インタビュー | 田中 宏宜弁護士 弁護士法人稲葉セントラル法律事務所 盛岡オフィス

――弁護士を目指したきっかけを教えてください。

高校時代に「HERO」というドラマを見て、法律家に興味を持ちました。
そのドラマに影響を受けた私は、人の役に立てる仕事をしたいという思いや人生を左右しかねない状況にある方の助けになりたいという思いを抱くようになり、法曹になることを志しました。
そして、法曹の仕事の中でも、困っている人を助けられる弁護士の仕事を目指すことにしました。

また私は、高校時代に軟式野球部に所属しており、3年生の頃にはキャプテンを務めていました。
部員同士でコミュニケーションを大切にすることも心がけていました。
今考えると、弁護士の仕事に通じる部分があるかもしれません。


――先生は横浜高校の軟式野球部出身と伺っています。

軟式野球部だったので甲子園に行くということはありませんでしたが、3年間野球に打ち込んだ粘り強さと体力は、弁護士の仕事にも活きています。
交渉や裁判では、依頼者さまの願いを叶えるために、粘りの姿勢が大切だと思います。
そして弁護士という仕事自体も、体力勝負なところもあると思います。


――では、弁護士のやりがいはいかがでしょうか？

依頼者さまの不安を少しでも取り除けた瞬間は、やりがいを感じます。

トラブルなどの突然の出来事が生じてしまったなど、ご相談にいらっしゃる方々は、不安を抱えていると思います。
私は、トラブルを丁寧に紐解き、少しでも不安を取り除ければと、日々のご相談に向き合っています。
ご相談者さまから「安心した」「相談してよかった」というお言葉をいただけたら、非常に嬉しいことです。

――先生の注力分野を教えてください。

現在は、企業法務や、相続・離婚などの身近なトラブルを中心に対応しています。

企業が抱えるトラブルのひとつに、契約トラブルがあると思います。
きっと大丈夫だろうと思い込んで進めてしまうと、思いがけず不利な契約を結んでしまうかもしれません。


企業法務は、予防という点も大切だと考えています。
弊所では、最適な契約書の作成やリーガルチェックをさせていただきます。
また、債権回収や労働問題など幅広く対応いたします。
岩手や、岩手近郊の企業の担当者さまは、ぜひご相談いただきたいです。


――相続や離婚の場合は、どのようなご相談が多いのでしょうか？

相続、離婚にまつわるトラブルは網羅的に対応しております。
相続は、相続人の数が多い複雑な相続や、疎遠の親族との交渉、各種調停手続きなど、どんなご相談でもお気軽にご相談ください。
また当事務所では、税理士、司法書士との連携体制も整っておりますので、相続における不動産の登記や、相続税に関する手続きなど
手続きをワンストップで対応できるのも、弊所の大きな強みだといえます。

離婚問題は、私のキャリアの中で最も多くご相談を受けてきた分野です。
親権や養育費、婚姻費用、財産分与など、離婚に際してさまざまな条件を決めなければならないのに、配偶者と話すのが苦痛だという方もいるでしょう。
私はこれまでに、離婚における任意交渉や調停の経験も多数ありますので、ぜひご相談ください。

――先生の信念とは？

依頼者さまの不安を和らげ、依頼者さまの利益を最優先した解決をするということです。

法律は非常に複雑で、難解なものです。
そんな法律が絡むトラブルに巻き込まれてしまった依頼者さまは、不安だと思います。
そのため、私は依頼者さまに寄り添い、真摯にお話を聞くことや丁寧な説明を心がけています。


ひとつひとつのお悩みに真摯に向き合い、依頼者さまに誠実に対応したいと思っております。

――今後の展望を教えてください。

依頼者さまのあらゆるお悩みに対応できる、弁護士でありたいです。


そのためにも、幅広いご相談に対応し、どんな悩みにも対応できる弁護士を目指していきたいです。
全ての依頼者さまに安定的なリーガルサービスを提供できる弁護士でありたいです。

そして、過去にご相談にいらした方が再びトラブルに見舞われたとき、「もう一回相談してみようかな」と私の顔を思い浮かべてくださったら、とても嬉しく思います。


――最後に、メッセージをお願いします。

法律事務所に敷居の高さを感じていらっしゃる方も多いと思います。

依頼者さまが抱える不安なお気持ちなどをお伺いし、丁寧な説明を心がけてまいります。
お気軽にご相談ください。