目薬盗難後の取り調べ、他の過去の行為も問われる可能性は?
私は数日前、薬局で目薬を盗んでしまい捕まりました。その件は微細処分として、お店に謝罪とお金を払って、交番で親に説明を聞いてもらい、印を押して帰宅となりました。ですが翌日にその件について取り調べをしたいので目薬を持って、出来れば親と来て欲しいと電話で言われました。私は今回の件より前に何度か化粧品のテスターを取ったり、ネイルチップを何枚勝とってしまったりなどをしてしまいました。これは目薬の取り調べですか?それとも別の件での取り調べだとおもいますか?
推測の回答となって恐縮ですが、どちらの可能性もあり得ると思われます。
ご不安でしたら、警察署への出頭前に最寄りの法律事務所での相談を検討ください。
呼び出しの中心は、目薬の件だと考えるのが自然です。目薬を持ってくるよう言われているのは、その件の書類を作るためと考えられるからです。
微罪処分で終わる場合でも、警察はその事件を月ごとにまとめて検察官に報告する仕組みになっており、そのための書類として、本人から改めて事情を聴いて調書を作り、品物の写真を撮るといった手続が後日行われることがあります。既存の回答に補足すると、ここで一つ確認したいのは年齢です。親御さんと一緒に来るよう言われている点からすると、20歳未満の可能性もあるかと思います。20歳未満の場合は、警察限りで終える微罪処分の対象にはならず、事件は家庭裁判所に送られます。ただ、軽い事件については、簡単な書類だけを送る「簡易送致」という扱いもあります。
取調べでは、「これまでにも同じようなことをしたことがあるか」と聞かれることがあります。聞かれたときに嘘をつくのは避けてください。後で分かったときに、反省していないと受け取られるおそれがあります。お店からの被害の申告がない過去の件は、話したからといって直ちに別の事件として処理されるとは限りません。
お店への謝罪と支払いをすでに済ませていることは、処分を考えるうえで有利な事情として扱われます。当日も、その経緯と、今後同じことをしないために何を変えるつもりかを、自分の言葉で話せるようにしておくとよいと思います。親御さんにも、今回の経緯と過去のことをどう話すか、事前に共有しておくと当日落ち着いて臨めます。
気持ちの整理がつかないまま行くのが不安なら、出頭前に弁護士に相談して、話す内容と見通しを確認しておくこともできます。