おの たかひさ
小野 貴久弁護士
大分府内町法律事務所
大分駅
大分県大分市府内町1-6-14 内藤ビル2階
インタビュー | 小野 貴久弁護士 大分府内町法律事務所
豊富な社会人経験で地域の人の悩みを「元気」に転換する、交通事故・離婚協議など身近な問題に強い弁護士
大分県大分市府内町に事務所を構える小野 貴久(おの たかひさ)弁護士。
大学卒業後、国語教師などの社会人経験を経て、30歳で法曹界に活躍の場を移しました。
社会人時代に培った、コミュニケーション力で依頼者に安心感を与え、同じ目線で事案に向き合う姿勢で多くの信頼を得る小野先生。
離婚・借金・債務整理のほか、交通事故や少年事件など幅広い事件を解決へ導いています。
モットーは「チアアップ」。
「先生」の呼称はそのままに生徒からシフトし、依頼者を元気付けることに全力を注ぐ小野先生の法曹人としての想いに迫ります
大学卒業後、国語教師などの社会人経験を経て、30歳で法曹界に活躍の場を移しました。
社会人時代に培った、コミュニケーション力で依頼者に安心感を与え、同じ目線で事案に向き合う姿勢で多くの信頼を得る小野先生。
離婚・借金・債務整理のほか、交通事故や少年事件など幅広い事件を解決へ導いています。
モットーは「チアアップ」。
「先生」の呼称はそのままに生徒からシフトし、依頼者を元気付けることに全力を注ぐ小野先生の法曹人としての想いに迫ります
01 弁護士を目指したきっかけ
30歳から弁護士に転身
――弁護士になる前は、教員だったそうですね。
大学卒業後、中高一貫校で国語教師をしていました。
子どもたちに囲まれ充実した日々でしたが、ある時、生徒との会話で「夢」の話に。
私は生徒たちに「夢を持つように」といいました。すると生徒から「先生の夢はなに?」と逆質問されたんです。
ハッとしました。
同時に、かつて祖母に「弁護士になったら」と言われ、憧れたことや大学内にロースクールが設置され「昔弁護士になりたいな」と考えていたことを思い出したんです。
教員を辞めてからロースクールに入る前に、1年間ほど勉強し、その後はとにかくひたむきに司法試験合格へ全力を尽くしました。
大学卒業後、中高一貫校で国語教師をしていました。
子どもたちに囲まれ充実した日々でしたが、ある時、生徒との会話で「夢」の話に。
私は生徒たちに「夢を持つように」といいました。すると生徒から「先生の夢はなに?」と逆質問されたんです。
ハッとしました。
同時に、かつて祖母に「弁護士になったら」と言われ、憧れたことや大学内にロースクールが設置され「昔弁護士になりたいな」と考えていたことを思い出したんです。
教員を辞めてからロースクールに入る前に、1年間ほど勉強し、その後はとにかくひたむきに司法試験合格へ全力を尽くしました。
02 これまでのキャリア
幅広い分野カバーし、年間200件以上の問題を解決
――事務所選びはどのように進めたのですか?
生まれ育った大分でやりたいと思っていました。
ですから、地域密着でさまざまな分野を幅広くカバーしている事務所を軸に探しました。
最初の事務所は交通事故に力を入れていたこともあり、年間200件くらいの事故事案に関わっていましたね。
その他では、債務整理や離婚、相続問題、刑事事件など、本当に幅広い分野に携わりました。
弁護士というと裁判というイメージでしたが、もっと依頼者の方に身近であり、泥臭いんだということを実感する日々でしたね。
――独立したことについてもお聞かせください。
多くの先輩弁護士から「弁護士は独立した方がいいよ」と言われていましたので、特に何か想いがあってということはないです。
ただ、前の事務所では、ありがたいことに本当に多くの事案に携わらせていただきました。
常時100件は超える事案を抱えていましたので、だんだん依頼者の顔が覚えられなくって…。
これでは申し訳ないという思いもありましたね。
それで、「もう少し自分のペースでできれば、お客さんにもっと寄り添える」と考えるようになったんです。
私は人を元気づけることにとても喜びを感じます。
そうであるためには自分自身も元気でないといけません。
だから、晴れて独立した際には、事務所のモットーとして「チアアップ」を掲げました。
独立というと不安もつきもの。
でも、私には事務員経験が豊富な妻もいましたので、不思議なくらい穏やかな気持ちでスタートできましたね。
生まれ育った大分でやりたいと思っていました。
ですから、地域密着でさまざまな分野を幅広くカバーしている事務所を軸に探しました。
最初の事務所は交通事故に力を入れていたこともあり、年間200件くらいの事故事案に関わっていましたね。
その他では、債務整理や離婚、相続問題、刑事事件など、本当に幅広い分野に携わりました。
弁護士というと裁判というイメージでしたが、もっと依頼者の方に身近であり、泥臭いんだということを実感する日々でしたね。
――独立したことについてもお聞かせください。
多くの先輩弁護士から「弁護士は独立した方がいいよ」と言われていましたので、特に何か想いがあってということはないです。
ただ、前の事務所では、ありがたいことに本当に多くの事案に携わらせていただきました。
常時100件は超える事案を抱えていましたので、だんだん依頼者の顔が覚えられなくって…。
これでは申し訳ないという思いもありましたね。
それで、「もう少し自分のペースでできれば、お客さんにもっと寄り添える」と考えるようになったんです。
私は人を元気づけることにとても喜びを感じます。
そうであるためには自分自身も元気でないといけません。
だから、晴れて独立した際には、事務所のモットーとして「チアアップ」を掲げました。
独立というと不安もつきもの。
でも、私には事務員経験が豊富な妻もいましたので、不思議なくらい穏やかな気持ちでスタートできましたね。
03 弁護士としての強み
豊富な社会人経験とコミュニケーション力で相手に寄り添ったアドバイス
――心強いパートナーがいることで、弁護士業務に集中できますね。先生の弁護士としての強みはどういった部分ですか?
やはりコミュニケーション力ですかね。
社会人時代には生徒たちとたくさん対話しましたし、学生時代もさまざまなアルバイトを通じ、多様な人と交流を重ねてきました。
最初からずっと弁護士をやっている人に比べれば、より相手に共感する力があります。
相手の立場に立ったものの見方もできると自負しています。
あと、生徒たちに教えるには、よりわかりやすく説明する必要があります。
ずっとそうやって、相手にどうすれば理解してもらえるかを意識してコミュニケーションしてきましたので、依頼者の方に対してもよりわかりやすく説明することができます。
――依頼者との距離が近い弁護士という印象です。
相談に来られる方の多くは、大きな不安を抱えている状態です。
勇気を振り絞って、事務所に足を運んでいただいたからには依頼者さまに安心をお届けしたい。
少しでも元気になって、笑顔を取り戻してほしいーー。
常にチアアップの精神を忘れず、ときに雑談もまぜながら、リラックスしてご相談いただける雰囲気をつくることは大切にしています。
やはりコミュニケーション力ですかね。
社会人時代には生徒たちとたくさん対話しましたし、学生時代もさまざまなアルバイトを通じ、多様な人と交流を重ねてきました。
最初からずっと弁護士をやっている人に比べれば、より相手に共感する力があります。
相手の立場に立ったものの見方もできると自負しています。
あと、生徒たちに教えるには、よりわかりやすく説明する必要があります。
ずっとそうやって、相手にどうすれば理解してもらえるかを意識してコミュニケーションしてきましたので、依頼者の方に対してもよりわかりやすく説明することができます。
――依頼者との距離が近い弁護士という印象です。
相談に来られる方の多くは、大きな不安を抱えている状態です。
勇気を振り絞って、事務所に足を運んでいただいたからには依頼者さまに安心をお届けしたい。
少しでも元気になって、笑顔を取り戻してほしいーー。
常にチアアップの精神を忘れず、ときに雑談もまぜながら、リラックスしてご相談いただける雰囲気をつくることは大切にしています。
04 過去の解決実績やエピソード
依頼者ファーストで悩みを抱えている方が納得できるまで親身に寄り添う
――これまで解決してきた事件で印象に残っているものを教えてください。
交通事故の後遺障害の事案は印象に残っています。依頼者の方は当初、後遺障害(11級・12級など)が認められませんでした。
そこで異議申し立てをしたんです。
もちろん、簡単に認められるものではありませんので、やれることはやり尽くそうと。
まずは医師からのカルテ。
一般的にはそのまま提出するケースがほとんどですが、私は詳細に分析した上で、事故の状況や被害者の症状がしっかり反映された書類に作り直しました。
医師面談も何度か行い、事故の実状に即した書類を作成するよう依頼したんです。
後遺障害の申請に特化した専門家の方にも協力してもらい、どうすれば認めてもらえるのかをヒアリング。
最終的にはしっかりと後遺障害を認めてもらうことができました。
認められなかったという事実がある。
それをそのまま受け止めるのではなく、何が足りなかったのかを徹底的に追求する。
その差分の先にこそ、依頼者の希望があります。
困り果てて、相談に訪れた依頼者の方のためにやれることはいくらでもありますし、それをするのが弁護士の使命です。
――他にはありますか。
とある少年事件が印象に残っています。
少年は当初、私にまったく心を開いてくれなかったんです。
しかし、何度も面会に足を運ぶうちに、少しずつ私を信頼してくれるように。
対話を重ねる中で、事件とも向き合えるようになりました。
それからはどんどん良い方向に変わっていったんです。
本当に嬉しかったですね。
少年事件は、逮捕から審判の日までの期間が短く、1ヶ月ほどしかありません。
その中でいかに信頼関係を構築するか。
それがとても重要なんです。
――常に相手の側に立ち、やれることに全力を尽くす先生らしいエピソードですね。
離婚問題では女性側に立って支援することが多いのですが、そうした場合もやはり、相手の側に立つことを大事にしています。
男性ですから、同性ほど女性のお気持ちがわかるとは言えないかもしれません。
だからこそ、できる限りしっかりとお話を聞くことをとても意識しています。
女性の辛そうな顔はやはり堪えます。
それが、問題解決に至ったときに笑顔に変わると、本当に嬉しい気持ちになりますからね。
交通事故の後遺障害の事案は印象に残っています。依頼者の方は当初、後遺障害(11級・12級など)が認められませんでした。
そこで異議申し立てをしたんです。
もちろん、簡単に認められるものではありませんので、やれることはやり尽くそうと。
まずは医師からのカルテ。
一般的にはそのまま提出するケースがほとんどですが、私は詳細に分析した上で、事故の状況や被害者の症状がしっかり反映された書類に作り直しました。
医師面談も何度か行い、事故の実状に即した書類を作成するよう依頼したんです。
後遺障害の申請に特化した専門家の方にも協力してもらい、どうすれば認めてもらえるのかをヒアリング。
最終的にはしっかりと後遺障害を認めてもらうことができました。
認められなかったという事実がある。
それをそのまま受け止めるのではなく、何が足りなかったのかを徹底的に追求する。
その差分の先にこそ、依頼者の希望があります。
困り果てて、相談に訪れた依頼者の方のためにやれることはいくらでもありますし、それをするのが弁護士の使命です。
――他にはありますか。
とある少年事件が印象に残っています。
少年は当初、私にまったく心を開いてくれなかったんです。
しかし、何度も面会に足を運ぶうちに、少しずつ私を信頼してくれるように。
対話を重ねる中で、事件とも向き合えるようになりました。
それからはどんどん良い方向に変わっていったんです。
本当に嬉しかったですね。
少年事件は、逮捕から審判の日までの期間が短く、1ヶ月ほどしかありません。
その中でいかに信頼関係を構築するか。
それがとても重要なんです。
――常に相手の側に立ち、やれることに全力を尽くす先生らしいエピソードですね。
離婚問題では女性側に立って支援することが多いのですが、そうした場合もやはり、相手の側に立つことを大事にしています。
男性ですから、同性ほど女性のお気持ちがわかるとは言えないかもしれません。
だからこそ、できる限りしっかりとお話を聞くことをとても意識しています。
女性の辛そうな顔はやはり堪えます。
それが、問題解決に至ったときに笑顔に変わると、本当に嬉しい気持ちになりますからね。
05 弁護士としての今後
「チアアップ」の精神で相談者に元気を与えることを意識
―弁護士としての将来像や理想の姿を聞かせてください。
今後も引き続き、依頼者の困っている気持ちを、少しでもホッとさせてあげられる弁護士として頑張っていきたいと思っています。
地域に密着した法律事務所として、幅広く住民のお悩みにお応えできるよう、どんな分野のご相談でも気軽に頼って欲しいですね。
私は特定の分野に強くなるより、ジェネラルに幅広く対応するスタンスですが、宅建の資格を取得したので、不動産分野でもより踏み込んだ対応をしていければと考えています。
――最後に依頼者へ向けてお言葉をお願いします。
"弁護士"や"法律事務所"と言うとどうしても「敷居が高い」というイメージを持たれる方が多いものです。
だからこそ、そうしたイメージを打破する事務所でありたいと思っています。
気軽にといっても、依頼者にとっては料金面の不安は小さくないでしょう。
その点は、事前にしっかりと説明し、ご納得いただいた上で着手することを徹底しています。
また、法テラスも積極的に活用することをお奨めしています。
相談段階で二の足を踏まれている方には、月1回、無料の法律相談会も行っています。
事務所は大分の中心街で、アクセスは抜群です。
いつでも扉は開けていますので、本当に気軽に足を運んでいただきたいですね。
今後も引き続き、依頼者の困っている気持ちを、少しでもホッとさせてあげられる弁護士として頑張っていきたいと思っています。
地域に密着した法律事務所として、幅広く住民のお悩みにお応えできるよう、どんな分野のご相談でも気軽に頼って欲しいですね。
私は特定の分野に強くなるより、ジェネラルに幅広く対応するスタンスですが、宅建の資格を取得したので、不動産分野でもより踏み込んだ対応をしていければと考えています。
――最後に依頼者へ向けてお言葉をお願いします。
"弁護士"や"法律事務所"と言うとどうしても「敷居が高い」というイメージを持たれる方が多いものです。
だからこそ、そうしたイメージを打破する事務所でありたいと思っています。
気軽にといっても、依頼者にとっては料金面の不安は小さくないでしょう。
その点は、事前にしっかりと説明し、ご納得いただいた上で着手することを徹底しています。
また、法テラスも積極的に活用することをお奨めしています。
相談段階で二の足を踏まれている方には、月1回、無料の法律相談会も行っています。
事務所は大分の中心街で、アクセスは抜群です。
いつでも扉は開けていますので、本当に気軽に足を運んでいただきたいですね。