借金・債務整理の事例紹介 | 藤井 鉄平弁護士 藤井鉄平法律事務所

取扱事例1

• 法人・ビジネス

一時的に返済を止めて、返済期間を変更して資金繰り改善後、一括返済した事例

依頼者：６０代（性別）男性

【相談前】
卸売業を営まれている方からのご相談で、一時的に資金繰りが悪化して、返済ができない状況になってしまったが、３か月程度で資金繰りが改善する予定があるので、その間、金融機関と協議し、返済の猶予・資金繰りの改善をしたいとのことで当事務所にご相談。

【相談後】
まず、各金融機関に対し、資金繰りが悪化したため、元利金の返済が難しい旨、申し入れ、返済を止め、その間、資金繰りが改善するまでの時間的な猶予を作った。その後、資金繰りが改善したタイミングで一括返済し、完済。一括返済ということで、未払利息のカットを実現した。

【先生のコメント】
資金繰りの悪化が一時的であったこと、数か月後に一括返済可能な収入が見込めたという点が、成功のポイントだと思います。

取扱事例2

• 借金返済の相談・交渉

オーバーローンの投資用不動産を売却し、残債について、一括返済を前提に大幅なカットを実現した事例

依頼者：５０代（性別）男性

【相談前】
相談者は、複数の投資用不動産を所有していたが、空室や修繕により収支が大幅に悪化し、その分を毎月、貯金で穴埋し続けていたものの、このまま貯金で埋め続けることはできないと不安になり、当事務所にご相談。

【相談後】
まず、投資用不動産について、オーバーローンであったが、各債権者の合意を取り付けて、売却。その後、残債について、各債権者と交渉し、残債について、まとまった金額の一括返済を提案して、大幅な元本カットを実現する。

【先生のコメント】
オーバーローン物件について、弁護士が代理人として介入することで、不足分を補填することなく売却が実施できた点及びまとまった金額の返済を提案できた点が、うまくいったポイントだと思います。

取扱事例3

• 民事再生

オーバーローンの投資用不動産を売却し、残債について民事再生活用した事例

依頼者：６０代（性別）女性

【相談前】
相談者は、複数の投資用不動産を所有していたが、空室や修繕により収支が大幅に悪化し、その分を毎月、貯金で穴埋し続けていたものの、このまま貯金で埋め続けることはできないと不安になり、当事務所にご相談。

【相談後】
まず、投資用不動産について、オーバーローンであったが、各債権者の合意を取り付けて、売却。その後、残債について、個人再生手続を申し立て、残債を大幅に圧縮し、完済を実現する。

【先生のコメント】
オーバーローン物件について、弁護士が代理人として介入することで、不足分を補填することなく売却が実施できた点及び残債について個人再生手続を活用し、残債を大幅に圧縮しできた点がポイントであると思います。

取扱事例4

• 法人・ビジネス

債権回収と破産手続を組み合わせ、回収金から破産費用を支弁した事例

依頼者：３０代（性別）男性

【相談前】
卸売業を営まれている方からのご相談で、販売先への売掛金の入金がなく、資金繰りが悪化してしまったこと、その他にも借入金があったため、破産を検討し、当事務所に相談。

【相談後】
破産手続きの費用の捻出が難しいとのことで、まず、当事務所において、売掛金の回収を進め、回収した売掛金の一部を弁護費用等に充てることとする。その後、全債務について、破産手続きを実施する。

【先生のコメント】
一部であっても売掛金が回収でき、回収金から弁護士費用の支弁ができたことがポイントになったと思います。