詐欺・消費者問題の事例紹介 | 沼倉 悠弁護士 あらた国際法律事務所

取扱事例1

• 高額請求の支払い拒否

住宅リフォームの訪問営業によって締結した契約をクーリングオフ条項によって解除した事例

強引な訪問営業によって、相談者様は1000万円以上のリフォーム工事契約を締結させられていました。
元々住宅には特に不具合がなかったにもかかわらず、「雨漏りの危険がある。」などと言葉巧みに不安を煽られて、高額の契約書を次々締結させられていました。
後に親族が異変に気付いて事態が発覚しました。
契約締結から8日間を既に経過していましたが、特定商取引法に定める交付書面の要件を満たしていなかったため、クーリングオフを主張しました。
業者側もクーリングオフを認め、未払代金の請求を取り下げた上、既払代金の返還にも応じました。

取扱事例2

• 返金請求

弁護士の介入により代金全額が返ってきた事例

依頼者：30代男性

【相談前】
相談者は入手困難なブランド品などの購入代行を行っている業者へ商品の購入を依頼し、代金を支払いました。
しかし、１年以上経っても商品が届かず、おかしいと思った相談者は相手方へ注文書などの提示を求めたものの全てはぐらかされてしまい、ご自身で対応するのは難しいと考え、弊所へ相談されました。

【相談後】
相手方の所在を調べ、判明した住所地へ催告書兼条件付きの解除通知書を送付しました。すると、相手方から代金の返金をしたいと連絡が入り、全額返金を受けることが出来ました。

【弁護士のコメント】
最近では、個人で簡単にネットショップが開けるようになり、商品が届かない等のトラブルが急増しています。
また、昨今の新型コロナウイルスの流行や物価上昇といった社会的な背景を利用し、「商品が入ってこないので待ってほしい」などと言い訳をして、そのまま雲隠れする業者もいます。中には、今回のように商品の希少性から高額な代金を請求し、逃げてしまうケースもあります。
どうせ返ってこないだろうと諦める前に、まずは弁護士へ一度ご相談ください。