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あんざい あつし
安西 敦弁護士
ひだまり法律事務所
烏丸御池駅
京都府京都市中京区三条通新町西入釜座町22 ストークビル三条烏丸605
注力分野
対応体制
  • カード利用可
  • 初回面談無料
  • 夜間面談可
  • 電話相談可
  • WEB面談可
注意補足

※ご家族が逮捕・勾留されている方、ご家族やご自身が警察から取調べに呼び出されている方、既に取り調べを受けている方については、電話相談・ビデオ面談も30分まで無料です。

刑事事件の事例紹介 | 安西 敦弁護士 ひだまり法律事務所

取扱事例1
  • 少年犯罪(加害者側)
強盗致傷事件のメンバーの一員として関わったが、試験観察後、保護観察で終了した事例【少年事件】

依頼者:10代 男性

【相談前】
少年が成人のグループのメンバーと被害者を車で拉致し、暴行してお金を奪ったケース。
少年は、他の成人らが暴行している間に被害者の財布をとったため、強盗致傷の共謀共同正犯として家裁送致されました。

【相談後】
ひとりでは強盗致傷などとてもできない少年でしたが、集団での雰囲気に流されて財布を盗むという行為をしてしまったことを深く後悔していました。
「被害者に謝罪したい」「働いて盗んだものを弁償したい」という希望があったので、それを実現するために試験観察にすべきという旨を裁判所に説得し、試験観察になりました。

試験観察開始後は、少年の自宅へ週に1回程度伺い、生活状況をヒアリングし、仕事の継続についてのアドバイスをしました。
また、被害者と連絡を取り、少年ともに謝罪へ行きました。

その後も仕事を続け、被害者に無事に弁償をし、最終審判では保護観察処分となって終了しました。

【先生のコメント】
調査官は少年院送致にすることを強く主張していました。
付添人が被害者に対し直接の謝罪と弁償を実現するために試験観察の必要性を唱え、自宅に戻ってからの家族のバックアップのプランを詳細に立てて裁判官を説得した結果、試験観察が実現できました。

被害者にとっても依頼者にとっても、ベストな解決ができたケースであったと思います。
取扱事例2
  • 加害者
公職選挙法違反に問われたが、不起訴になった事例

依頼者:80代 男性

【相談前】
公職選挙法違反が疑われたご高齢の依頼者が、警察に任意取調べとして連行され、午前9時から午後9時頃まで取り調べを受けていました。
連日の取り調べを受け、3日目に、持病のあった依頼者の体調が悪化しているのを心配した家族が相談に訪れました。

【相談後】
相談後、すぐに警察署に向かい、依頼者を取調室から救出して外に出てきてもらいました。
刑事から引き離して話を聴いたところ、「もう取り調べを受けたくない」「家に帰りたい」という意思を確認できたので、取調べをしていた刑事にその旨を伝え、一緒に帰宅しました。

そのまま依頼者は入院することになり、後日警察には常軌を逸した取調べへの抗議と入院のため取調べには当分応じられない旨を告げたところ、その後、取調べがなされないまま不起訴処分となりました。

【先生のコメント】
警察から呼び出されると、任意取調べといえども通常は拒否することは難しいものです。
そして、任意という名の下に長時間の取調べが連日なされるパターンは少なくありません。
このケースでも体調に問題があるのにも関わらず、刑事は無理に連行し、体調不良の主張を受け入れず長時間の取調べを続けていました。

こうしたケースでも弁護士をつければ、すぐに警察署から連れて帰ることができます。
速やかな相談により、依頼者の体調が悪化して倒れるという最悪の事態を避けられたケースでした。