遺産相続についての対策
先日施設に入居していた父が亡くなりました。残された家族は母(70代)、私(長女40代)、弟(長男40代)です。 弟は職には就いているものの未婚で今まで一度も家を出ることなく実家暮らしです。私は10年以上前に結婚してから実家を出ています(途中独身に戻りましたが、弟と母に実家に戻ることは拒絶され、親からの金銭的援助なく4年間一人暮らしをしています)。 父が6年ほど前から施設に入居していて、母自身も高齢になって気が弱くなったのか、いつの間にか一緒に住んでいる弟の言いなりなってしまいました。 父の葬儀では、一度皆で葬儀の内容について話して決めたことも変更されていて、葬儀当日になって驚くことがあり、母に聞くとそのほうがいいと弟が言ったので変えたと。これからまだ49日の法要、父の遺産についても話していくことになると思いますが、今回の葬儀での家族間のやりとりで、母の弟への依存度と弟の私の意見への拒絶に不安になりました。 これまで弟が母から金銭面で援助を受けている(家にお金を一切入れていない時期もあり、入れるようになっても少額、母が新車を弟に購入)ことに対して弟には何も言わずにきましたが、父の遺産を母が相続しても間接的に弟が使い込むことになるのだろうと心配です。 今までもこれからも弟が家にあまりお金を入れないことで、結果的に母から金銭的援助を受け続けていることになり、母が亡くなって遺産相続の話になった時に、残った遺産を半分ずつというのは不公平だと感じています。 今できる対策があれば教えていただけないでしょうか。 宜しくお願いいたします。
弁護士からの回答タイムライン
- 父親に関しては、あなたの相続分は4分の1、遺産分割の話し合いの折に、母親の 財産をできるだけ把握するように努めておいたほうがいいでしょう。口座など。 母親は、弟に生前贈与をするでしょうから、母親にもしものことがあれば、あなた は弟の特別受益として遺留分を行使することがあるかもしれませんから。 死亡後に遺産を探すのは、意外に大変ですからね。
この投稿は、2020年5月13日時点の情報です。
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