刑事事件の事例紹介 | 水越 大揮弁護士 壱彗法律事務所

取扱事例1

• 痴漢・性犯罪

通勤中、電車内で行った痴漢事件において、勾留請求却下と不起訴処分を獲得した事案

依頼者：東京都在住30代（男性）

【相談前】
夫が深夜になっても帰宅せず、配偶者様が警察に連絡したところ逮捕された旨の回答を受けたためご依頼を受け、すぐに身柄拘束先の警察署で接見をしました。
夫から事情をうかがうと、通勤途中の電車で痴漢行為を働いてしまい、そのまま逮捕されてしまったとのことでした。

【相談後】
これ以上、会社を休むわけにはいかないとのことだったので、ご家族の協力のもと、早速検察官に勾留請求をしないことの意見書を提出し、裁判所に対しても勾留請求却下を求める意見書を提出いたしました。
結果として勾留請求は却下され、わずか数日で身柄釈放となりました。
また、夫（加害者）自身が痴漢行為を認めていたため、夫の代理人として被害者と示談交渉を行い、無事示談を成立させたことで不起訴処分となりました。事件終了後も、ご家族サポートとして環境調整や病院の紹介等のアフターケアもさせていただきました。

【先生のコメント】
本件は、ご家族が身内の逮捕を受けてすぐにご相談いただいたため、迅速な弁護活動を実現することができました。また、身元引受や会社への対応等もご家族の協力があってこそだと思慮しております。
どの弁護士も述べる通り刑事事件は初動が非常に重要となります。「警察から逮捕の連絡がきた」、「逮捕されたかもしれない」と思いましたら、まずはご相談ください。

取扱事例2

• 被害者

不同意性交の被害を受け、警察対応と示談交渉を行った被害者事案

依頼者：20代（女性）

【相談前】
自宅に居たところ、同意の意思を形成できない状況下で、突然押しかけてきた知人から性的被害を受けた事案。

【相談後】
既に警察署に被害相談をした後との事案で、相談者様は心身共に非情に疲弊しており、どのように対処したらいいかも一切分からないと動揺していた様子であったため、警察からの窓口対応及び示談交渉をすべて行いました。示談の効果やそれに伴う刑事処分の影響、報道の有無等諸般の事情を考慮し、解決金500万円で示談成立となりました。

【先生のコメント】
示談と一言でいっても、相場のみならず、刑事処分の見込み・関係性といった専門的知識や経験が必要となる分野で、正しい内容の示談であるか否かを判断することも困難です。また、被害後に肉体的・精神的疲弊している状態では、事件に関わること自体が相当なご負担かと存じます。そのような際は、是非ご相談ください。