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はかた しんぺい

葉方 心平弁護士

葉方法律事務所

茨木駅

大阪府茨木市駅前3-2-2 晃永ビル505

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養育費の減額調停、劣勢を跳ね返した執念の立証。家事事件にこだわる原点と依頼者への思い

大阪で、家事事件に注力している葉方法律事務所の葉方 心平(はかた しんぺい)弁護士。
劣勢を跳ね返した養育費の減額調停、「完全勝訴」を手にした建物明け渡し訴訟、ネットの誹謗中傷をめぐって約400万円を獲得した損害賠償請求訴訟。
徹底したリサーチや粘り強い立証で、固い扉を何度もこじ開けてきました。
家事事件にこだわる理由、自身の名前にも通じる「心の平穏」をもたらす弁護とはーー。

01 弁護士としてのキャリア

2つの事務所で経験を積み、大阪で独立。家事事件を中心に幅広くカバー

ーー独立して現事務所を開設する前は、どんな法律事務所にお勤めだったんですか?

最初に入所したのが、大阪・東京など全国に3つの拠点を構える法律事務所です。
そこは家事事件から一般民事、企業法務まで、どんな事件も積極的に引き受けるスタイルでした。

業務量も多く大変でしたが、新人時代を過ごせたことは貴重な経験でした。
依頼者さまとの向き合い方、事件処理のノウハウ。
弁護士のイロハを叩き込まれたからです。
退所した今も良好な関係が続いていて、毎月勉強会に参加させてもらっているんです。

その後に移籍した新たな事務所では、交通事故と不動産問題をメインに扱ってきました。
同時に、この頃から事務所の案件以外にも、個人としても家事事件を中心にご相談を受けるようになったんです。
その活動が徐々に広がってきたため、独立を決意しました。

02 注力分野と強み①

養育費の減額調停、劣勢を跳ね返した立証。家事事件にこだわる原点

ーー現在は、どんな事件を重点的に扱っているのでしょう?

独立する前からずっと胸に抱いていたのは、家族に関わる問題意識でした。
ですから今、最も力を入れているのは、離婚・男女問題や相続をはじめとする家事事件です。
ただ、もちろんそれ以外にも交通事故や刑事事件、労働問題、不動産、借金問題など、他の分野も積極的にお受けしています。

離婚は成立の可否そのものに加え、慰謝料や財産分与、お子さんがいる場合は親権や養育費、面会交流など、さまざまな問題に対処しなければなりません。
ただ、プライベートな問題ゆえ、ひとりで悩みを抱え込んでしまう方が多くいらっしゃるようです。


ーー弁護士に頼めば、解決策が見つかる可能性があるわけですよね?

私たち弁護士は、法律や交渉のプロです。
お任せいただければ、きっと最適な解決策を見つけ出し、心の負担も軽くするお手伝いができるはずです。

離婚問題についてはこれまで多くのご相談を受けてきましたが、とくに印象に残っている事件のひとつに養育費をめぐる調停があります。

依頼者さまは、元夫から養育費の減額調停を申し立てられた女性でした。
過去の判例からすると、減額に応じざるを得ない状況に見えたんですが、ほぼこちらの主張通りの審判が出たんです。


ーー事件はどういう経過をたどったんですか?詳しく聞かせてください。

元夫は離婚後に再婚し、再婚相手のお子さんと養子縁組を結び、さらに新たな子どもも生まれたんです。
このように扶養家族が増えると、養育費は大幅に減額させられる傾向にあります。

詳しくは明かせませんが、それでもこちらにも特別な事情があることなどを必死に訴え、議論を組み立てました。
粘り強い立証によって減額幅を最小限に抑え、比較的高い水準で維持することができたんです。

根気強く主張すること、地道に交渉を続けること。
そうしたことが大事なのは、相続問題も同じです。

例えば、遺産分割協議です。
当事者同士の感情が激しくぶつかり合い、難航するケースが少なくありません。
そんな難航する遺産分割の争いも、交渉や調停を通じて何度も円満解決させてきました。

不動産が絡むような複雑な事案でも、不動産業者などと連携して幅広くサポートできます。
生前対策から相続発生後の問題まで、困ったことがあればぜひお声がけいただきたいですね。


ーーそれにしても、なぜ家事事件に特別な思い入れがあるんでしょうか?

私は、三人兄弟の末っ子です。
好きなことをやらせてもらい、こうして弁護士になる目標を叶えることもできました。
両親には感謝しかありません。
それと、昨年(2021年)には結婚し、もうひとつ新しい家族ができました。
家族は私にとって、生きる支えそのものなんです。

きっと、どなたにとってもそれは同じではないでしょうか。
そんな家族の関係が悪化するのを、なんとか避けたい思いが根底にあるんでしょう。
ロースクールに通っていた頃も、周りに企業法務をやりたがる人が多かったなかで、私は家事事件に強い関心を持っていました。

そして今、私が家事事件において常に心がけているのは、なるべく円満に解決させることです。
骨肉の争いを避け、事件が終わった後も互いの関係性をある程度保てるような手立てを考えるようにしています。

03 注力分野と強み②

訴訟で「完全勝訴」、交渉でも「会心の結果」。その秘訣とは

ーー家事事件以外についても、同様に印象に残っている事件を教えていただけますか?

ひとつは、完全勝訴の判決を手にした建物明け渡し訴訟です。

事件の発端は、集合住宅に暮らす住人の迷惑行為でした。
窓から大声で悪口を発したり、張り紙をしたりと、近隣住民がとても迷惑していたんです。
ただ、よくある家賃の滞納とは異なり、こうした迷惑行為は過去の判例と照らしても簡単に明け渡しが認められないケースが多いんです。

カギを握ったのは、徹底した証拠収集でした。
どれだけ近隣住民が被害を受けているか、証拠を積み上げて立証する必要があったんです。
具体的な証拠集めのひとつは、近隣住民への聞き取りです。
10人ほどの協力者から得られた被害の実態を法廷で明らかにするなどした結果、無事に明け渡しが実現した事件でした。


ーー養育費をめぐる事件もそうでしたが、調停や裁判に強いんですね。

裁判ではほかにも、インターネット上の誹謗中傷に関して会心の結果を手にしたこともあります。

それは、匿名掲示板への書き込みで中傷された方からのご相談でした。
すぐに発信者情報の開示請求を行って発信者を特定するとともに、損害賠償を請求しました。
その結果、相場を上回る約400万円を、訴訟ではなく交渉で手にすることができました。

ネットの誹謗中傷は、何よりもスピード感が重要です。
この事件も、まさに迅速に動いたことで得られた結果でした。

04 弁護士としてのスタンス

無料相談から入念なコミュニケーション。「心平」の精神で寄り添う

ーー依頼者とのやりとり、コミュニケーションの面で意識していることも教えてください。

話しやすさ、敷居の低さ、気軽に相談できる雰囲気。
これには自信があり、実際に依頼者さまからその点を評価していただくことがよくあります。

例えば、無料相談です。
弁護士によっては時間をきっちり区切り、形式的なやりとりで済ませるケースもあると聞きます。
ただ、私は無料相談の段階から入念にお話を聞き、できる限り具体的に回答するようにしているんです。
そのせいか、過去の依頼者さまの紹介で新たにご相談いただく方も少なくないんです。


ーー昔からそんな風に、フランクで親身に相談に乗るようなタイプだったんですか?

小さい頃から、初対面でも人見知りしない性格でした。
大学受験の予備校に通っていたときのことです。
他校の友人と仲良くなり、その高校の同窓会に呼ばれて参加したりしていたんです。

あまり自覚はないんですが、懐にスッと入り込むのが得意で、どこか周りから愛されるキャラクターを持っているのかもしれません。
それが、依頼者さまにとって相談のしやすさにつながっているならうれしいですね。

とくに、離婚や相続などの家事事件は、法律上の解決だけでなく、依頼者さまの気持ちの納得こそ重要です。
不安、怒り、孤独感ーー。
そういった心情にしっかり寄り添うことは、弁護士として最も大事なことだと思っています。

まったくの偶然ですが、私の名前は「心平」です。
依頼者さまの心を平穏に、平和にーー。
そんな思いで、これからも依頼者さまの利益を実現するために、力を尽くしていきたいですね。
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