相続・遺言の事例紹介 | 奥山 梢弁護士 弁護士法人リーガルプロフェッション

取扱事例1

• 遺産分割

遺産分割協議（調停）

依頼者：30代女性

【相談前】
遺産分割調停を申し立てられた方からのご相談です。共同相続人が多数おり、大半の相続人は法定相続分に従い平等に分ければよいとのことで考え方が一致しているものの、一部相続人から寄与分など様々な主張がなされたため、調停の途中から弁護士の関与を希望して相談予約をされました。

【相談後】
相手方からの主張内容については、被相続人の生前の生活状況等について相談者及び関係者から聴き取りを行ったうえ、根拠がないと考えられる点について反論し適正な遺産分割協議を求めました。これと並行して、不動産も多数に上る件であったため価格調査を行い、具体的な遺産分割案の策定を進めました。最終的には相談者が納得できる、相続人間で公平な内容の遺産分割調停が成立することとなりました。

【先生のコメント】
裁判所の調停は必ずしも代理人弁護士を選任する必要はなく、ご自分で対応することも可能です。ただし相続問題については単なる金銭問題と異なり、従前の介護問題など被相続人との関わりも各人で異なるため、親族間の心情の行き違いが相続紛争に結びつく場合もあります。法的な反論が必要と考えられる場合は弁護士へのご依頼をお薦めします。
まずはお早めの段階で、お困りの点があれば一度ご相談下さい。