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いましろ なおと
𫝆城 直人弁護士
弁護士法人エース
銀座駅
東京都中央区銀座6-3-9 銀座高松ビル9階
対応体制
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インタビュー | 𫝆城 直人弁護士 弁護士法人エース

飲食店スタッフの未払い残業代、約400万円を交渉で獲得。不当解雇や退職勧奨に強く、スピード解決へ

東京・銀座を中心に関東近郊に5つの事務所を持つ弁護士法人エース。
若手のホープとして活躍しているのが、𫝆城 直人(いましろ なおと)弁護士です。
重点的に扱っているのは、残業代請求や不当解雇などの労働問題。
過去には、飲食店スタッフの代理人として約400万円の未払い残業代を交渉で獲得したことも。
交通事故などのほか、中小やベンチャー企業の顧問も積極的に引き受けています。
どんな思いで依頼者と向き合っているのでしょうか。

01 原点とキャリア

司法修習で目の当たりにした職人の矜持。「挑戦」を掲げ現事務所へ

ーーまず、弁護士を志した経緯を教えてください。

法学部で勉強していた大学時代に、弁護士や検察官の仕事に興味を抱くようになりました。
そこから弁護士に振り切ったのは、司法修習という研修中での出来事がきっかけでした。

指導していただいた弁護士の先生方が、誇りを持って仕事をする姿に胸を打たれたんです。
法律を扱う職人やプロフェッショナルとしての矜持、必死で依頼者さまの思いを実現しようとする姿。
それらを目の当たりにし、私も同じ道をたどろうと決めました。



ーー学生時代、勉強以外ではどんな風に過ごしていたんですか?



宝塚歌劇団の舞台をよく観に行っていましたね。
休日の朝、電車で何時間もかけて劇場に足を運び、当日券を買うために長蛇の列に並んでいました。

きっかけは高校生の頃、弟が宝塚出身の女優・天海祐希さんの出演作をテレビで観ていたこと。
それ以来、あのきらびやかな世界観に魅了されたんです。
なかでも好きな女優は、月城かなとさんです。
最近まで月組のトップスターだった人で、独特な声が心地いいんですよね。


ーー弁護士登録後、最初に入ったのが現事務所のようですね。


決め手は、所内に漂う和やかな雰囲気でした。
就活の最中に食事会に参加する機会があり、弁護士やスタッフ間の距離感が近く、風通しのよさを感じたんです。

扱う事件も個人、法人を問わず幅広く、また何事にもチャレンジすることを重んじる風土もあって。
ここでならのびのびといろんな挑戦ができ、成長できると確信しました。

02 注力分野と強み①

未払い残業代約400万円を交渉で回収。「手当」との関連性を否定

ーー先生は普段、どんな事件を扱っているんですか?

今、重点的に扱っているのが労働問題です。
労働者の方々から、残業代請求や不当解雇、退職代行、労災事故などのご相談をよくお受けしています。

なかでも多いのが、残業代請求や不当解雇です。
対策が手薄になりがちな中小企業、日本の慣習を熟知していない外資系企業。
とくにそういった会社で働いている方々から、たくさんのSOSが届いています。
業種・業界は多岐にわたりますが、残業代ではトラック運転手など運送業でのトラブルが目立ちます。

ーー残業代のトラブルは絶えないんですね。

企業は未払い残業代を発生させないために、いろんな手口を使いますからね。
よくあるケースのひとつが、「●●手当」という名目で「残業代として支給している」と主張してくるパターンです。

以前、飲食店に勤める方からご相談いただいたときもまさにそうでした。
お店の営業時間外も片付け作業などに終われ、毎日のように続く長時間労働。
それに対する「正当な支払いがない」と会社に訴えても、「それは手当で対処しているから問題ない」と一蹴されたそうなんです。


ーーそれに対して、何か打ち手はあるんですか?

手当があったとしても、重要なのはそれが残業の対価として支払われているかどうかです。
そのケースでは、給料の増加に伴って手当が増額されていないことなどに着目。
一つひとつ細かい事情を拾い集め、対価性はないとする書面を会社に突きつけました。

すると、会社はすんなり主張を引っ込めたんです。
訴訟でも有力な証拠として使えるよう、念入りに調べて作成した分厚い書面。
それが功を奏したんだと思います。
金額も、私たちの要求に限りなく近い400万円ほどを支払ってもらうかたちで合意しました。


ーー400万円ですか。依頼者にとっては大きかったでしょうね。

もし裁判になれば、依頼者さまから追加の弁護士費用をいただかなければなりません。
その手前の交渉段階でまとめられたのも大きかったですね。

残業代の争いは解決まで1年以上かかることも珍しくありませんが、このときは4〜5ヶ月程度で決着をつけられました。
依頼者さまにはとても喜んでいただけました。

03 注力分野と強み②

有利な条件を引き出し、円満退職。中小、ベンチャー企業の顧問も

ーー解雇まわりのトラブルについても、ぜひ注意点などを教えてください。

不当解雇とともにトラブルになりがちな問題に、退職勧奨というものもあります。

会社から解雇するとまで断言されたわけではなく、「辞めてくれないか」などと退職を勧められることです。
これに応じた場合は原則として会社都合退職となり、合意退職が成立した場合には、解雇よりも事後的に問題が生じるリスクが少ないことから、会社は様々な手を用いて合意退職を成立させようとしてきます。


ーー退職勧奨された場合、どう対応すればいいでしょうか?

あくまで勧奨ですから、働き続けたい場合は断れます。
ただ、会社にいづらく辞めてもいいと考えるなら、有利な条件を引き出したうえで応じる手もあるでしょう。

実際、過去には会社側と交渉に臨み、依頼者さまのご希望に近い退職条件を引き出せたこともありました。
次の転職先が決まるまで籍を置くこと、その期間の給料を支払うこと。
その両方の条件を交渉で勝ち取ったんです。

解雇や退職勧奨については、会社側とあまり不用意なやりとりをせず、すぐに弁護士に相談するのが安全です。


ーーそれはなぜですか?

合意退職する旨の書面にうっかりサインしてしまったり、退職の申し入れに当たるような発言をメールやLINEに残されたりすると、その後解雇取り消しなどを争っても裁判所がなかなか認めてくれない可能性があるからです。

会社には「持ち帰って対応します」とだけ告げ、あとは私にご相談いただければ取るべき対応をじっくり考え、アドバイスさせていただきます。


ーー労働問題のほかに、力を入れている分野や事件もお聞きします。

交通事故、不倫慰謝料や離婚、相続、債務整理、不動産、刑事事件など、どなたにも起こりえる日常的なトラブル全般を扱っています。

また、中小やベンチャー企業の法務も注力テーマのひとつです。
おそらく、法務部や顧問弁護士のいない企業も少なくないのではないでしょうか。
ただ、万が一の事態に陥ると、致命的なダメージを負いかねません。


ーー予防の観点からも、顧問契約を結んでおくのが望ましいと。

トラブルは、未然に防ぐのが理想です。
法的リスクを極力減らすには、顧問契約を結んでおくのが一番だと思います。
かかりつけ医や保険契約と同じような感覚で、私たちをうまく頼っていただけるとうれしいですよね。
自社で法務スタッフを雇うよりも、割安で済むはずですし。

それに、私の場合はとくに労務に詳しい点も強みです。
労働者側で多くのトラブルを解決してきたため、残業代や解雇、ハラスメントなど労務管理の制度設計や紛争解決のお役に立てるはずです。

04 弁護士としての信念

気持ちを受け止め、全力を尽くす。プロとしての使命と、依頼者への思い
ーー相談時など、依頼者とは普段どう接していますか?

肩肘はらずフランクに接し、依頼者さまがリラックスしてお話できるようにすることを心がけています。
弁護士に相談するのは、とても勇気のいることだと思います。
一人ひとりの不安や悩みに思いを馳せながら、じっくり寄り添うようにしていますね。

私の方からは、想定される選択肢とともに、そのリスクについても事前に十分説明させていただいています。
重要な局面で、心の底から納得のいく判断をしていただきたいからです。
あとで「こんなはずではなかった」と後悔しても、取り返しがつきませんからね。


ーー説明にもたっぷり時間をかけているんですね。

ただ、単にリスクを伝えるだけではいけません。
それでもし結果が伴わなかったときに、責任を依頼者さまに転嫁する言い訳になりかねないからです。
それはあまりにも無責任ではないでしょうか。

依頼者さまが、なぜその選択をしたのか。
背景や気持ちもしっかり受け止め、その選択が最善の結果につながるよう、どんなときも全力を尽くす。
それが、法律を扱うプロの使命でしょう。
私の働きぶりが、その後の一人ひとりの人生を大きく左右します。
そのことを肝に銘じ、これからも目の前にいる依頼者さまのために結果を出していきたいですね。
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