年に会計事務所として開設され、その後弁護士事務所の形態になってから40年以上が経ちました。
長く地域に根を下ろし、住民の方々に寄り添ってきた地域密着の事務所です。
長い間蓄積してきた事件処理のノウハウはもちろん、弁護士の顔ぶれもベテランから中堅、若手まで多彩です。
税理士や司法書士、不動産鑑定士など他士業との太いパイプもあり、切れ目のない支援をご提供しています。
交通事故、不動産、労働、債務整理、離婚や不倫、相続、インターネットの誹謗中傷などのほか、企業法務も含めて幅広い事件を扱っています。
ーー大西先生はどんな経緯で入所されたんですか?
最初に都内の事務所に勤め、それから現事務所に移籍しました。
私は姫路に隣接する高砂市の出身です。
神戸大学の法学部とロースクールに通っていましたし、兵庫の在住歴が長いんです。
一度は県外に出ましたが、地元に貢献したい一心で戻ってきました。
依頼者さまの多くは、姫路やその近辺に暮らす方々です。
私のような地元の弁護士であれば、きっと安心してご相談いただけるはずです。
姫路市内にあり、歴史の長い法律事務所として知られています。
1965年に会計事務所として開設され、その後弁護士事務所の形態になってから40年以上が経ちました。
長く地域に根を下ろし、住民の方々に寄り添ってきた地域密着の事務所です。
長い間蓄積してきた事件処理のノウハウはもちろん、弁護士の顔ぶれもベテランから中堅、若手まで多彩です。
税理士や司法書士、不動産鑑定士など他士業との太いパイプもあり、切れ目のない支援をご提供しています。
交通事故、不動産、労働、債務整理、離婚や不倫、相続、インターネットの誹謗中傷などのほか、企業法務も含めて幅広い事件を扱っています。
ーー大西先生はどんな経緯で入所されたんですか?
最初に都内の事務所に勤め、それから現事務所に移籍しました。
私は姫路に隣接する高砂市の出身です。
神戸大学の法学部とロースクールに通っていましたし、兵庫の在住歴が長いんです。
一度は県外に出ましたが、地元に貢献したい一心で戻ってきました。
依頼者さまの多くは、姫路やその近辺に暮らす方々です。
私のような地元の弁護士であれば、きっと安心してご相談いただけるはずです。
02 注力分野と実績①
交通事故の過失割合、保険会社の主張を覆してゼロに。賠償責任を回避
ーー取扱分野が多岐にわたるなか、現在とくに力を入れている事案はありますか?
まず挙げたいのが、交通事故です。
受任件数が最も多い分野のひとつになっています。
物損、自転車、後遺障害を伴う重大事故、死亡事故と、どれも豊富な経験があります。
過失割合をはじめとする保険会社との交渉なども、これまで場数を踏んできました。
たとえば過去には、過失割合を大きくひっくり返した事案がありました。
駐車場内での物損事故をめぐって争ったときのことです。
ーーどういった経緯で過失割合を逆転させたのか。ぜひ詳しく聞かせてください。
「私にまったく非はない」とおっしゃる依頼者さまに対し、相手方の保険会社は過失の7割がむしろ私たちのほうにあると主張してきたんです。
強気の態度を見せてきたんですが、最終的にはそれを一蹴し、こちらの過失はゼロ、相手は8割という決着にこぎ着けました。
依頼者さまは賠償金を支払う必要がなくなった一方で、相手は損害額の8割を賠償する内容で交渉を妥結させられたんです。
ーー依頼者の主張が、ほぼ完全に通ったわけですね。
依頼者さまから提供いただいた車両の写真を解析したり、事故現場に足を運んで検証したり。
丹念な調査からつかんだ証拠を突きつけ、相手の逃げ道をふさいだようなかたちでした。
依頼者さまとしては当然の結果という受け止めでしたが、そうはいっても心のどこかで不安はあったはずです。
満足のいく結果となり、とても感謝していただきました。
ーー保険会社との交渉は、本人でやるか弁護士に頼むか、それによって違うんですか?
はい、大きく変わってきます。
ぜひ注意いただきたいのは、保険会社の言い分を鵜呑みにしないでいただきたい、ということです。
保険会社が提示する金額は、あくまで社内の基準を用いて算出されたもの。
それに対し、弁護士に相談いただければ、最も高額とされる裁判所基準での交渉も可能になります。
それによって、金額をアップさせられる可能性が出てくるんです。
ーーそれなら、弁護士を頼ったほうが断然いいですね。
ただ、一般の方々はそんな基準のことなんて、きっとご存じないですよね。
保険会社からもっともらしい数字や資料を見せられたら、説明を信じてしまってもおかしくありません。
無知につけ込み、強引に言いくるめようとしてくるケースも少なくないんです。
過失割合や示談金、治療の方針など、保険会社や加害者側の対応に疑問や不満があるときは、焦って判断せずに私にお声がけいただきたいですね。
まず挙げたいのが、交通事故です。
受任件数が最も多い分野のひとつになっています。
物損、自転車、後遺障害を伴う重大事故、死亡事故と、どれも豊富な経験があります。
過失割合をはじめとする保険会社との交渉なども、これまで場数を踏んできました。
たとえば過去には、過失割合を大きくひっくり返した事案がありました。
駐車場内での物損事故をめぐって争ったときのことです。
ーーどういった経緯で過失割合を逆転させたのか。ぜひ詳しく聞かせてください。
「私にまったく非はない」とおっしゃる依頼者さまに対し、相手方の保険会社は過失の7割がむしろ私たちのほうにあると主張してきたんです。
強気の態度を見せてきたんですが、最終的にはそれを一蹴し、こちらの過失はゼロ、相手は8割という決着にこぎ着けました。
依頼者さまは賠償金を支払う必要がなくなった一方で、相手は損害額の8割を賠償する内容で交渉を妥結させられたんです。
ーー依頼者の主張が、ほぼ完全に通ったわけですね。
依頼者さまから提供いただいた車両の写真を解析したり、事故現場に足を運んで検証したり。
丹念な調査からつかんだ証拠を突きつけ、相手の逃げ道をふさいだようなかたちでした。
依頼者さまとしては当然の結果という受け止めでしたが、そうはいっても心のどこかで不安はあったはずです。
満足のいく結果となり、とても感謝していただきました。
ーー保険会社との交渉は、本人でやるか弁護士に頼むか、それによって違うんですか?
はい、大きく変わってきます。
ぜひ注意いただきたいのは、保険会社の言い分を鵜呑みにしないでいただきたい、ということです。
保険会社が提示する金額は、あくまで社内の基準を用いて算出されたもの。
それに対し、弁護士に相談いただければ、最も高額とされる裁判所基準での交渉も可能になります。
それによって、金額をアップさせられる可能性が出てくるんです。
ーーそれなら、弁護士を頼ったほうが断然いいですね。
ただ、一般の方々はそんな基準のことなんて、きっとご存じないですよね。
保険会社からもっともらしい数字や資料を見せられたら、説明を信じてしまってもおかしくありません。
無知につけ込み、強引に言いくるめようとしてくるケースも少なくないんです。
過失割合や示談金、治療の方針など、保険会社や加害者側の対応に疑問や不満があるときは、焦って判断せずに私にお声がけいただきたいですね。
03 注力分野と実績②
遺言の無効を主張した訴訟。徹底的に争い、和解で大半の遺産を相続へ
ーーほかの分野はどうでしょう。交通事故と並んで相談の多い事件はありますか?
相続関係のご相談も多いですね。
遺言の作成をはじめとする生前対策から、相続発生後の遺産分割などまで、手厚くサポートさせていただいています。
印象的な案件のひとつとしてあるのが、遺言の無効を争った裁判です。
依頼者さまは、親御さんを亡くしたお子さんでした。
遺産の大半を引き継げるはずと思っていたのに、その遺言には親族でない知り合いにすべて託すと記されていたんです。
ーー依頼者の立場を考えると、それは到底納得できない気がします。
ですから、依頼者さまの思いを背負って無効と訴える裁判に打って出たんです。
一方で、遺言そのものは存在するわけですから、遺産を一切受け取れない最悪の事態に終わる恐れもありました。
それをなんとか回避し、依頼者さまの手元に財産を残せるよう必死に争ったんです。
ーー結果はどうなったんでしょう。依頼者の願いを叶えられたんですか?
一部は相手に渡ったものの、大部分を依頼者さまが引き継ぐ内容の和解が成立しました。
そこまで押し戻せたのは、書き損じなど遺言のミスや不十分な点を細かく指摘するなどしたためです。
裁判官から提示された和解案は、遺言の内容がそのまま通るリスクを考えると、十分に満足のいくものでした。
依頼者さまも、大半を取り戻せたことに安堵していらっしゃいましたね。
ところで、相続をめぐっては昨年(2024年)4月から相続登記が義務化されました。
不動産を取得した相続人は、そのことを知った日から3年以内に相続登記の申請をしなければならなくなったんです。
その点も含め、相続は何よりも早めの対策と備えが肝心です。
いち早くご相談いただけるとうれしいですね。
相続関係のご相談も多いですね。
遺言の作成をはじめとする生前対策から、相続発生後の遺産分割などまで、手厚くサポートさせていただいています。
印象的な案件のひとつとしてあるのが、遺言の無効を争った裁判です。
依頼者さまは、親御さんを亡くしたお子さんでした。
遺産の大半を引き継げるはずと思っていたのに、その遺言には親族でない知り合いにすべて託すと記されていたんです。
ーー依頼者の立場を考えると、それは到底納得できない気がします。
ですから、依頼者さまの思いを背負って無効と訴える裁判に打って出たんです。
一方で、遺言そのものは存在するわけですから、遺産を一切受け取れない最悪の事態に終わる恐れもありました。
それをなんとか回避し、依頼者さまの手元に財産を残せるよう必死に争ったんです。
ーー結果はどうなったんでしょう。依頼者の願いを叶えられたんですか?
一部は相手に渡ったものの、大部分を依頼者さまが引き継ぐ内容の和解が成立しました。
そこまで押し戻せたのは、書き損じなど遺言のミスや不十分な点を細かく指摘するなどしたためです。
裁判官から提示された和解案は、遺言の内容がそのまま通るリスクを考えると、十分に満足のいくものでした。
依頼者さまも、大半を取り戻せたことに安堵していらっしゃいましたね。
ところで、相続をめぐっては昨年(2024年)4月から相続登記が義務化されました。
不動産を取得した相続人は、そのことを知った日から3年以内に相続登記の申請をしなければならなくなったんです。
その点も含め、相続は何よりも早めの対策と備えが肝心です。
いち早くご相談いただけるとうれしいですね。
04 悩んでいる人たちへ
「人の役に立ちたい」。理系の大学を中退して法学部へ、胸に刻んだ思い
ーーこれまでのエピソードからは、依頼者のために奔走する力強い姿が浮かんできます。
私が弁護士になろうと決めたのは、トラブルに見舞われ困っている方々の助けになりたかったからです。
そのために当初進学した理系の大学を中退し、法学部に入り直したんです。
誰かの役に立ちたい、その思いは人一倍強い自負があります。
だからこそ私は、普段から一人ひとりのお気持ちに向き合い、時間をかけてじっくりお話を聞くようにしているんです。
そのうえで、どうすれば最も依頼者さまの利益になるか、常にベストな解決策をご提案するようにしています。
ーー熱い気持ちが伝わってきますね。たまには息抜きもされているんですか?
適度にしていますよ。
たとえば、スキューバダイビングです。
お気に入りのスポット、慶良間諸島(沖縄県)の海には毎年のように潜りに行っています。
海の透明度が高く、海中30〜40m先まで見通せることもあるんですよ。
今お悩みを抱えていらっしゃる方は、きっと不安ばかりが募り、目の前が真っ暗な状態ではないでしょうか。
でも、ぜひ安心していただきたいですね。
私がその暗闇から抜け出し、明るい未来への一歩を踏み出せるよう全力でサポートさせていただきます。
私が弁護士になろうと決めたのは、トラブルに見舞われ困っている方々の助けになりたかったからです。
そのために当初進学した理系の大学を中退し、法学部に入り直したんです。
誰かの役に立ちたい、その思いは人一倍強い自負があります。
だからこそ私は、普段から一人ひとりのお気持ちに向き合い、時間をかけてじっくりお話を聞くようにしているんです。
そのうえで、どうすれば最も依頼者さまの利益になるか、常にベストな解決策をご提案するようにしています。
ーー熱い気持ちが伝わってきますね。たまには息抜きもされているんですか?
適度にしていますよ。
たとえば、スキューバダイビングです。
お気に入りのスポット、慶良間諸島(沖縄県)の海には毎年のように潜りに行っています。
海の透明度が高く、海中30〜40m先まで見通せることもあるんですよ。
今お悩みを抱えていらっしゃる方は、きっと不安ばかりが募り、目の前が真っ暗な状態ではないでしょうか。
でも、ぜひ安心していただきたいですね。
私がその暗闇から抜け出し、明るい未来への一歩を踏み出せるよう全力でサポートさせていただきます。