ツイッターのなりすましによる被害届けや訴訟について教えて下さい。

Question

先日、あるアーティストのライブチケットの抽選販売が幾つかのプレイガイドでありました。
販売元をまたいで重複の申込は禁止と公式HPで控えるよう注意がありましたが、ルール違反して多重申込し全て当選したという人の書き込みがツイッターにありました。

その書込みには当選を証明するスクショが添付されユーザー名、本名、顔写真も表示されていてトップページに職場名まで書いてありました。
自ら個人情報を出してしまってたので、やはり買えなかった人やファンの間でそのスクショが出回り叩かれて軽く炎上してました。

私がその事を知った時は既に本人はアカウントごと削除していましたがその後もその話題は尽きる事はありませんでした。
私もファンとして不正行為に対し凄く気分がずっと悪かったのでしばらく日が経ってから
何か懲らしめてやりたい！とふと魔が差してしまいました。

削除された当人のアカウントのユーザー名(@〇〇〇〇)をそのまま使用して(削除されたユーザー名は誰でも使える様になります)
出回ってたスクショを元に名前、プロフィール、顔写真を全て使用されていた時の様な状態にしてなりすましのアカウントを作成してしまいました。
(元々そのアカウントで使用されてた写真とプロフィールです)

「何か注意されたり怒られたら辞めよう」という稚拙で馬鹿な考えでした。

なりすましアカウントを作ったあと、
「追加販売でチケット買えた人おめでとうございます！それ何枚か私がキャンセルした分です」
といった本人を謳って周囲を煽る様な投稿をしてしまいました。

ですが書き込みしては罪悪感に度々苛まれては削除する という行為を30分おき位に2.3回繰り返しました。

結果的にやはりこういう事は良くない、と思い留まり書き込みは残さず消して2日ほど経ちました。

「なりすましなんて良くない事だからやっぱりアカウントは削除しよう…」
とツイッターを開くと、
「このアカウントは凍結されました」という旨の表示が出てきました。

詳細を確認すると、やはりなりすまし行為が報告されたとの事。おそらくご本人か周囲の近い方が見つけて通報したんだと思います。

ここで自分の本当に愚かな行為に気づきました。焦って削除を試みましたが既に時遅く、凍結されると自分ではもう何も出来ないようです。

色々とネットでなりすまし行為について調べると「捕まる」「訴えられる」等どんどん怖くなりました。
当人の気持ちを考えずになんてとんでもない馬鹿な事をしてしまったんだと申し訳無い気持ちでずっと後悔と反省をしてます。

実害にあたるか判断できませんが、短時間で削除済みとはいえふざけた書き込みをしたのも事実です。侮辱や名誉毀損とも取れる内容だとも思います。

投稿したのが確か朝から昼前位の時間帯だったので、どのくらいの人が見て本人や関係者の目に止まって証拠として控えられてるかも分かりませんが許されない事でした。

何を言っても言い訳になりますが、詐欺行為をしたり脅したり当人のフォロワーさんに迷惑をかけるつもりなど一切ありませんでした。
本人が見て少し嫌な気分になればいいな、と本当に馬鹿な考えでした。

捕まるのではないか、訴えられるのではないかと猛省しながら毎日怯えています。
私は警察に被害届を出されて訴えられる可能性はありますか？

訴えられた場合、こちらに連絡が来るまで数ヶ月かかるとネットで調べました。
そんな長い期間、怯えて過ごさなくてはならないのは頭がどうにかなりそうです…既にもう毎日つらいです

不安と懺悔で食欲も無くあまり眠れない日々を送っています。

大事になる前に本人のFacebookがある様なので、そちらから謝罪のメッセージを送るべきでしょうか？
職場もたまたま特定されてるので、直接謝罪しに行ったほうが良いでしょうか？それはさすがにご迷惑ですよね…

長文申し訳ありません。
どうかご意見ご教示頂ければと存じます。
よろしくお願い致します。

石丸 樹久 弁護士 · Accepted Answer

ご相談内容を踏まえますと，発信者情報開示請求によって，ご相談者様が特定される可能性はありますが，刑事事件になる可能性は低く，また何かしらの賠償をする必要があるかという点も，争えることが多いようにお見受けします。
そのため，相手方から実際に何かしらの連絡が届いてから対応することでも良いかと思いますので，謝罪のメッセージを送るべきとまではいえませんが，精神的に辛いということでしたら，謝罪のメッセージを送ることに問題はありません。
なお，職場に直接謝罪しに行くことは控えたほうがいいと思います。