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だて りゅうた
伊達 竜太弁護士
日本橋みらい通り法律事務所
茅場町駅
東京都中央区新川1-3-21 BIZSMART茅場町3階
対応体制
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注意補足

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インタビュー | 伊達 竜太弁護士 日本橋みらい通り法律事務所

熟年離婚の財産分与で1億円、慰謝料も手にした先例なき残業代請求訴訟。人の「心」に残る弁護士

「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」。
かつての恩師の言葉を胸に、依頼者の再出発を後押ししている日本橋みらい通り法律事務所の伊達 竜太(だて りゅうた)弁護士。
財産分与で約1億円を手にした熟年離婚、慰謝料まで手にした残業代請求訴訟。
離婚と労働問題を二本柱に掲げ、数々の難題を紐解いてきた緻密な法律論と、依頼者への熱い思いに迫ります。

01 弁護士としてのキャリア

一般民事を扱い約10年、労働・離婚の二本柱で「第2のキャリア」を

ーー事務所は2022年6月に開業されたばかりだとお聞きしました。

弁護士になって10年が過ぎ、新しい場所から第2のキャリアをスタートさせようと思ったんです。

それ以前は、2つの事務所に勤務していました。
1つ目は、労働問題や債務整理を重点的に扱う事務所でした。
2つ目の事務所では、それに加えて離婚や相続などの家事事件を中心に、交通事故や不動産問題なども一通り経験しました。

現在も広く一般民事を扱っていますが、なかでもこだわっているのが労働問題と離婚・男女問題です。
これが当事務所を支える二本柱になっています。

02 得意分野と解決事例①

相談件数500件超。残業代と慰謝料を同時請求、先例なき裁判で勝訴

ーー労働問題と離婚。それぞれこれまでの実績や経験を教えていただけますか?

まずは、労働問題です。
未払い残業代の請求や不当解雇を中心に、キャリアをスタートさせた当初から一貫して力を入れてきました。

これまでの相談件数は少なくとも500件以上あり、労働審判・裁判も100件以上こなしてきました。
経験が豊富なゆえ、証拠が乏しく、他の弁護士が根を上げそうな案件でもお力になれる自信があります。

ここで、そんな困難事案を解決したときのエピソードを紹介させてください。
残業代とともに、慰謝料まで認められた裁判です。

残業代は、労働時間などから超過勤務を証明できれば、比較的認められやすい面があります。
ただ、同種の訴訟では、慰謝料までは認められないのが一般的です。
ですから、そもそも同時に請求するようなことはほとんどないんです。


ーーそのケースでは、どうして慰謝料まで請求することにしたんですか?

労働実態が、あまりにもひどかったからです。
依頼者さまは数か月間にわたり、社内に寝袋で寝泊りするなどほぼ休みなし、半ば監禁されているような状況だったんです。

残業代はもちろん、「付加金」と呼ばれる制裁金も十分手にできると判断しました。
ただ、それでも決して十分とは言えません。
そこで、前例の少ない慰謝料も請求することにしたんです。

そして、狙い通りに会社側に慰謝料の支払いも命じる判決が出ました。
劣悪な勤務実態や、それによって私生活も破綻してしまったことなどを、証拠とともに裁判官に熱く訴えた成果です。
先例的な判決として新聞にも掲載され、私としても記憶に残る事件でした。

03 得意分野と解決事例②

高額な財産が絡む熟年離婚。「AFP」資格活かし、約1億円の財産分与

ーー離婚も以前からの注力分野です。やはり経験が強みになるんでしょうか?

とくに私が得意としているのが、高額な財産が絡む複雑な離婚問題です。
なかでも、会社経営者や医者などの高所得者を相手にした、女性側の熟年離婚をお任せいただくことが多いんです。

こうしたケースでよくあるのは、女性は専業主婦で、お金や財産はすべて夫に任せきりというパターンです。
そうなると、離婚の財産分与で女性側は不利な状況に追い込まれがちなんです。


ーー確かに、そういうケースはよくありそうですね。

駆け出しの頃に担当した、ある熟年離婚の事案をご紹介します。

依頼者さまは、医者の夫をもつ60代の専業主婦でした。
ある日夫が不倫し、家を飛び出したそうなんです。
預金などの財産はすべて夫が管理していたので、お金を使えず生活に困っていらっしゃいました。

ひとまず、すぐに毎月の生活費をもらう手続きを取り、同時に離婚の手続きや財産分与の交渉を進めました。
最後は高裁までもつれましたが、不倫の慰謝料なども含めて1億円ほどを手にすることができたんです。
当初、相手方の弁護士が提示してきたのが約5,000万円でしたから、およそ2倍に増やしたかたちですね。


ーー依頼者本人から得られる情報は少なかったはずです。どうやって財産のありかを突き止めたんですか?

確かに、最初は「情報ゼロ」からのスタートでした。
それでも、洗いざらいチェックできたのは、「AFP」(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)の知識を活かせた面もあるはずです。

「AFP」は、FP(ファイナンシャル プランナー)以上に高度な知識が求められる資格です。
それを通じて、不動産、保険、金融商品などについてみっちり勉強していたんです。

その事案では、20枚を超える預金通帳のほか、夫が経営していた医療法人の資産状況なども横断的に調べ上げることで、正確な財産を突き止めることができました。

財産の調査は、遺産相続でも重要なポイントになります。
その点、私はAFPに加えて、「相続アドバイザー」の資格も持っているんです。
複雑なご相談でも、ぜひ安心してお任せいただきたいですね。


ーー勉強熱心な方なんですね。

少しでも事件解決に役立つ知識は持っておきたいですからね。
すべては、依頼者さまのためです。

仕事からは離れますが、私生活でもそういう凝り性なところがあるのかもしれません。

趣味のスポーツ観戦では、学生の頃はプロ野球の2軍の試合や高校野球の地方大会などを熱心に観戦するような変わり者でした。
野球やラグビーの選手名鑑本も大好きで、選手の出身地などを暗記するほど読み込んでいましたね。

ちなみに、好きなスポーツ選手は千葉ロッテマリーンズの渡辺俊介・元投手です。
「世界一低い」と言われたアンダースローで有名な選手です。
実は、高校球児だった私もアンダースローのピッチャーだったんです。
緻密な調査や立証を得意とする私の仕事のスタイルは、緩急とコントロールで打者を手玉に取る彼の投球術と似ているところがありそうですね。

04 弁護士としての信念

「未来」への通り道をつくる場所、依頼者の「心」に残る弁護

ーー10年超のキャリアを通じて、大事にしてきた思いがあれば教えてください。

一言で表すなら、「未来志向」です。
「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」という、私が大事にしている言葉があります。
これは、高校野球部の監督から教えてもらった人生訓なんです。

実は、その監督は教師ではなく、近所に住んでいらっしゃったおじさんだったんです。
ボランティアで監督を買って出て、私たちを熱心に指導してくださいました。
ユニークで、情熱的な方ですよね。
もうずいぶん高齢になりましたが、今でも年賀状のやりとりをしたり、たまに電話でお話したりしているんです。


ーーそれ以来、その「未来志向」をご自身の指針とされてきたんですね。

事務所の名前を「日本橋みらい通り法律事務所」にしたのは、まさにそれが理由なんです。

依頼者さまが過去や現在のトラブルを清算し、解決の糸口を見出してよりよい未来へスタートしていくーー。
そんな未来への「通り道」にしたい、という思いを込めたんです。


ーー依頼者への強い思いを感じます。

私は、弁護士は「人の感情に向き合う仕事」だと思っているんです。
法律論だけでは、決して解決できない心の問題があります。
依頼者さまの感情や思いをしっかり受け止め、どこまでも寄り添うこと。
それは、いくら技術革新が進んでも、人間にしかできないことです。

そして、「人の心に残る弁護士」になることが私の理想です。
「あなたに出会えてよかった」。
そんな風に、ひとりでも多くの依頼者さまの記憶に残り、長く語り継がれるような弁護士になりたいですね。
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