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ふない かつや
船井 克矢弁護士
船井法律事務所
渋谷駅
東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39階
対応体制
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インタビュー | 船井 克矢弁護士 船井法律事務所

クライアントとともに、新しい未来を創造する。ベンチャー企業法務・中小企業法務に強い代表弁護士の信念

大型再開発で変貌を遂げている東京・渋谷。
その象徴ともいえる高層ビルである渋谷スクランブルスクエア39階にある船井法律事務所。数多の企業が入るオフィスビルの共有ラウンジの大きな窓からは、東京タワーやスカイツリーを始め、東京の街を一望することができる。

「悩みを抱えて暗い気持ちで来所される相談者の方に、少しでも明るく前向きな気持ちになって帰っていただきたい。また船井法律事務所のオフィスに行きたいと思ってもらいたい。」という思いで、この場所を選んだとのこと。

代表を務める船井 克矢(ふない かつや)弁護士は、長く企業法務に携わり、とくにITベンチャーやスポーツ・エンタメ法務を得意としている。
さらに、顧問先の経営者らをはじめ、離婚や相続などの個人が依頼者となる案件も数多く解決へ導いてきた。
多くのクライアントから信頼される理由は、どこにあるのか。

01 これまでのキャリア

エンタメ・スポーツ分野のブティック系法律事務所等を経て独立。ベンチャー企業法務、エンタメ・IT法務を軸に

ーー現事務所を開設するまでのキャリアの歩みを教えてください。

弁護士登録後、まずは、自らの専門性を見極める前に、法務全般を幅広く取り組みたいという思いで、大手金融機関などの大企業から中小企業まで、多種多様な顧問先を抱える法律所にて、日常的な法律相談への対応、就業規則や契約書のチェック、株主総会対応に訴訟対応と、企業が直面する問題に向き合ってきました。
加えて、経営者の方を中心に、個人の方々から離婚、相続や交通事故など一般民事のご相談も数多くお受けしてきました。

ーー企業から個人案件まで幅広く経験されたのですね。

そうやって対応領域を増やす一方で、依頼者の方から、「どうしてもこの弁護士にお願いしたい。」と思っていただくためには、やはり専門性を磨く必要性があると感じるようになりました。
そこで注目したのが、ベンチャー企業法務やエンタメ・IT法務でした。

ーー何故ベンチャー企業法務やエンタメ・IT法務だったのでしょうか。

大きなきっかけのひとつは、弁護士登録後まもなく、ITベンチャー企業の顧問を任せていただいたことでした。

ーーそのときに何があったのですか。

縁あって顧問を任せていただいたのは、eスポーツの大会運営システムを含むITシステム開発を請け負う企業です。
まだ設立間もないにもかかわらず、大会に関する独自のシステム開発技術、運営ノウハウを武器にメジャーなタイトルのゲームの大会を主催するなど、驚くべきスピードで成長していきました。

自分が設立時から顧問を任せていただいていた企業が成長していったこと、そして微力ながらお力添えができたこと。
それが本当に嬉しく、仕事にやりがいを感じました。

と同時に、企業の成長スピードに比べて、自分が弁護士として成長できているのか、という点に危機感を抱きました。

他の弁護士ではない、自分に依頼してくださることの意味を見出したい。なにより、自分を頼ってくださる企業の役にもっと立ちたい。
その思いで、ベンチャー企業法務やエンタメ・IT法務の専門性を磨くべく、エンタメ・スポーツ分野のブティック系法律事務所に移籍しました。

そこでは、有名芸能人のマネジメント会社、地下アイドルが所属する芸能事務所、スポーツチームやIT企業の日常的な法律相談からトラブルの際の訴訟対応、M&Aのためのデューデリデンスなど、専門性を磨くうえでこのうえないほど良い経験を積ませていただきました。
その後、よりダイレクトに自分を頼っていただけるクライアントをサポートしたいと考え、独立して現事務所を開業し、現在に至ります。

02 注力分野と強み①

eスポーツに関わるITシステム開発会社の成長を後押し。利益を上げる顧問業務

ーーその流れで現在も、ベンチャー企業法務やエンタメ・IT法務を軸に据えているのですか。

はい、事務所を渋谷に構えたのもそのためです。
渋谷駅周辺は近年、再開発が進み、勢いのあるベンチャー企業が集積しています。
この場所から世界に向けて、一緒に、新しい未来を切り拓いていきたいと考えています。

――企業法務でやりがいを感じられる瞬間というのはどういうときでしょう。

クライアントの成長や利益に貢献でき、喜んでいただけることが、企業法務の醍醐味だと感じています。

企業のみなさんからすると、弁護士は法令遵守の観点から、事業にストップをかけるイメージがあるかもしれません。
でも、決してそれだけが弁護士の役割ではありません。
法的に歯止めをかけるだけでなく、どうすればそのハードルをクリアし、うまく事業を軌道に乗せられるか。
私はそこまで踏み込んだアドバイスができるよう意識しています。

ーー顧問先の成長に寄与した事例には、たとえばどんなものがあるのでしょうか。

システム開発のベンダー企業側に立ってユーザーである大企業と交渉し、ベンダー企業に有利なかたちで契約を締結できた事案がありました。

契約交渉の相手方が大企業の場合、パワーバランスの関係から、どうしても相手の要求に異を唱えづらく、知的財産権を引き渡してしまうようなケースが多々あります。
ただ、本件では、交渉の席で、ベンダー企業の技術の独自性や、対価との整合性を唱え、知的財産権をベンダー企業側に帰属させる契約条項を盛り込むことができました。
結果的に、そのベンダー企業は、そのシステムやサービスを他社にも横展開できるようになり、事業は拡大し、企業として驚くべきスピードで成長を遂げました。

顧問先の業界は、ITやスポーツ・エンタメ業界に限りません。
広くベンチャー企業や中小企業のお手伝いをさせていただいています。

お話した契約関係のほか、会社設立時の就業規則、雇用契約書などの整備、事業の適法性の調査、M&Aのデューデリデンス、労働問題や誹謗中傷などのトラブル対応など幅広くカバーしています。

顧問弁護士という形で関与させていただくことが多いのですが、
「契約書のチェックや法的問題に悩んでいた時間を、本来の営業活動に回すことができる」
「新規事業、新規取引を行うときに、生じうるリーガルリスクと回避方法を相談できるので、新規事業、新規取引に、失敗を恐れることなく挑戦することができる」
「ブレインを獲得し、リーガルリスクの少ない事業方針を相談することができる」
といった点でご好評をいただいています。
法的側面から、企業の成長を力強くサポートしたいと考えています。

03 注力分野と強み②

依頼者との間に壁を作らず、ときには家族や友人のように依頼者の悩みに向き合う

ーー個人の方が依頼者となる案件は、どのようなことを考えて取り組まれていますか。

ベンチャー企業法務やスポーツ・エンタメ・IT企業法務を業務の中核としながら、一般民事案件にも力を入れています。
企業法務をやっていると、顧問先の経営者や役員の方々からプライベートなご相談をお受けすることがよくあります。
離婚、相続や不動産トラブルなどのご相談が多いですね。
そのほか、長く企業法務に携わっていたので、労働問題にも強みがあります。
残業代や不当解雇、ハラスメントなど、企業側の事情がよくわかるので、そこを踏まえて交渉や裁判を有利な展開に持ち込むことができると考えています。
あとは、過去に交通事故の被害者側代理人として、後遺障害等級認定を受け、保険会社との交渉の末、数千万円にも上る損害賠償金を獲得したこともありました。

個人の方にとって、弁護士に関わることは一生に一度あるかないかという経験だと思います。できれば弁護士に関わらない人生の方がいいのかもしれません。
人生の岐路において、明るい未来のために、新しいスタートを切れるようサポートしたいいと考えています。

ーー相談対応などで、企業法務との違いを感じることはありますか。

依頼者さまがご自身の悩みを言語化できていないケースが多いかもしれません。
人生で経験したことのない、深刻なトラブルに見舞われているわけですから、それは無理もありません。

その悩みに寄り添い、事件の本質に迫り、解決の道筋をつける。
それが弁護士の役割と考えています。
そのために、依頼者さまがなんでもオープンに話せる雰囲気を作りたいと考えています。
普段、スーツなどの畏まった格好ではなく、あえてカジュアルな服装をしているのもそのためです。
依頼者さまとの間に壁を作らず、依頼者さまの悩みを私の家族や長年の友人の悩みと同じように考えて、親身に寄り添い、解決に導きたいと思います。

04 依頼者への思い

企業には成長を、個人には新しい人生を。胸に秘めた静かな情熱

ーー終始冷静な佇まいと、穏やかな語り口が印象的ですが、胸の内には熱いものを秘めていらっしゃるように感じました。

私を頼っていただいた企業のみなさんには、私が法務の面からサポートすることで、安心して事業を拡大し、企業として成長していただけるように。
個人の方々には、トラブルを解決して新しい人生を歩み出していただけるように。
そんな風に依頼者さまに最良の結果をご提供するために、これからも一つひとつの事件に全力で取り組んでいきます。

どんな些細なお悩みでも、遠慮なくご相談いただければ有難いです。
一緒に苦難を乗り越え、新しい未来を切り拓く。
そんな心強いパートナーとして、みなさまのお力になれればと思います。
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