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いとう かつゆき
伊藤 克之弁護士
日野アビリティ法律事務所
日野駅
東京都日野市日野本町3-11-1 マイコート日野603
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不動産・住まいの事例紹介 | 伊藤 克之弁護士 日野アビリティ法律事務所

取扱事例1
  • 近隣トラブル(騒音・日照・悪臭・ペット問題)
賃貸借の条件を守らない賃借人に対し、早期に仮処分申立と訴訟提起をすることで明け渡しを実現した事例

依頼者:60代男性

内容 ■相談前
賃貸マンションの賃借人の一人が、賃貸借契約でペットの飼育が禁じられているにも関わらず猫の多頭飼いを行い、周囲の部屋に悪臭を放っている状況でした。マンションの所有者(依頼者)や不動産業者から再三注意していましたが、改まる気配はなく、依頼者は困り果てて弁護士に相談に来ました。

■相談後
当職は、依頼を受けてすぐに現地見分を行い、悪臭の状況を確認しました。その上で、速やかに賃借人相手に占有移転禁止の仮処分を行いました。仮処分の執行後賃借人と退去を求める交渉を行いましたが、合意が成立しなかったので、不動産の明け渡しを求める本訴を提起し、賃借人が退去する内容での裁判上の和解が成立しました。

■弁護士からのコメント
当職では、不動産の明け渡しを求める場合は、占有移転禁止の仮処分を申し立てて、賃借人が第三者を介入させて明け渡しを妨害しようとした場合に備えることにしていますが、本件ではその手続を執ったことによって賃借人に依頼者の本気度が伝わり、比較的早期の明け渡しを実現することができました。
取扱事例2
  • 不動産売買契約
共有不動産の分割を、早期に訴訟提起することで早期解決を図った事例

依頼者:60代女性

■相談前
依頼者は遠方に不動産を共有していましたが、共有者である親族との間で紛争があり、共有不動産を分割することができずにいました。依頼者は、不動産の処理をどうすべきか悩み、弁護士に相談に来ました。

■相談後
本件では、共有者が各地に複数いたことから、話し合いでの解決は困難と判断し、早期に共有物分割請求訴訟を提起しました。訴訟における協議の結果、不動産を売却し、売却代金を共有持分に従って分けるという内容で、裁判上の和解が成立しました。

■弁護士からのコメント
共有不動産においては、共有者同士に意見の対立が生じれば、利用や売却はもちろん、管理すらままならなくなることが少なくありません。話し合いで早期解決が図れればそれに越したことはありませんが、本件のように共有者が多人数いたり、共有者同士の対立が激しかったりする場合は、早期に共有物分割訴訟を提起して裁判所で話し合いをした方が早く解決すると思われます。本件でも、早期に共有物分割訴訟を提起したことで、依頼者が納得できる解決を早期に得られたと思っております。
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