相続・遺言の事例紹介 | 森崎 秀昭弁護士 弁護士法人C-ens法律事務所

取扱事例1

• 会社の相続・事業承継

■経営者の方がご自身の資産を有効に活用したい【財団法人設立】事例。

【相談前】
ご自身で何億もの財産を保有されている経営者の方からのご相談。お子さんもおらず、万が一の際に相続人になるのはご兄弟。ただ、ご兄弟も十分な資産を築いているので、ご相談者様は、ご自身の財産をどのように遺すかを悩まれている。


【相談後】
お客様の想いやお考えなどを伺い、社会に貢献したいという思いが強いことが判明しました。そこで、弊所からは、信託や財産法人の設立など様々な方法をご提案させていただきました。
生前から財産法人を構築するパターンと、遺言で財団法人を設立するパターンなど、複数のパターンもご提案させていただき、財団の運営方法や方針なども一緒に検討をさせていただきました。
その後も、都度都度方針の調整などをして、現在も遺産の残し方について、定期的にお話を伺いながら準備を進めております。

取扱事例2

• 遺産分割

■財産よりも納骨方法で揉めてしまった【納骨方法、祭祀財産の紛争】事例

【相談前】
多数の兄弟姉妹を抱えた方が亡くなられ、ご遺族の中で埋葬方法について話し合いがまとまらない状況になっていました。
ご相談者は、故人の宗派の墓地に埋葬することを希望しており、他のご遺族の方は、別の故郷でのご先祖様が埋葬されている墓地への埋葬を希望されておりました。

【相談後】
ご遺族皆様の感情論の部分が大きかったので、まずは皆様にお集まりいただいて、じっくりとお話をうかがわせていただきました。
その後もコミュニケーションを取らせていただきながら、それぞれのお気持ちを解きほぐし、埋葬方法を整理させていただきました。
どちらの埋葬方法を取ることで、その後どのようなご負担がそれぞれのご遺族に発生しうるかなど、現実的な将来起こりうることを可視化させていただくことで、最終的にはみなさまにご納得いただき、ご相談者の意向に沿った埋葬方法で進められることになりました。

取扱事例3

• 相続放棄

■多額の負債を抱えた会社経営者のお子様からのご相談【相続放棄】事例

【相談前】
突然のお父様のご逝去とお父様の会社の状況の不透明さに困惑されてご相談にいらっしゃいました。
会社には資産も負債もあるようで、どのように処理したものかと大変悩まれておりました。


【相談後】
弊所では、まず放棄できなくなることを防ぐために、ご相談者様に注意点をご理解いただきました。
そのうえで、会社の方とご連絡を取らせていただきまして、会社内のお父様の私物や会社の決算書等をお預かりしました。
そこで、会社の財務状況を確認し、簡単に株価算定などを行いました。
また、今後この会社を取得された場合に想定されることなどをご相談者様にお伝えしたうえで、最終的にはご相談者様もご存命のお母様も放棄することにいたしました。
ご相談者様のご不安は払拭されて、お母様も余計なことを考えずにお父様を想うことができたようです。