離婚・男女問題の事例紹介 | 中川 みち子弁護士 AZ MORE国際法律事務所 大阪事務所

取扱事例1

• 財産分与

【事務所の事例】訴訟で相手方の退職金を明らかにして財産分与を獲得した事案

依頼者：60代 女性

【相談前】
数年前に勝手に家を出た夫と離婚して財産分与を取得したいとのご相談でした。
その時夫の所在は不明で生活状況が分かりませんでしたが、年齢的に定年退職を迎えていたことから、退職金の散逸が危ぶまれました。

【相談後】
迅速に調停を申し立て、相手方が対応する様子がなかったことからすぐに訴訟提起しました。
訴訟では夫からの遺棄を理由に離婚を請求し、調査嘱託で退職金や年金の開示を行いました。

【先生のコメント】
離婚により退職金の約2分の1の財産分与が認められ、相手方から1200万円の財産分与を得ることができました。

取扱事例2

• 慰謝料請求したい側

【事務所の事例】不貞の証拠を入手して高額な慰謝料を獲得した事案

依頼者：60代 女性

【相談前】
10年間別居している夫から離婚訴訟を申立てられたが離婚をしたくないとのご相談であった。

【相談後】
夫の不貞と不貞相手との結婚のための離婚請求であるとの証拠を集め、不貞当事者からの離婚請求は認められないと争ったところ、夫側が好条件を提示してきた。

【先生のコメント】
最終的には依頼者は人生をやり直すために、自宅の分与のほかに2200万円の分与を受けることで和解離婚を行った。

取扱事例3

• 財産分与

【事務所の事例】夫の不貞から別居調停を経て離婚し、生活費及び財産分与を獲得した事案

依頼者：70代 女性

【相談前】
夫の不貞を理由として離婚を希望して相談に来られた。

【相談後】
当面の生活のために役員報酬の支払いを請求する調停を申し立てて、自宅不動産の２分の１を贈与してもらった上で、婚姻費用をもらって当面別居を続けることで合意。
3年経ち、離婚の意思に変わりがなかったため離婚調停を行った。

【先生のコメント】
財産分与として2500万円と保険解約返戻金等を取得し、離婚した。

取扱事例4

• モラハラ

【事務所の事例】株式の価格算定を行い、離婚と財産分与をスピーディに解決した事案

依頼者：40代 女性

【相談前】
モラハラが原因で少しでも早く離婚したい、別居したいとのご相談でした。

【相談後】
確保すべき書類を案内し、速やかに別居をサポートし、離婚調停を申立てました。
夫は会社経営者のため、株式価値を類似業種比準価額で算出して財産分与を求めました。

【先生のコメント】
株式の分与を嫌がった夫側が離婚に応じ、早期解決ができました。

取扱事例5

• 親権

【事務所の事例】訴訟で親権を争い、3人の子どもの親権を獲得した事案

依頼者：40代 女性

【相談前】
モラハラの夫との離婚と、3人の子どもの親権の取得を希望されていました。

【相談後】
相談後間もなく別居されたため、婚姻費用分担請求と離婚調停を申立てました。
婚姻費用は合意したものの、子どもの一人が一人暮らしになる父親を気にして、母親と父親いずれと一緒に暮らすか決められないと悩み、数度の調査官面接を行いましたが調停では結論が出ませんでした。
訴訟提起を行い、離婚、親権、養育費、財産分与とあらゆる点で争いました。

【先生のコメント】
1年半かかって、離婚、3人の子ども全員の親権、養育費、財産分与の全部の点で勝訴の判決を得ました。