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まえだ ひろき
前田 紘希弁護士
法律事務所ASCOPE 浜松オフィス
遠州病院駅
静岡県浜松市中央区元城町216-4 ノーススタービル浜松9階
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 初回面談無料
  • 電話相談可
  • WEB面談可

インタビュー | 前田 紘希弁護士 法律事務所ASCOPE 浜松オフィス

配偶者の浮気に端を発した離婚を約3ヶ月でスピード解決。離婚交渉に強い浜松オフィス共同所長

全国に5つのオフィスを構え、38人の弁護士を擁する法律事務所ASCOPE(アスコープ)。
その浜松オフィスで共同所長を務めるのが、前田 紘希(まえだ ひろき)弁護士です。
とくに離婚問題に力を注ぎ、依頼者の不安をすぐに払拭したい一心でスピード解決にこだわっています。
会社側の労働問題にも詳しく、解雇をめぐる労働審判などで傑出した結果を出してきました。
弁護士を志した原点、依頼者や浜松への熱い思いに迫ります。

01 現事務所について

全国に5つのオフィス、38人の弁護士が在籍。全体会議で情報共有

ーーなぜ弁護士を志したのか。まずはその理由からうかがいます。

弁護士の仕事を最初に意識したのは、小学生の頃でした。
『だから、あなたも生きぬいて』という書籍を読んだのがきっかけです。

いじめや自殺未遂、極道の妻と、人生のどん底を味わった女性が29歳で弁護士になるまでの軌跡を描いた書籍です。
壮絶な過去を乗り越え、人のために尽くす姿に胸を打たれたんです。

漠然とした憧れが、明確な目標に変わったのは大学時代でした。
陸上競技の大会を運営する学生組織に所属し、縁の下で選手のために汗をかくことにやりがいを感じていた頃です。
それが小学生のときの原体験と重なり、弁護士になって人の助けになろうと決めました。


ーーその後、現事務所に入所されました。どんな事務所なんですか?

当事務所は私が所属する浜松のほかに、東京・三田にある本店と立川(東京)、名古屋、福岡にもオフィスを構え、総勢38人の弁護士が在籍しています(2024年4月現在)。

月に一度、全国の各オフィスをオンラインでつないで会議を開き、そこで各自が担当する事件について情報交換を行っているんです。
各弁護士はそれぞれ得意分野を持っており、その知見を共有しながら事件処理を進めています。

38人の知恵を結集し、質の高いリーガルサービスをご提供すること。
それが、私たちの最大の強みのひとつです。

02 得意分野と実績①

会社側の労働問題に強く、解雇めぐる労働審判で慰謝料を大幅減額

ーーご自身は現在、浜松オフィスの共同所長を務めておられます。

リーガルサービスがまだ十分に行き届いていない地域で、困っている方々の助けになりたいーー。
そんな思いで、浜松オフィスに赴任しました。

そんな問題意識を抱いたのは、就職活動の最中でした。
弁護士が東京や大阪に集中している現実を知り、その格差をなくしたいと思ったんです。

そして降り立った浜松。
新人時代から離婚や相続、交通事故、債務整理、刑事事件など幅広い案件に携わり、キャリア数年目にして共同所長に就任しました。
現在も個人、法人を問わず、幅広いご相談をお受けしています。


ーーなかでも、とくに注力している分野はありますか?

ひとつは、当事務所が最も得意とする会社側の労働問題です。
ユニオン・団体交渉、ハラスメント、解雇、残業代、問題社員への対応、就業規則の整備などについて幅広くサポートさせていただいています。

中小企業をはじめとする顧問先は累計280社以上、相談件数は580件超に上り(2023年12月現在)、業界・業種もサービス業を中心に運輸や通信、小売、製造、建設、不動産など多岐にわたります。
当事者間の交渉に加え、労働審判や訴訟での解決実績も豊富にあります。


ーー過去にどんな事案を担当してきたんでしょうか?

解雇をめぐる労働審判で、相手の請求額を大幅に減らした事案がありました。

ある製造業者の代理人を任せていただいたときのことです。
解雇を通告した従業員がそれに納得できず、不当解雇だとして高額な慰謝料を求める労働審判を申し立ててきたんです。

解雇事案は、当該解雇に理由がないと判断された場合、約1年分の給与を解決金として支払わざるを得ないケースも珍しくありません。
ただ、そのときは半年程度にまで減額することができました。

決め手は、従業員の過去の問題行動を詳細に聞き取り、書面に落とし込んだことです。
そのおかげで、裁判官に解雇の妥当性をある程度汲み取ってもらえたんです。


ーー徹底した調査と執念でもぎ取った結果だったと。

労働者はインターネットの普及によって容易に情報を入手できるようになり、以前と比べて戦略的に争ってくるケースが増えているように感じています。

それに対抗するためにも、会社としては弁護士を頼る必要性がかつてないほど高まっているのではないでしょうか。
問題が起きた後に素早く火消しし、ダメージを最小限に食い止めることはもちろん、トラブルを未然に防ぐお手伝いもできます。

私たちは顧問料について、みなさまのニーズに応じて3つのプランを用意しています。
法務担当のスタッフを新たに雇うよりも、コストはかからないはずです。
ぜひ一度、気軽にご相談いただけるとうれしいですね。

03 得意分野と実績②

配偶者の浮気に端を発した離婚。約3ヶ月で早期解決した3者協議

ーー個人案件はどうですか?思い入れのある分野などを教えてください。

最も力を注いでいるのは、離婚問題です。
そして私がこだわっているのは、1日でも早く解決することです。

離婚は夫婦間の感情が激しくぶつかり合い、解決は一筋縄ではいきません。
そのため、どうしても時間がかかってしまうことが多いんです。
ただ、依頼者さまはその間ずっと不安な日々を過ごさなければなりません。
だからこそ、私は何よりも早期解決にこだわっているんです。


ーー実際に、そうやって早期解決を実現してきたんですか?

奥さまの浮気を理由に、ある男性から離婚のご相談をいただいたときのことです。
そのときは浮気調査を含め、約3ヶ月で離婚の合意にこぎ着けました。

離婚は協議や調停が決裂し、裁判までもつれると数年かかることも少なくありません。
それを私と依頼者さま、奥さまによる2度の3者協議でうまく話をまとめることができたんです。


ーー相手はそれほど抵抗してこなかったんですか?

いいえ、最初は頑なに「離婚したくない」とおっしゃっていましたよ。
ただ、応じていただけないなら、こちらとしては浮気の慰謝料を請求し、裁判で争う手もあるとお伝えしました。

その際に心がけたのは、決して強硬な態度を見せないことでした。
強く迫ることで相手の感情を逆撫でし、かえって協議での解決が遠のいてしまう恐れがあったからです。

相手に過度なプレッシャーを与えないように、協議は短時間で終え、かつ何度も行わないこと。
そして、限られた時間内でいかに奥さまの譲歩を引き出すか。
細心の注意を払いながら話し合いを進めました。


ーーそして、狙い通りにスピード解決につながったと。

同時に、こちらが浮気の慰謝料を請求しない代わりに、相手には財産分与を求めないとする条件も呑んでもらいました。
予想される慰謝料の認容額や回収可能性を踏まえ、そのほうが、依頼者さまの利益が大きくなると判断しました。

依頼者さまは「長くかからなくてよかった」と、とても安堵されていました。
そのホッとした表情を見たときには、私もなんだか胸がいっぱいになりましたね。

依頼者さまと家族を守るために、離婚問題のスペシャリストになること。
私は生涯をかけて、その命題に挑んでいく覚悟です。

04 依頼者への思い

育ててくれた浜松に感謝を込めて。最後まで一人ひとりに寄り添う

ーー落ち着いたトーンで、やさしく語りかけるように話す姿が印象的です。

それはうれしいですね。
依頼者さまに対してやさしく、わかりやすくご説明することはもちろん、依頼者さま自身のお話や言葉にじっくり耳を傾けることも大切にしています。

もともと人の話を聞くのが好きで、ラジオを聴くのが趣味でもあります。
依頼者さまのお気持ちを汲み取り、一緒に寄り添いながら歩いていく。
弁護士になってから、ずっとそのスタイルを貫いてきました。

同時に、どんな状況でも事件解決の扉をこじ開けていく。
多くの事件に向き合うなかで、そんな胆力も身につけてきた自負があります。


ーー依頼者は心強く感じると思います。

浜松は、私が弁護士としての一歩を踏み出し、大きく成長させていただいた場所です。
都会の要素と豊かな自然が共存し、海産物がおいしく、日照時間も全国トップクラスと、とても過ごしやすい大好きな街です。

これまで私を頼っていただいた方々には感謝しかありません。
浜松、そして静岡の方々のために、少しでもその恩をお返ししていきたいですね。
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