交通事故の事例紹介 | 大原 太軸弁護士 安佐合同法律事務所

取扱事例1

• 保険会社との交渉

5年前の交通事故の例

依頼者：40代男性

【相談前】
依頼者の方は、5年前に交通事故に遭い、頭部に重大な傷害をおってしまいました。しかし、5年もの長期間どうしてよいかわからず、放置していました。

【相談後】
私は、早速保険会社と交渉し、時効を主張しない点を確認しました。また、症状固定がまだでしたので、病院に何度も付き添い、10級を認定してもらうことができました。
裁判所では和解を勧められ、結果として3000万円以上の賠償金を得られることになりました。


【先生のコメント】
ポイントは二つあります。

一つ目は、直接医師と面談を繰り返して適切な診断書を作成してもらえたこと。
二つ目は、裁判所に適切な損害額の主張をして認めてもらえたことです。

交通事故の妥当な賠償額はなかなか素人には分かりません。怪我が重ければ重いほど複雑な計算をします。弁護士に依頼することで適切な金額を受け取ることができ、治療にも充てることが出来ます。

取扱事例2

• 保険会社との交渉

高次脳機能障害が認められた例

依頼者：70代女性

【相談前】
依頼者は、路上を歩行していたところ、車にひかれ、長期間入院することになりました。その後、保険会社から示談案を提示されましたが、適切な金額か不明だったので相談に来られました。


【相談後】
ご家族は、依頼者の方の様子が事故後に変わったこと、時間の把握や、計算などが不十分になったことから、事故のせいだと疑っておられましたが証拠はありませんでした。
私は、医師から何度も話を聴いて、事故による高次脳機能障害であると感じました。そして医師から適切な診断書を書いてもらい、高次脳機能障害が認められ2級と判断されました。


【先生のコメント】
ポイントは二つあります。

一つ目は、高齢者だからと言って認知症と決めつけなかったこと。
二つ目は、高次脳機能障害が認められるための診断書を医師に作ってもらえたことです。

後遺障害が認められたことで3000万円以上の賠償金を得ることができました。高次脳機能障害は後遺障害としても認められにくいいものですが、弁護士に依頼することで様々な証拠を集めることができ認められやすくなると思います。