刑事事件の事例紹介 | 金光 健二弁護士 長尾今井法律事務所

取扱事例1

• 不起訴

４度目の無銭飲食で不起訴獲得

依頼者：４０代 男性

【相談前】
お金がないにも関わらず、居酒屋で無銭飲食をしたうえ、店内で暴れて詐欺容疑で逮捕された事案です。
被疑者Ａ氏は過去に同様な事件を３回起こしており、さすがに今回は起訴されると実刑になると思われる事案でした。

【相談後】
当職は、何とか不起訴を目指すため、示談をしたうえで被害届を取下げてもらい、嘆願書まで書いてもらうことを目指しました。
ここまでしても起訴される可能性はあったと思います。
被害者に示談を申し入れたところ、被害者の被害感情は強く最初は激怒されましたが、粘りつよく謝罪を繰り返し説得したところ、被害弁償を受け付けてもらうだけでなく、被害届も取り下げてもらい、嘆願書も書いてもらえました。
その結果無事に不起訴処分を獲得できました。

【先生のコメント】
今回のような限界事例については、もう数例経験があります。
認めの事件では被害者との示談が成立するか否かでその後の流れが大きく変わる場合がありますので、示談経験の豊富な弁護士に依頼することが大切です。