業者の不注意で怪我、そして示談に不満
引越し業者の不注意で、エレベーターホールの壁に寄りかかっている大きな家具が倒れて、私に当たりました。タンスのようなもので、角が背中に直撃して、10cmほど裂け傷と足に打撲を負い、三週間、仕事中に離席して計3回通院しましな。背中は二週間ほど濡らすことができず、かなり苦痛でした。傷を守るテープも二週間ほど剥がせず、皮膚も荒れまして痒みを我慢しました。今立て替えている医療費と別で24000円の慰謝料を提示されましたら。個人としては納得できません。金額だけではなく、交通事故ではない、医療費2万5千ほどとの口調でした。このような事例、いくらの提示が合理、そして今すべきこと、ご意見頂けましたら幸いです。
引越し業者の不注意によって負傷されたとのことですので、業者側に過失が認められる場合には、治療費や通院交通費のほか、精神的・身体的苦痛に対する慰謝料を請求できると考えられます。
慰謝料については、交通事故ではない場合でも、交通事故の裁判実務における算定基準を参考にすることがあります。
今回、通院期間が約3週間、実通院が3回という点からすると、高額な慰謝料が認められるとは限りませんが、背中に約10cmの裂傷を負い、2週間にわたって入浴等の日常生活に制約があったことも考慮すると、提示された2万4,000円については増額交渉の余地があると考えます。具体的には、傷害の程度や診断書の内容によりますが、数十万円程度の慰謝料を請求することも検討できます。ただし、実際にその金額が認められるかは別途検討が必要です。
また、通院によって給与の減額等が生じている場合には、休業損害も請求対象となります。背中の傷跡が残る場合には、その状態についても確認が必要です。
現時点では示談に応じず、診断書、傷の写真、通院記録、相手方とのやり取りなどを保存した上で、相手方に慰謝料の算定根拠を確認されることをお勧めします。