マッチングアプリでの詐欺被害、匿名での法律相談は可能か
マッチングアプリで会った相手に、「送金が確認できない」と言い訳をされ、その場で何度もPayPay送金を迫られて総額10万円以上を騙し取られました。性的サービスが絡む内容のため、家族や職場には絶対に知られたくありません。また、相手にも自分の本名を一切明かしたくないです。このような状況ですが、相談の段階では匿名(または偽名)で対応して頂けるのでしょうか。また、本名を隠したまま返金交渉できる可能性があるか、プロの見解を教えていただきたいです。
個別事案に依存しない一般論としての回答であれば匿名での相談に応じる法律事務所はあると思いますが、受任の可能性も視野に入れた形で法律相談を実施する場合は、利益相反の確認や委任契約締結等の必要から、依頼者の本人確認が行われると考えた方がよいでしょう。弁護士へ依頼する場合、その弁護士は依頼者の味方ですから、相手に氏名を明かさないこととは場面が異なります。味方にすら氏名を明かしたくないという依頼を受ける弁護士はいないと思って下さい。
相手方に対して依頼者の氏名を明かさない形で交渉することは、事案によってはあります。ただ、弁護士によってはそのような依頼を断る人はいます。