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なかの けんと
中野 健登弁護士
TEN法律事務所
本郷三丁目駅
東京都文京区本郷4-2-2 北信ビル3階
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インタビュー | 中野 健登弁護士 TEN法律事務所

知識を深め本質的なサポートを。経営者の想いに寄り添い、共に歩むパートナーでありたい

四大法律事務所でのキャリアを経て、現在はTEN法律事務所に所属する中野健登(なかのけんと)弁護士。
企業法務を軸に、ネット誹謗中傷や刑事事件、相続など幅広い案件に携わる一方、法律予備校の講師としても活躍中です。
仕事でもプライベートでも人と関わることが好きと話す姿からは、親しみやすさが溢れています。

趣味は将棋やバスケ、登山、読書、バンド活動と多彩。
友人からは、いつ寝ているのかと驚かれるほどだそうです。

答えのない問題に向き合う。
大学時代の教授の一言で弁護士を目指した中野弁護士の、歩みや信念に迫ります。

01 弁護士を目指したきっかけ

「答えのない問題」を追求。人と社会の難題に向き合う弁護士に

――先生が弁護士を目指したのは、大学のある授業がきっかけだったとか?

入学したばかりの頃に受けた、交渉学や経済法などを専門とする田村次朗先生の授業です。
その授業で取り上げられたのが、当時最高裁の判例が出たばかりだったJR東海事件でした。


――認知症の方が線路に立ち入り、亡くなった事件ですね。

JR東海側は莫大な損害を被りましたが、亡くなった方の配偶者や親族に対して損害賠償を請求できるのかが争われていました。
非常に難しい問題ですが、田村先生はこうおっしゃったんです。
「この問題には決まった答えがない。皆さんがこれから学ぶ法律は、答えのない問題に対して人々を説得できるような説明をして解決する学問なんだ」と。


――答えのない問題ですか。

受験勉強では必ずひとつの正解がありましたが、これからの勉強は違うんだと衝撃を受けました。
それと同時に、知識と言葉を尽くして答えのない問題から抜け出すプロセスにも、面白さも感じたのです。
まさに私の運命を大きく変えた授業でした。


――では、現在先生が感じている弁護士のやりがいは?

法律は非常に身近なものですが、法律の専門家でなければ気づけない落とし穴もあります。
リスクを未然に防ぎ、的確なアドバイスができるのは弁護士ならではです。

ただ弁護士の仕事は、単なる法律アドバイスだけではありません。
どうすれば依頼者さまが前向きな人生を歩めるのか。
杓子定規ではなく依頼者さまの立場に立ち、より人生に深く踏み込んだ提案も心がけています。

02 キャリアと実績

企業法務最前線での経験を力に。最高水準のクオリティを届ける

――キャリアのスタートは、大手法律事務所です。

まずは四大法律事務所のひとつ、アンダーソン・毛利・友常法律事務所に入所しました。
業務の中心は企業法務で、紛争案件をはじめ、M&Aに伴う法務デューデリジェンスや契約書レビュー、新株発行の手続きなど、幅広い業務を経験しています。

ここで徹底的に叩き込まれたのが、クオリティの追求です。
依頼者さまの大半が上場企業という緊張感のある環境で、複雑な案件でも最高水準のサービスを提供する力を身に付けました。


――その後、TEN法律事務所へ?

大手法律事務所のブランドに頼るのではなく、今度は自分自身の看板で、より主体的に依頼者さまと向き合いたいと思うようになったのです。
どう信頼関係を築き、どうすればこの人に依頼したいと思っていただけるのか。
自ら考えられる環境を求め、移籍を決めました。


――現在はどのような相談に対応を?

企業法務や顧問業務を軸に、インターネット誹謗中傷、刑事事件、不動産トラブル、相続問題などさまざまです。
企業法務では新規事業の法令適合性の調査や、SNS炎上を防ぐためのガイドライン策定にも携わっています。
最近はスタートアップやエンターテインメント業界の支援にも力を入れているところです。


――ちなみにネット誹謗中傷に関して、先生ならではの強みがあるとか。

前職では大手プロバイダーの代理人を務め、相談を含めると50件以上の事件に関わってきました。
その経験が、現在は誹謗中傷の被害者側を支援するうえで大きな強みになっています。
どんな書き込みなら削除されやすいのか、発信者の特定がどの程度見込めるのかも予測できますし、プロバイダー側がどんなロジックで開示を拒むのかもよく理解しています。
プロバイダー側のロジックを熟知したうえで被害者救済に回る弁護士は、業界でもほとんどいません。

悪質な口コミや風評被害、ネット炎上などのトラブルは、早期対応が重要です。
必要な手続きを無駄なく進め、一刻も早い被害回復を目指します。

03 強み

全ての悩みは自分事。相手を深く知る対話で真の寄り添いを

――先生とお話ししていると、良い意味で緊張感がすっかり消えてしまいます。

嬉しいです。
私はとにかく、色々なバックグラウンドを持った人と話すのが大好きなんですよ。
プライベートでもフラッと入ったお店で、隣の席の人といつの間にか仲良くなることもあります(笑)


――圧倒的なコミュニケーション力です。

依頼者さまはみな、年齢も職業も異なり、多様なバックグラウンドを持っています。
自分とは違うから分かり合えないと決めつけるのではなく、その方がどんな人生を歩み、何に悩んでいるのかを知ることが大切です。

人と話すのが好きだからこそ、深い会話を重ね、依頼者さまの悩みを自分事として受け止められるのは強みのひとつです。


――先生は法律予備校の講師もされていると伺いました。

はい。今年から始めた新しい挑戦で、伊藤塾の講師も務めています。
どう表現すれば受講生にすんなり意味が伝わるのかを模索しながら、授業を設計しています。


――日々の実務でもダイレクトに生きるご経験では?

まさにその通りで、講師の仕事を通じて、専門的なことを分かりやすく伝える力がさらに磨かれました。
法律用語は、依頼者さまにとって馴染みのない言葉ばかりです。
そんな専門用語をそのまま使うのではなく、「つまり、どういうことなのか」をできるだけシンプルにお伝えするようにしています。

どんなに素晴らしいアドバイスでも、依頼者さまに理解してもらえなければ意味がありません。
講師をしているからこその伝える力で、スッと頭に入る説明を心がけています。


――そして法律以外の分野も、積極的に学ばれているそうですね。

読書が大好きで、経営やマーケティング、投資、小説までジャンル問わず幅広く読んでいます。
様々な分野の知識を横断的にインプットしていると、視野が広がり、物事が立体的に見えるようになると実感することが多いです。


――立体的、ですか。

たとえば企業法務の場合、法律知識だけでは経営者の本当の悩みに寄り添えません。
経営者は従業員の生活を背負い、売上や資金繰りにも責任を持ち、常にひとりで戦っているんです。
そうした孤独やプレッシャーを理解するためにも、ビジネスの本質を学び、ひとりの相談相手として経営者の目線に立ちたいと考えています。

04 信念、展望

次の一歩に向けた助走を。信頼の輪を地道に広げ、頼られる存在に

――先生の信念とは?

取引先と揉めた、誹謗中傷コメントを書かれたなど、弁護士は後ろ向きな場面で必要とされることが殆どです。
マイナスをゼロに戻すのも弁護士の役目ですが、私はそれだけでなく、未来へ向けて前向きに踏み出す助走をつける存在でありたいと思っています。

金銭的な勝利だけが最善とも限りません。
お互いの感情面も含めて心から納得し、最後は握手で終わる。長い目で見たらそんな解決がベストなときもあります。
心からスッキリして、今後の人生をより豊かに生きられるサポートを続けていきたいです。


――今後の展望も教えてください。

困っているときに、真っ先に顔が浮かぶ弁護士を目指しています。
そしてこれまでご依頼いただいた方はもちろん、その周りの方にも紹介していただけたら本当に嬉しいですね。弁護士冥利に尽きます。
これからもひとりひとりに真摯に向き合い、信頼の輪を少しずつ広げていきたいです。

すぐに依頼を決める必要はありませんから、まずはお気軽にご相談ください。
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