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やなせ ひろし
梁瀬 洋弁護士
やなせ代々木上原法律事務所
代々木上原駅
東京都渋谷区上原1-32-17-402
対応体制
  • 分割払い利用可
  • 後払い利用可
  • 休日面談可
  • 夜間面談可

詐欺・消費者問題の事例紹介 | 梁瀬 洋弁護士 やなせ代々木上原法律事務所

取扱事例1
  • 出会い系詐欺
結婚を前提に3年間付き合っていた相手が実は既婚者だった事例
【ご相談内容】
依頼者様は、相手の方と3年前に出会い系サイトで知り合いました。
当初から相手は独身と名乗っていた上、結婚を思わせる発言や言動を繰り返していました。
相手の方にすっかり惚れ込んでいた依頼者様は、これまで高額なプレゼントやレストランでの食事を負担してきました。しかし、相手が実は既婚者であったことを知り、裏切られたことへのショックと悔しさから、どういった請求ができるか、ご相談に来られました。

【弁護士からのコメント】
29歳という適齢期にあった女性が、2年間も結婚を夢見てその男に拘束されたことは、女心をもてあそぶものであり断じて許されるものではありません。よって、その男に対し人格権や貞操権侵害で損害を被ったとして不法行為に基づく慰謝料請求をするか、婚約ないし結婚の約束を不当に破棄したものとして債務不履行責任を追及することができると思います。
一方で、本来の結婚詐欺は「結婚を前提に何千万円も彼に貸したが返してもらえない」といったケースに適用されます。今回の場合はそこまでに至らず、刑事上の犯罪成立を認めるのは困難と思われます。したがって、前述の方針を貫くことが最善の解決策と思われます。
取扱事例2
  • 契約解除・契約取消
購入した中古住宅が欠陥住宅だったという事例
【ご相談内容】
依頼者様は、今後の人生のことを思い、賃貸物件ではなく持ち家に住むという選択をされました。
ほぼ全財産をはたいて購入した中古住宅。しかしその家は欠陥物件でした。
住んでいるうちに壁紙がカビてきて、燃えたようなにおいがすることを不審に思った依頼者様が壁紙を剥がしてみたところ、壁紙の下が数センチ空洞になっていて、コンクリートの壁は真っ黒けであり、どこからか水が漏れているのか湿ったような状態になっていました。
実は過去に火災があった物件であったことを知った依頼者様は、売買契約の解除も念頭に置きながらご相談にいらっしゃいました。

【弁護士からのコメント】
今回のような場合、まず売主については、欠陥の程度にもかかわってきますが、詐欺による売買契約の取消し、壁紙を細工することでひどい火災を隠しており、隠れたる瑕疵があったとして瑕疵担保責任(契約内容不適合責任)を追及できます。
但し、仲介した不動産業者については、少し事情が異なります。
売主から火災物件であること、その被害の状況、隠蔽の情報をほぼ知らされていた場合は、責任を追求できるでしょう。
一方で売却を依頼されていたが、壁紙の細工を見破れなかったような場合、どこまで責任を追及できるかは場合によって異なります。火災の程度をどこまで知っていたか、壁紙を突いたりはがしたりする義務まであったか、これらの争点の扱いにより結果が変わってきます。
取扱事例3
  • 投資詐欺
いわゆる原野商法(ほぼ振込め詐欺に近い)の事例
【ご相談内容】
某田舎に、バブル期に値上がりを見込んで別荘地を購入しました。しかしバブルが弾けて大きく値下がりしたこと、そもそも使い物にならない土地であったことから売却したいと考えていました。そこへ土地を高く買ってくれるという不動産業者が現れたので依頼したところ、その土地は取り上げられた上、更に僻地の土地を2つも買わされてしまい、結果として数千万円を支払わせられました。

【弁護士からのコメント】
依頼者様は、ご相談にいらっしゃった時点でも、まだ騙した相手である不動産業者を信じようとしていたようでした。しかし、それでは相手の思うツボです。
彼らの手口は、まず土地を売却するための保証金だとか宣伝費だとか、いろいろな名目で数十万円をまず支払わせて、それを無駄にしたくないと考える人に対して、さらに高値で購入してくれる人に実際に売却するために一度不動産名義を不動産会社に移転して、その土地を整備した後(整備のお金は最終的には買主が支払うが一旦売主が支払ってくださいとして数百万を振込ませ)、また名義を依頼者様に戻して、その時点で正式に高値で購入したいという人と売買契約をしますなどとして、それに従っていると契約書上は本当に不動産会社にその土地を売却して、反対に資産価値がほとんどない土地を購入する契約をさせられたりします。そして、しばらくして不審に思い不動産業者にいつ正式な売買契約ができるかなどと電話しているうちに、今度は被害者救済団体だとか名乗って、さらに数十万円を要求するようなことをしてきます。
このような場合、詐欺ではないかと思ったら、恥ずかしがらずに直ぐに弁護士に相談して下さい。(このような民事がらみは警察はまず相手にしません。)
早ければ早いほど損害額の回収率が高まります。決して何百万の何千万も損害を被らないでください。
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