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てらまち なおと
寺町 直人弁護士
弁護士法人山本・坪井綜合法律事務所 長崎オフィス
桜町駅
長崎県長崎市万才町7-1 TBM長崎ビル10階
対応体制
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インタビュー | 寺町 直人弁護士 弁護士法人山本・坪井綜合法律事務所 長崎オフィス

模擬裁判で無罪判決、自信をつかみ刑事弁護の世界へ。「現場主義」を貫く弁護士の思い

学生の頃から刑事弁護に関心があったという、弁護士法人山本・坪井綜合法律事務所(長崎オフィス)の寺町 直人(てらまち なおと)弁護士。
授業の一環で行われた模擬裁判で無罪判決を勝ち取り、刑事事件専門の事務所で電話対応のアルバイトをした経験も。
弁護士になった今は、刑事事件を中心に一般民事や家事事件も広くカバーしています。
なぜそこまで刑事弁護にこだわるのか。
加害者やその家族と向き合う日々に迫ります。

01 弁護士を志した原点

大学時代の模擬裁判で無罪判決を獲得。「刑事弁護をやりたい」と決心

ーーまずは、弁護士になろうと思われたきっかけから教えていただけますか?

初めて意識したのは、子どもの頃によく見ていた法廷ドラマの影響だったように思います。
とくによく覚えているのが、『7人の女弁護士』と『弁護士のくず』です。

『7人の女弁護士』は、弱い立場に置かれがちな女性たちの救済に奔走する女性弁護士たちの姿を描いた作品。
『弁護士のくず』は、豊川悦司さんと伊藤英明さんが難解事件をコンビで解決していく法廷バトル劇。
人や社会のために動き回る姿に、漠然と憧れるようになったんです。

それが固い決心に変わったのが、大学生のときでした。
法学部に入り、授業で模擬裁判をやったときのことです。
模擬とはいえ最終的に無罪判決を勝ち取れた達成感もあって、「刑事弁護をやりたい」と一気に気持ちが傾いたんです。


ーーそれはどんな設定の裁判だったんですか?

テーマは刑事事件で、私の役は強盗致傷事件の被告人の弁護人でした。
公判前整理手続きから公判、裁決までをできるだけリアルに再現する内容で、期日もシビアに設定されていました。
ですから、朝から晩まで書面づくりに試行錯誤するなど、かなりハードに動いた記憶があります。

無罪判決の決め手のひとつになったのは、反対尋問でした。
被害者の目撃情報が争点になるなか、それを反対尋問で崩すことに重点を置き、狙い通りにいったんです。

02 現事務所と注力分野

窃盗、傷害、薬物、性犯罪。少年事件を含め、刑事事件で豊富な実績

ーーそして、弁護士になる目標を叶えました。今はどんな事務所で活動しているんですか?

当事務所は香川県高松市で誕生し、その後福岡市、長崎市と九州エリアに陣地を広げてきました。
私が籍を置く長崎オフィスでは、長崎市を中心に佐世保市、大村市など県内全域を対象に幅広いご相談をお受けしています。

具体的には、離婚・男女トラブルや刑事事件あたりを中心に、交通事故や相続、債務整理、不動産、労働問題、それに企業法務も含めて手広くカバーしています。


ーー刑事事件も含まれていますね。やはりそこには強い思い入れがあるんですか?

刑事事件に力を入れているかどうか。
そこは事務所選びで重視したポイントのひとつでした。

その点、私たちの事務所は痴漢や強制わいせつなどの性犯罪、傷害、窃盗、詐欺、薬物、業務上横領事件などの解決実績が豊富です。
早期釈放や、実刑が相当の事案で執行猶予判決を手にしたケースなどがたくさんあります。
少年事件も数多く扱っているんです。

それだけでなく、一般民事や家事事件の解決実績も多数あります。
もともと個人案件に興味があった私にとって、これ以上ない環境だったんです。


ーーそれにしても、刑事弁護への思いが際立っていますね。

刑事弁護には学生時代から関心があったので、司法修習が始まるまでの約3年間、刑事事件を専門に扱う法律事務所でアルバイトをしていたんです。

おもな業務は電話対応です。
「家族が突然逮捕された」「警察の任意聴取を受けたが、逮捕されるかもしれない」。
そんな悲鳴にも似たSOSの声を受け取り、必要な情報を聞き取って弁護士に伝える仕事です。

当事者がどんな状況に直面しているのか。
どんなに苦しい思いを抱えているのか。
電話口からその声に耳を傾けてきたんです。


ーーそこからどんなものが見えてきましたか?

急な事態に慌てふためき、どうしたらいいかわからず混乱している人たちの姿です。
その様子が、切実な声のトーンから伝わってくるんですよね。

ですから毎回、まずはじっくりお話を聞いたうえで、「大丈夫ですよ」「私たちがついていますから」と少しでも安心していただけるような声かけを意識していました。

03 事件解決のスタンス

入念な事前準備で臨む「尋問力」、足で稼ぐ「現場主義」とは

ーーそういった親身な対応は、やはり弁護士になった今も大事にされてるんですか?

依頼者さまのお気持ちに寄り添うことは、私たち弁護士の大事な役目です。

それとともに私が大切にしているのは、一人ひとりのご事情に応じた解決策をお示しすることです。
法的に正しいと思われる方法と、依頼者さまが求めていることは必ずしも一致するわけではないからです。

お金をとりたいのか、それとも謝罪がほしいのか。
そこをしっかり汲み取らないと、依頼者さまにご納得いただけないはずです。
型にはめた解決策ではなく、一人ひとりの思いに寄り添った解決策。
私は常にそんなゴールを目指しています。


ーー模擬裁判で無罪判決を手にしたお話にもあった、法廷での尋問に強いといえそうですか?

そうですね、得意意識はあります。
模擬裁判もそうですが、司法修習のときにも刑事弁護の尋問にこだわっている事務所で研修を受けたんです。
そのときから尋問のイメージトレーニングは欠かさず行っていました。

私が考える尋問の大事なポイントは、徹底した事前準備です。
尋問では、相手から想定外の質問を受けるようなことも珍しくありません。
そんなときは、資料や証拠をしっかり読み込んでいるかどうかで、その場の対応が大きく変わってくるんです。

準備した分だけ情報の引き出しが増えるわけで、それがあれば予期せぬ質問にも機転を効かせてうまく切り返せる確率が高まるはずです。


ーーどこまで調査するか。弁護士によって判断がわかれそうですが、そこを徹底してやると。

どんなに時間がかかっても、依頼者さまのためにすべて出し切る。
そこは私にとって、ゆずれないスタンスですね。

そして、それは裁判の調査に限った話ではありません。
事件解決のために、昼夜を問わずフットワーク軽く現場を駆け回る。
そんな「足で稼ぐ」スタイルも私の持ち味といえます。

刑事事件であれば、即日面会に駆けつけたり、いち早く被害者と会って示談交渉をまとめたり。
あるいは交通事故なら、すぐに現場に出向いて検証したり。
そんな風に、デスクにどっしり構えるのではなく、行動派で現場主義であろうと心がけています。

04 依頼者への思い

「誰かが守らないといけない」。加害者と家族を支える覚悟

ーー頼もしいですね。依頼者は心強く感じるはずです。

とくに刑事事件は加害者やご家族が世間からバッシングを受けやすく、さらに現代社会はそれがSNSなどで一気に拡散されるリスクもあります。

当然ですが、被疑者や被告人にも人権があります。
どんな悪人であろうと、誰かが守らないといけません。
ほかの誰かに任せるのではなく、それを私がやりたい。
私の真ん中を貫いているのは、そんな思いなんです。

もちろん、そのスタンスは家事や民事事件も同じです。
私が味方になってサポートさせていただきますので、ぜひ安心して頼っていただきたいですね。
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