離婚・男女問題の事例紹介 | 池上 遊弁護士 北九州第一法律事務所

取扱事例1

• 離婚すること自体

公正証書作成により早急に離婚が成立した事案

依頼者：４０代（女性）

【相談前】
別居中の夫と離婚したいが、どういう取り決めをしたらいいのかわからないということで弁護士に相談に来られました。

【相談後】
離婚自体については双方とも争いはありませんが、親権者や養育費の金額等について協議する必要がありました。早急に相手方と交渉し、離婚、親権者、養育費、面会交流、財産分与について公正証書にて定めて離婚が成立しました。

【弁護士のコメント】
離婚条件について相手と協議し、調停を申し立てるよりも早期に（約３ヶ月）離婚が成立することができました。

取扱事例2

• 異性関係(不貞等)

不貞慰謝料を請求する裁判を起こしたが、証人尋問に至る前に和解して早期解決が図れた事例

依頼者：３０代（男性）

【相談前】
相手方（女性）の不貞行為に対して慰謝料請求を希望していましたので、相手方の不貞行為の立証をこころみました。

【相談後】
相手方に対し慰謝料請求の裁判を提訴し、証人尋問を予定していましたが、相互に早期解決を希望し、相当額の解決金により和解した。

【弁護士のコメント】
通常、裁判であれば長期の時間がかかるものですが、本人尋問や証人尋問を経ることなく、話し合いにより早期の解決（約６ヶ月）を実現することができました。

取扱事例3

• 離婚すること自体

慰謝料請求を撤回してもらい、親権、養育費、財産分与、面会交流のルール作りをして離婚した事例

依頼者：２０代（女性）

【相談前】
相手方の夫から謂われなき不貞を疑われた依頼者が、慰謝料請求を排除し、親権と養育費を希望されていました。相手方の夫は、慰謝料、親権、面会交流を求めていました。

【相談後】
結果として、離婚したうえで、親権を得ることができ、養育費及び面会交流もルール作りができました。相手方からの慰謝料請求も撤回させることができました。

【弁護士のコメント】
子らが依頼者の元で暮らしている現状から、親権を依頼者側と認めさせ、相当額の養育費を支払うとともに、夫の求める面会交流を柔軟に認めたことで、比較的早期解決（約６ヶ月）につながりました。

取扱事例4

• 養育費

調停により決められた養育費の支払いが止まったので、給料差押により回収するとともに、支払の再開を実現した事例

依頼者：４０代（女性）

【相談前】
５年以上前に離婚調停が成立していたが、成立後、調書通りに支払われていた養育費が止まったので、調停強制執行により回収することとしました。

【相談後】
相手方（元夫）に対し債権差押命令申立をして、差押命令をえました。相手方の勤務先は差押え相当額を供託したため、供託金払渡請求をして回収しました。

【弁護士のコメント】
相手方は給料が差押えられたことにより養育費の任意支払を再開しました。相手方が退職するおそれがある場合には有効でありませんが、本件の場合には、未払分回収と任意支払再開の動機付けとして有効な手段となりました。