不倫密告で家庭崩壊、慰謝料の請求額と法的責任は？

Question

不倫している事を、第三者が手紙で配偶者に密告した。
第三者が特定され、配偶者から連絡があり、密告したせいで家庭が崩壊した。配偶者と子供が精神的苦痛を感じている。
訴えると言われた。
謝罪をしたが受け入れてもらえず。
この様な場合、どんな罪に問われ、慰謝料はどのくらい請求されるのでしょうか。
先生方、ご返答よろしくお願いいたします。

Answer 1

プライバシー侵害に該当して不法行為が成立する可能性はあるのですが、問題となるのは「誰との関係で不法行為と評価できるのか」という点だと思います。「訴えると言われた」のが，不倫をしていない配偶者（サレ夫／妻など）からである場合は、その配偶者との関係では不法行為の成立は微妙であるように思います（私見としては不成立）。一方、不倫した当事者から言われたのであれば不法行為責任を負う可能性はあるものの、不倫が真実であれば過失相殺を含め損害額は相応に減額される可能性があると思います。損害賠償を請求された場合は、弁護士へ相談・依頼した方がよいと思います。

お返事ありがとうございます。
訴えると言われたのはサレ妻からです。
当事者からも名誉毀損になると言われました。
裁判になったりするのでしょうか？

何らかの請求がなされる可能性は否定できません。私見としては、あなたが密告した事実が真実であるかどうかで結論や評価が変わってくると思われます。その点も含めて、弁護士へ相談された方がよいと思います。

ありがとうございます。
もし、なんらかの請求をされた場合、おおよそで良いので、慰謝料請求の金額はどのくらいになるかお答え頂けますでしょうか？