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たかはし しゅんた
髙橋 俊太弁護士
エクリ総合法律事務所
東中野駅
東京都中野区中野6-2-19(KAns 1F・B1F)
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離婚・男女問題の事例紹介 | 髙橋 俊太弁護士 エクリ総合法律事務所

取扱事例1
  • 親権
監護者指定・子の引渡しの審判を経て、子の引渡しに成功したケース

依頼者:30代女性

【概要】
 依頼者の不貞が発覚して、その夫が実家に帰ったことで別居が開始し、別居開始から2か月ほど経った頃に、夫側から依頼者に対し、子と面会交流させてほしいとの要請がありました。受渡しの日時場所なども決めていたにもかかわらず、夫が約束の時間になっても現れず、そのまま子を連れて帰ってしまいました。警察沙汰にもなるなど不安を抱えながら、絶対に子を連れ戻したいとのことで、法律相談にお越しになりました。
 法律相談では、すぐにでも監護者指定・子の引渡しの審判を申し立てるべきだとアドバイスをし、受任しました。緊急性を要するので優先的に対応し、依頼から比較的短期で申立てをすることができました。夫側も様々な反論をしてきたので、主張も立証も膨大となり、長期戦となりましたが、最終的に、面会交流の日程調整の際のメッセージのやり取りの中で夫側が嘘を付いていたことを立証することができ、無事に依頼者のもとへ子を連れ戻すことができました。

【弁護士コメント】
 お子様が連れ去られてから戻ってくるまで、約10か月もの期間を要しました。その間、依頼者の心中はさぞかし不安であったと思いますが、弁護士と二人三脚で主張立証の準備を行った結果、無事に勝つことができました。相手方は不服申し立てをしましたが、高等裁判所も原審判の結論を支持しました。
 最大のポイントは、相手方の連れ去りの違法性を立証できたことですが、そのためには膨大なやり取り・メッセージを依頼者と力を合わせて丹念に確認していったことが大きかったように思います。依頼者と弁護士との協力関係の大切さを実感した事案です。
取扱事例2
  • 離婚すること自体
不貞配偶者からの離婚請求が裁判上認容された事例

依頼者:40代女性

【概要】
 依頼者の不貞が原因で別居に至り、子も依頼者と同居している状況ではあるものの、夫側がなかなか離婚に応じず、離婚協議は進まず、離婚調停も1回の期日で不成立になってしまったケースでした。別居してから数年が経過しており、依頼者としては復縁する気もないので、どうしても離婚したいとのことで受任しました。
 受任後の離婚訴訟では、相手方も全面的に争ってきましたが、別居からの期間経過、子が依頼者と一緒に生活していて問題なく育っていること、夫側の状況などを丁寧に準備書面で主張立証しました。訴訟は紛糾し、夫側は和解にも応じようとせず、尋問手続も行いましたが、最終的に勝訴できました。判決によれば、依頼者が有責配偶者に該当し得るとしても本件の実情からすれば離婚が認容されるべきということであり、大変納得のいく内容でした。なお、夫側は控訴しましたが、控訴審も一審判決を支持し、離婚が確定しました。

【弁護士コメント】
 いわゆる有責配偶者からの離婚請求という有名な論点が問題となった離婚訴訟です。過去の多くの裁判例を調査しながら、例外の3要件に該当する事情を丁寧に主張立証したことで、無事に勝訴することができました。特にこちらのケースでは、子と被告の面会に原告が寛容であり続けていたこと、被告側の経済状況が安定していたこと、原告と被告の復縁が全く現実的なものではない関係で離婚を認めない理由が考え難いことなどを丁寧に主張立証していったことがポイントだったと思います。
取扱事例3
  • 調停
調停で円満に話し合った結果、調停を取り下げてもらい、復縁できた事例

依頼者:40代男性

【概要】
 依頼者の同意なく妻が子を連れて家から出て行き、その代理人弁護士から内容証明郵便が届いたものの、事実に合致しないことばかりが書かれていただけでなく、離婚調停を申し立てる予定とも書いてあったということで、強い不安を抱えながら相談にお越しになりました。
 調停では、妻側の言い分の問題点等を淡々と指摘し、関連証拠を提出しながら妻側の態度が軟化するのを辛抱強く待ち続けました。そうしたところ、数回の期日を経て、妻側の考えに大きな変化が見られ、調停を取り下げてもらうことができました。その後、妻も子どもも一緒に戻ってきて、依頼者は元の生活に戻ることができました。
 
【弁護士コメント】
 ご家族に対する愛情がとても深い依頼者であり、円満な復縁をご希望になっていること自体に説得性があった事案でした。一方、妻側に若干の問題があるように見受けられるところがあったので、そのあたりを主張立証しつつも、円満復縁を目指す以上、強く言いすぎないというさじ加減が難しいところではありました。調停期日での対応だけでなく、妻側の代理人と面会交流の内容等を調整する過程で柔軟なやり取りをすることができたのもひとつのポイントだったように思います。
取扱事例4
  • 不倫・浮気
不貞配偶者と不貞相手を共同被告にして訴訟提起をし、適正な和解ができた事例

依頼者:30代男性

【概要】
 依頼者の配偶者が不貞をし、しかも、不貞相手の子を妊娠しまったということで、かなりショックが大きい状況で相談にお越しになりました。
 受任後、まずは交渉を開始しましたが、相手方代理人の提案する示談額が低額で、到底受け入れられるものではありませんでした。そこで、不貞当事者の2人を被告にして訴訟提起しました。様々な裁判例の調査をした上で主張を組み立てたところ、裁判官の心証も依頼者に有利なものとなり、勝訴的な内容で和解することができました。

【弁護士コメント】
 相談当初、依頼者は相当落ち込んでおられましたが、それも無理もないといえる事案でした。依頼者の気持ちの面での解決のためにも中途半端な和解は適切ではないと考え、相手方の代理人に対しても強気で交渉をしました。結果的に交渉では解決できませんでしたが、依頼者が納得できる内容で裁判上の和解が成立し、ご満足いただくことができました。弁護士として、依頼者の気持ちの切り替え・新たなスタートのためのお手伝いをすることができたように思います。
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